1997/9
  オーランドWDWツアー


9/15 フロリダモール、プレジャーアイランドほか
トラベロッジ(現ベストウェスティン・レイクブエナビスタ)
 オーランドの日の出は日本に比べると遅く、6時過ぎになってやっと辺りが白々としてくる。それというのも、アメリカではサマータイム制が導入されていて、この期間中は時間を1時間後ろにずらしている。この為に日の出は遅いのだが、日没の時間も遅くなるわけである。
 まだ辺りが完全に明るくならないうちに目が覚めてしまい、まだまだ時差ボケが完全に直っていないことを実感する。簡単に朝食を済ませて、ベランダへと出てまだ涼しいオーランドの朝を満喫する。この日は、前日までの疲労がたまっていたこともあったので、テーマパークへは行かない。その代わり、オーランド最大のショッピングセンターであるフロリダモールへとショッピングに出掛ける予定となっている。


フロリダモール
 テーマパークに出掛けるよりも1時間ほど遅い9時に部屋を出る。まずはフロントで、TCを現金化する。トラベロッジに限らず、殆どのホテルではTCの現金化をしてくれる筈。但し、1回で換金出来る額には限度がある場合もある。
 ベルボーイにタクシーを呼んで貰い、フロリダモールに。予想に反して、道路が空いていたので20分ほどで現地に到着してしまう。フロリダモールのデパートや各ショップは10時オープンが殆どで、開店まで20分ほど待つ羽目になる。

 ここフロリダモールは4つのデパートとホテル、そして200余りの専門店から成り立っているショッピングセンター。アメリカではごくごく当たり前に、ある程度の人口を抱える都市の郊外に存在している。WDWの観光客よりも地元の人々の方が圧倒的に多いのも特徴。
 デパートでは、SAKS FIFTH AVENUE、JcPenny、SEARSなどが店を構え、専門店ではFootLocker、GUESS、GAP、ディズニーストアなどがあり、全ての店舗を見て回ろうものなら、半日では到底済まない。WDW内では手に入れることが出来無い珍しい物やかわいい子供服などもあるので、時間的余裕がある人は訪れてみるのも良いかも知れない。

 昼食もフロリダモール内にあるフードコートでとることにする。ピザ、イタリアン、中華、タコスなど様々な料理を食べることが出来る。あくまでファーストフード的な場所なので、それなりの味わいで過剰な期待をしてはいけない。昼時になるとどこから集まってきたのだろうかと思ってしまうほど、多くの人達がフードコートで食事をとっていて空席を探すのにも一苦労する。

 食事を済ませてからも暫くウィンドウショッピングを楽しみ、フロリダモールを出発したのは14時過ぎ。食事の時間を入れても4時間はここに居たことになる。
 行きにここへ来る時にタクシーのドライバーにピックアップを頼んでおいた。10分ほど遅れたがちゃんと迎えに来てくれたので安心する。フロリダモールには大きな駐車場があって、自家用車で訪れる人が多い。一応タクシーストップもあるが、常に客待ちをしているわけではないのでかなり待たされることもあるかもしれない。そんな時はこのショッピングセンターと接続されているAdam'sMarkHOTELまで出向いてタクシーを呼んで貰う方が無難だろう。


ディスカバリー・アイランド
 ホテルに戻ると、まだ時間が早いこともあったのですぐに出掛けることになった。母親だけはホテル屋外にある小さなプールでのんびりすると言ったので、残りの3人でディスカバリー・アイランドを目指して出発する。
 トラベロッジからディスカバリー・アイランドまでの行き方は結構複雑で、まずマジック・キングダム行きのバスに乗車する。実際にバスが到着するのはTTCなので、ここからモノレールまたはフェリーを利用してマジック・キングダムへ。ここで再び小さなボートに乗り換えるとディスカバリー・アイランドに辿り着く。時間が3時過ぎと非常に中途半端だったので、バスもフェリーもガラ空き状態。現地に到着した時も、ここから帰る人たちで混雑していた。

 ディスカバリー・アイランドを簡単に説明するならば、自然野鳥公園と言う名がぴったりだろう。マジック・キングダムや直営ホテル群の中にある湖に浮かぶ小島で、白亜の砂浜もある鳥や植物の宝庫。非常に珍しい植物などが世界中から集められている。鳥類の他にサル、山猫、ワニ、カメなども飼育されている。
 ディスカバリー・アイランドの対岸には、ウォーターパークのリバー・カントリーがあり、総称でフォート・ウェルダネスと呼ばれている。このエリアは自然や動物とふれあえるのんびりした場所だ。

 自分たちがここに到着したのが16時で、閉園時間が17時。来る時間が余りにも遅すぎた為、全てのショーは終了しており、非常に閑散としていた。混雑していなかったので、逆にゆっくりと見て回ることが出来たとも言える。
 1時間もあれば、一周り出来てしまうディスカバリー・アイランドを後にして、再びボートに乗船してマジック・キングダム方面へと向かう。


グランド・フロリディアン
 マジック・キングダムまでボートで戻る。TCCからここまで、往路はフェリーを使ったので帰路はモノレールを利用することにする。
 モノレールがグランド・フロリディアンに到着しようとした時、自分はここにも寄ってみたいと思い、他の2人を連れてモノレールを降りる。
 グランド・フロリディアンと言えば、ハネムーナーにとっては最高とも言える、WDWを代表し、最高峰の直営ホテルである。過去にヨット・アンド・ビーチ・リゾートホテルを訪れたことがあり、ホテルの規模に驚かされたが、それ以上の大きさを誇るグランド・フロリディアンに驚かないわけがない。
 赤い屋根が特徴の19世紀のフロリダのホテルを再現した造りは一見の価値がある。ホテル内に足を運ぶと5階までの広い吹き抜けとピアノ演奏が時間の経過を忘れさせてくれる。残念ながら、ホテルの部屋を見ることは出来無かったが、ホテル内も豪華であることは間違いない。勿論、宿泊料金も一級ではあるが。

 ホテルの外に出て、更にこのホテルの規模の大きさを実感する。幾つかの別館に囲まれ、広大な庭と湖に面した白亜の砂浜。中にはチャペルもありに、ちょうど日本人のカップルが挙式を終えたところを見かけたりもした。自分たちの宿泊しているトラベロッジと比較をしてしまうのは酷ではあるが、はやりWDWで最高峰に位置するホテルだけあって、非難する箇所が全く見つからない。ちなみに宿泊料金の高いグランド・フロリディアンだけが直営ホテルでは無い。アパートメントスタイルをとったリーズナブルなオールスター・リゾートリゾートなどもあり、こちらの宿泊料金はトラベロッジと大差ない。

 グランド・フロリディアンを一通り見て回ると再びモノレールに乗車。TTC経由で一旦エプコットへと向かい、ここからホテル行きのバスに乗り継ぐ。直営ホテルを利用する場合でも、オフィシャルホテルの場合でも、交通手段のマップを予め入手しておくと非常に便利だろう。自分たちがこの時に出掛けたディスカバリー・アイランドへ行く際にも、オフィシャルホテルで運行されているバスのルートだけでは辿り着くことは出来無かっただろう。また直営ホテルからオフィシャルホテルまでバスを利用してクロスロード・ショッピングセンターに行くことなども可能だろう。


マーケット・プレイス
 ホテルには18時頃に戻り、約1時間ほど休息。そして夕食を兼ねて、プレジャー・アイランドへと出掛けることにする。今日はゆっくりと休息する予定だったが、結局殆ど休めず仕舞。ゆっくりする時間が無いほど、見る場所が多いのがWDWなのかも知れない。
 夜になるとプレジャー・アイランド行きのバスが運行され始める。日中でもマーケット・プレイス行きがあるが運行本数が少なく、トラベロッジから歩いて行っても15〜20分程度。
 バスは5分も乗車しないうちにマーケット・プレイスプレジャー・アイランドの兼用駐車場へと到着。オフィシャルホテルからのバスは両エリアから駐車場を挟んだ離れた場所に停車する。目印らしきものも無いので、帰路もバスを利用しようと考えている人は場所をしっかり覚えておく必要がある。

 折角バスに乗ってここまで来たのに、最初に向かったマーケット・プレイスの入口付近でカメラを部屋に忘れてきたことに気付く。各ショップでインスタントカメラを探すが、何故かフラッシュ付きが見つからない。仕方無く、両親を残して一旦ホテルへと戻ることに。運良く駐車場付近でタクシーを拾うことに成功し、これまた運良く英語が通じたので、ホテルに戻るとタクシーを待たせて再びマーケット・プレイスに戻ってくることが出来た。

 マーケット・プレイスは、買い物をする為にあるような場所。日中来ても混んでいるが、夜になってもかなり混雑しているのは、自分たちと同じようにこの後プレジャー・アイランドに向かおうとしている人たちが結構いるからかも知れない。
 ここではついつい余分な物を買ってしまう。もし各テーマパーク毎でオリジナルとしてで販売されているTシャツ、キャップなども、ここの最大のショップであるワールド・オブ・ディズニーで殆どが売られているので、買い忘れなどしてしまっても、再びパークへ赴かなくてもここに来れば手に入れることが出来るだろう。
 Tシャツなどの他にもスポーツ用品、お菓子、食器など様々な物が売られているので、ウィンドウショッピングだけでは済まなくなってしまうかも知れない。


プレジャー・アイランド
 マーケット・プレイスを見ていると次々と荷物ばかり増えてしまうので、場所をプレジャー・アイランドへと移す。ここはWDWの中でも珍しく、お酒が堂々と飲める店が多く、大人にターゲットを絞った場所である。レストランは10時から営業しているが、基本的にショーなどは19時以降から始まり、閉園は深夜2時。19時以降はプレジャー・アイランドへの入場料がかかり、18歳未満は保護者同伴でないと入場出来無い。
 そんなプレジャー・アイランド入場時にトラブルが発生する。事前に入手しておいた無料ガイドブックのディスカウントクーポンを利用してチケットを購入するまでは良かったが、入場する際に成人か未成年かを見分けるベルトを腕に付けることになる。これは飲酒可かどうかを見分ける為に付けるのだが、両親は当然のことながらスルーで大人のベルトを付けて貰って通過。ところが自分たち夫婦は、ゲートでIDの提示を求められる。元々日本人は若く見られがちであることは判っており、パスポートのカラーコピーも持参していた。しかし、このゲートにいた若いスタッフがIDがコピーだった為、上司の女性スタッフを呼ぶ。するとその女性スタッフは、コピーでは証明にならないから成人のベルトを付けることは出来無いと言い出す。これには自分たち夫婦は不満で、自分たちが成人であり、これは正規のパスポートのコピーであることを主張。それでも女性スタッフが譲る様子を見せようとしないその時、母親がその女性スタッフに向かって、『私はこの人たちのマザーです。』と笑顔で話しかけると女性スタッフの態度は一転し、自分たちは大人のベルトを付けて貰い入場することが出来た。殆ど英語の話せない母親の一言でトラブルが解決してしまうなんて不思議だ・・・。

 無事入場を済ませると、食事を兼ねてネオン・アルマジロに。ここへは以前にも来たことがあるが、ボリュームもあってそこそこ美味しい食事が出来るのでおすすめ。カントリーミュージックの生演奏が常に行われていて、ステージではアメリカ人たちがいい気分になって踊っている。スピーカーからは大音響で音楽が流れていて、テーブルでの会話には向かない場所だが、カントリーミュージックで踊る人たちをつまみにビールを飲むのもいいかもしれない。

 ほろ酔い気分でネオン・アルマジロを出ると、プレジャー・アイランドの名物であるハッピー・ニューイヤー・カウントダウンまでの1時間余り、大きな部屋の中で繰り広げられるちょっと不思議な感じのアドベンチャーズ・クラブ、英語力の無い人ではちょっと難しいコメディー・ウェアハウスなどを見て回る。これ以外にも、2つのディスコハウスや各クラブに合ったコンテンツのショップも多くある。

 メインストリートに人々が集まり始めたら、それはハッピー・ニューイヤー・カウントダウンが近付いている合図。メインステージではダンサー達が踊っていて、ステージ付近の混雑は凄いが、自分としてはメインストリート中心の小型スクリーンがある場所がショーを見るに最適な場所だと思う。
 自分たちの立っているスクリーンでいよいよカウントダウンが始まり、数字が0になると同時に花火と紙吹雪が場内を覆う。音楽も陽気な音楽が流れて、踊り出す人たちも。

 ハッピー・ニューイヤー・カウントダウンが終わると途端に人々が居なくなってしまう。殆どの人たちは、各クラブの中に戻っていたのだろう。ただ自分がこの時、以前に比べてプレジャー・アイランドへの入場者数が減っているように思えた。その大きな理由として、ここは入場料を必要とするが、隣接する場所に無料のダウンタウン・ウエストサイドが同じ深夜2時まで営業していること、やはり隣接地のプラネットハリウッドに客が流れてしまっているのではないかと想像している。

 午前0時半には、プレジャー・アイランドを後にする。徒歩でホテルまで帰る覚悟でいたのだが、運良くホテル行きのバスが停車していたので、これに乗車して帰途につく。



9/16 ユニバーサルスタジオ 9/14 エプコット97 旅行記TOP