1993/7
オーランドWDWツアー
7/4 合衆国独立記念日、エプコットセンター
7月4日。前日の現地係員は何も言わなかったがアメリカにとっては特別な日である。時差ボケで朝5時には目が覚める。サマータイムの関係で5時の屋外はまだ夜が明けきったばかりで日差しも弱い。部屋のベランダのいすに腰掛けて1時間ほどのんびり過ごした後、昨晩スーパーで買い込んだ主に甘い物で朝食を。
朝8時半過ぎ、ホテル前から運行されているオフィシャルホテル7軒からなるホテルビレッジが共同で運行している無料シャトルバスでエプコットセンターへと向かう。宿泊期間中有効のバスの無料パスとやらを貰ったが、ドライバーに見せることは全く無く、このチケットを持っていようが持ってなかろうが関係ないといった感じだった。
入場ゲートのチケット売場で4DAYPassを購入する。これで3大パークとディズニーワールド内のディズニー運営の交通機関は無料となる。早速入場すると、アメリカの国旗をかたどったバッチを配っていた。今日は合衆国独立記念日でアメリカにとっては特別な日なのである。自分たちもすかさず入口でそのそのバッチを貰う。またバッチは、エプコットセンター内で購入した帽子の横に取り付けた。
各アトラクションが開場する前に入場したので、スペースシップアースと言うここの象徴的な建物の前で10分ほど待たされるが、宇宙服を着たグーフィーが現れ、来場者達と写真撮影をして場を和ませている。
とにかくパークは混み合っている。朝一番に並んだアトラクションであるユニバースオブエナジーは良かったが、この後のアトラクションは最低でも30分は待たされる事になる。行列が長くなってしまったアトラクションは屋外まで行列をなす事もあり、日差しの強い日中にはとても辛い。その点、ワンダーオブライフにある各アトラクションは、どんなに並んでも列が屋外に出ることは無いので助かった。
フューチャーワールドのホライゾンを含めた3つのアトラクションを回るのがやっとで、それだけで昼近くになってしまった。
この後は、混んでいるアトラクションを見つけると後回しとして、ワールドショーケースへと足をすすめる。本当なら隣接しているアトラクションやブースを順序よく見て行くのが効率的というものだが、この暑さでとりあえず涼しめそうなものから回って行く。このワールドショーケースでは、一種の万国博覧会の各国の紹介したブースのような感じでアメリカ館を中心に、イギリス、日本、ドイツ、モロッコ、ノルウェー、中国、メキシコ館などがある。
昼食はフランス館のフランス料理を。スペースシップアース下のテレビ電話で、各レストランの予約が出来るのだが、英会話に自信がなかったので駄目もとで直接レストランへ行くと、予約無しでも運良く入店できたのである。
食後もアトラクションを1つずつ見て回る。午後になって、ますますパークは混雑をしてきたようで、最長で1時間待ちというものまで出始めている。蒸し暑さには慣れっ子の日本人でも炎天下での行列は辛いものがある。体内から水分がどんどん吸い取られるので、コーラなど飲み物は欠かせない。本当は冷たい烏龍茶などがいいところだが、甘い炭酸系飲料かエビアンしか売られていないのも辛い。
19時過ぎになって、主要のアトラクションとブースの殆どを見終える。だが23時過ぎからは、花火とレーザー光線を使ったイルミネーションショーが行われる。それまでに時間があるので、夕食と食べにドルフィンホテルへと向かうことに。ところが出口を間違え、MGMスタジオのバスへと行くことになってしまう。バスの中でマップをよく見ると、ドルフィンへは別のゲートであるインターナショナルゲートウェイからトラムを利用と書いてある。これで30分ほど時間をロスしてしまった。
エプコットセンターへと再び入場し、園内を15分ほど掛けて横断する形でインターナショナルゲートウェイのトラム乗り場へ。そこからトラムに乗り5分ほどでドルフィンホテルへと到着。ドルフィンホテルは直営ホテルで無く、ウエスティンが経営するオフィシャルホテルである。向かいに建つスワンホテルは、シェラトンが経営をしている。姉達からスワンの日本料理は行くなと言われていたので、迷わずドルフィン館内へと入っていく。
ドルフィンの1階にあるバッフェ形式のレストランへ。特にこれと言った物は無いのだが、味自体はまあまあである。チーズなども豊富に並んでいるが、日本人の口にはあわない物が多いので注意が必要である。またウェーターに日本製のビールをすすめられたので言われるがまま頼んだのだが、小瓶で$7もするので、アメリカ製のビールを呑む事をすすめる。
ホテルから外に出ると、花火があがり始める。これを見てホテルでのんびりとしているゲスト達も集まり、ドルフィンの池に面した庭は、花火を鑑賞する人達で賑わい始める。
自分たちは急いでトラムに乗り込み、エプコットセンターへと戻る。何とか花火がまともに見れる場所で見ることが出来たが、もの凄いゲストの数である。暑い日中を避けて、日が沈んでから戻ってきたと思われる家族連れなども沢山居る。
そしてこの特別な日のイルミネーションショーでは、アメリカ国歌も流される。アメリカ国歌に馴染み薄い自分たちでさえ、ちょっと変わった雰囲気を感じとる事が出来たのだから。
このショーが終了するとエプコットセンターは0時の閉園へ向けて、ゲスト達が一斉にゲートへと向かって大移動を開始する。この大混雑の中に自分たち2人も居る。小柄な相方は、大柄なアメリカ人の間をくぐり抜けて前進するが、比較的大柄な自分はなかなか前進出来ずに苦労をする。なぜそこまで急いでいたのかと言うと、このままマジックキングダムへ向かおうと考えていたからである。マジックキングダムとは、東京ディズニーランドや西海岸アナハイムのディズニーランドと同じ施設であるが、ここディズニーワールドではこの様な名称となっており、ディズニーワールドでもメインテーマパークとなっている。エプコットセンターの閉園は0時であるが、アメリカのサマーホリデーのこの時期、マジックキングダムは深夜2時まで開園している。今回の旅行では日程が短い為、マジックキングダムに1日割いている時間は無いし、東京ディズニーランドとダブっているアトラクションも多いことから、この様な強行スケジュールを実行することとなったのである。
何とかマジックキングダム方面に向かうモノレールに乗り込むことが出来た。乗車している他の乗客達には、まだまだ余裕が伺えるが、自分たちにはそれは無い。ギブアップ寸前の状態でモノレールに乗っている。そしてモノレールが動き出した途端にスコールが降り始める。それも大粒の雨で、今屋外にいる人達は大変な事になっているに違いない。
モノレールでTTCという場所まで行き、そこから再び別のモノレールに乗り換え、マジックキングダムに。この頃には、スコールは完全にあがっていた。またこのスコールを機にホテルへと帰ろうとする人達で、ショップの建ち並ぶメインストリートUSAはごった返す。
ここでの目的は、日本には無い木星への探検、海底二万マイルなどを乗りに行くことである。当然この時刻で、スコールの後であったので待ち時間は全く無いと言ってよい。そしてホーンテッドマンションとスペースマウンテンも時間があったので乗り込む。この他にも東京ディズニーランドとダブっているアトラクションが多い中、もの珍しさで次々とこなしていく。
こうやって時間は深夜1時30分を過ぎ、そろそろ帰らなければと思いつつ、メインストリートUSAでショッピングをしてしまい、とうとう閉園までいる事になってしまう。帰りのバスの事が心配になり、急いでフェリーに乗り込む。フェリーでTTCに行き、そこからトラベロッジホテルのあるホテルプラザビレッジ行きのバスへと乗り継ぐ。こうして超ハードで限界を超えてしまった1日が終わり、このツケは翌日にまわることに。
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