1999/9
  オーストラリア・シドニー&マレーシア・ランカウイ島ツアー

 
09/15 ランカウイ到着、クアタウン
KL空港
 KL国際空港には朝6時過ぎに到着する。機内では寝たり起きたりの繰り返しだったが、着陸前にはぱっちり目が開いた。
 空港では予定通り国際線ゲートに到着し、まずは入国審査を受けなければならない。乗客の多くはKL空港で入国審査を受けるが、ここを経由して他の島へ行く場合は同じ審査を受ける場合でも場所が違う。ちょっと判りにくいのだが、国際線ゲートの中央付近に階下に下りる階段があって、ここで審査を受けた上で国内線ゲートへとモノレールを使用して移動する。ちなみにこの入国審査上はとても小さく上に早朝だったので窓口が2つしか開いていない為、審査を受けるために30分以上は待つことになった。
 無事入国審査を受け、国内線ターミナルへと移動をするが、次のランカウイ島行きのフライトまで2時間以上の待ち時間がある。ところが国内線ターミナルには時間を潰すような場所は全く無い。ただひたすら意味もなく歩き回ったりして時間を過ごすことに。

クアラルンプール→ランカウイ島
 クアラルンプールからランカウイ島までは55分のフライト。MH1432便が高度を下げるとすぐにランカウイ島を見渡すことが出来る。この写真はランカウイ島で最も多くのホテルが並ぶパンタイチェナン(PantaiCenang)パンタイテンガー(PantaiTengah)地域を撮影したものである。

ランカウイ空港
 ランカウイ空港は、タラップで乗降をするようなのんびりした空港。建物は比較的新しく、空港内には免税店が数軒、レストラン1軒、銀行が2つある。
 出口付近でタクシーのチケットカウンターがある。ここで行き先を告げ、料金を提示されるので前払いした上でタクシーには乗車する。ホテル名さえちゃんと伝えられれば、間違いなく目的地へ連れて行ってくれるので、手配旅行の人でも安心出来る。またKL空港内で外貨両替が出来無かった場合は、ランカウイ空港の銀行で当面の分を両替して置いた方がいいだろう。

パンタイチェナン
 タクシーは今回の滞在先のペランギビーチリゾート(PelangiBeachResort)に10分ほどで到着する。チェックインは午後2時過ぎと聞いていたが、フロントに聞いてみるとアーリーチェックインさせてくれそうな雰囲気。ウェルカムドリンクを飲みながら、広いロビーの中心にあるラウンジで時間を過ごす。
 12時になってポーターの運転するカートに乗って、今回宿泊するシービューの部屋へ移動。このペランギビーチは、2階建ての6部屋から8部屋で構成されるコテージ風の建物が敷地内に点在している。その中で海のロケーションが楽しめるシービューの部屋を予約しておいたのである。
 カートに乗ったと言いつつも、フロントのあるロビーの建物から徒歩でも2分ほどで自分たちの宿泊するコテージには行ける距離。ただレイクビューの部屋などは歩いて7分くらい掛かる場所に立地していることもある。

 コテージは2階建ての木造。建物自体は年代を経ているのだが、とても清潔感溢れる造り。ただ1階に宿泊する場合、上階の宿泊客が騒がしいと木造構造なのでちょっとうるさいかも知れない。ただ自分たちの滞在中は上階に宿泊客はいたようだったが、自分たち以上に外で遊び回っているようで、音は殆ど聞こえなかった。
 また各部屋にはバルコニーが用意されていて、そこからの眺めは素晴らしい。真正面が海なので、日中でも心地よい海風が部屋へと吹き込んでくる。

 そして部屋のテーブルにはフルーツバスケットが置かれている。ここにはスターフルーツ、ぶどうなどと言った物が入っていて、アジアのホテルらしい気遣いを感じさせてくれる。

クアタウン
 部屋で少しのんびりした後、昼食がてらクアタウン(KuahTown)へと出掛けることにする。
 タクシーはペランギビーチの目の前に待機所があって、ベルボーイに頼むとすぐにやって来るので便利。乗車前にクアタウンまでの料金を確認するとMR14(リンギット)とのこと。ここパンタイチェナンからクアまでは10Km以上の距離があり、車でも30分近く掛かるにも拘わらず日本円にしても300円ほど。ここランカウイのタクシーは乗用車とバンの2タイプあって、バンの方が値段が少しばかり高いようだ。また長距離に比べ、短距離の乗車の方が割高な料金になっている。例えば、ペランギビーチからクアまでは先程話した通り、10Km以上でRM14なのに、同じペランギビーチから2Kmも離れていない水族館(UnderwaterWorld)まではRM5なのである。まあ日本に比べたら、タクシー料金は比較にならない程安いことは確か。またランカウイ島のタクシー運転手は悪質なドライバーはいないと聞いている。実際に何度か乗車しても大体値段は同じだし、価格交渉にも応じてくれる。チップについても基本的には不要だが、特別なサービスを頼んだ場合は気持ち程度を渡せば良いと思う。

 クアまでの道のりに広がる風景は、田園と放牧された水牛、高床式の住居、そして2人乗りしているスーパーカブ、家先で屋台を出しそこに集まる人達。これこそアジアらしい風景かも知れない。
 タクシーは途中から小高い丘を越え、そうするとクアの街が近付いてくる。建物が密集し始めたと思うとその先にはランカウイ島には数える程しか存在しない信号と同じく数えるほどしかないビルが見える。
 クアは、タイとの国際航路の港を抱えていて定期的に高速艇が行き来をしているフェリーターミナルが東の端に位置し、そこから3Km以上に渡って幹線道路沿いに商店やホテルなどが点在している。この時、西の端に位置するマレーシアホテルでカレー料理を食べるつもりでいたのだが、殆ど英語の話せない調子のいい運転手は、自分たちをシーフードで有名な蝦村(PrawnVillage)で下ろした。仕方無しに歩いて付近を散策して適当な店を見つけようという事になったのである。

 まず最初に立ち寄ったのが、ランカウイ島に現在4つある免税店のうちの1つでガイド本などにも紹介されているサイムデューティーフリー(SimeDutyFree)。建物の外観からして活気の無い感じがしたのだが、昼過ぎだったからかも知れないが店内には客らしい客もいない。商品の品揃えもよくない。はっきり言って時間をかけてここを訪れるなら、他の免税店に行くことを勧める。
 またランカウイ島自体がマレーシア政府の政策によって免税となっている。クアの商店などで売られているビールやタバコも免税価格なのでわざわざ免税店に行かなくても購入することが出来る。

 そのまま歩いてシティーベイビューホテル方面に向かうと沢山の小売店と多くの銀行が軒を連ねる場所となる。この場所はどちらかと言うと観光客よりも地域の人々向けの商店が多いので、現地の価格で色んな物を買うことが出来る。華僑が経営していると思われる商店では食料品、生鮮食品、お菓子、装飾品、そして免税対象のタバコやお酒も安価で買えるのでお勧め。衣類なども販売されているが、正直言ってセンスに欠けるので衣類やシューズと言った物はこういう店で買わない方がいいだろう。これ以外にアディダスやナイキなどの専門店もあるし、マレーシアらしい飾り物を扱うお店もとても安価だった。
 そしてこの地域での一番のお勧めはやはり料理。レストランの価格も現地価格なので値段は断然安いのが特徴である。そんな中で1軒の中華レストランに飛び込んでみた。

 メニューが入口に価格と共に掲示されていたので安心できるこの店は、金龍海鮮冷氣餐館(GoldenDragonRestaurant)と言う名前。シーフード主体の中華レストランと考えればいいだろう。またここのウェーターをしている爺さんは、片言ながら日本語を話すことが出来るので、英語の話せない人でも十分会話が成り立つ筈。

 2時を過ぎていたこともあって、先に入店していたヨーロッパ系の夫婦と自分たちだけ。でもウェーターの爺さんはとても親切に海老を剥いた後の手洗い用の水を持ってきてくれたりしている。ここでとても印象に残ったのは、料理に使う皿である。全てが蛍光オレンジ色をしたプラスチック製なのである。このレストランに限らず、他の店でも同様の容器を使っていたので何か意味があるのだろうか。
 また海老料理などは、重さによって値段は変わってくる。S、M、Lサイズで値段が設定されていたり、グラム単位で設定されていたりもする。海老については特に何も言わずにオーダーをしてみたが、ちゃんと2人分の適量で料理を出してくれるのも嬉しい。さんざん飲み食いしまくってRM47(日本円で1400円程度)は安すぎる。

GoldenDragonRestaurantでの昼食の写真はこちら

 食事後もこの銀行が多く並ぶ付近で買い物を続け、特にアジアンフードの調味料などを購入する。午前中は曇天だったのがいつの間にか快晴になり、強い日差しが照りつけ始める。昼間の時間に両手に荷物を持って歩くのは結構辛いものがあり、早々に冷たい物を飲みにシティーベイビューホテルへ向かう。ここでは日本と全く同じアイスコーヒーを飲むことが出来た。

 その後、シティーベイビューホテル前の空き地にあるマーケットに行ってみる。やはりここにも客らしい人影は見えないが、ハワイなどのマーケットと違って強引な客引きは一切無いので安心。主に衣類が売られており、マレーシア独特の柄を彩ったワンピースがRM17(日本円で約500円)、TシャツはRM5、ロングパンツがRM15と言った具合。柄の種類は豊富で結構良い物があり、ここでは結構いい物が買えるかもしれない。同じような店が並んでいるだけあって価格交渉は可能で、ワンピース1枚でも簡単に値引きに応じてくれる。但し、Tシャツだけは単価が安い為に価格交渉は難しいようだ。

 マーケットで結構な買い物をした後、クアの西の端まで歩いてみる。ティアランカウイホテル前のムティアラ通りには小さな商店や屋台などが並んでいるが現在この地域は区画整理中のようで、大通りであるパダン・マシラット通りには彩り鮮やかな立派な商店街が建設されていた。しかしアジア不況のせいだろうか、商店街に出店を済ませて営業を始めているところは僅か。数年後には確実にこの場所が賑やかになって、多くの地元客や観光客が集まることは間違いないだろう。
 クアの西の端の方までブラブラと歩いて来たが、特に見るべき場所も無くなってきたのでタクシーを拾って国際航路のフェリーターミナルへと向かう。客を乗せていないタクシーは歩行者を見つけるとクラクションを鳴らして知らせてくるのでピックアップするのは容易だ。ただクアは流しのタクシー多いが、他の地域はなかなかタクシーが拾えないこともある。

 フェリーターミナルには、ジェティポイントショッピングセンター(JettyPointShoppingCentre)といくつかの店が入っている。このジェティ免税店なのだが品揃えは衣類系は充実しているが、香水や口紅などは余り無い。建物の2階にあるのだが入場時に万引き防止の為に手荷物は入口の警備に預けないと入店は出来ないようになっている。
 また客引きのタクシー運転手達が多くいて声を掛けてくる。ランカウイ島で唯一タクシー運転手がしつこく声を掛けてくるのはここ位だろう。結構沢山の運転手達が客待ちをしていてちょっと怖いくらいだが、適当にあしらえばいい。ただここもわざわざ見に来るような場所ではないような気がする。

 ジェティで欲しい物が無かったので、ここから歩いて5分ほどで行けるランカウイフェア(LangkawiFair)と言うショッピングモールへ行く。ここはランカウイ島の中でもショッピングをするならば、一番お勧めの場所である。マクドナルドやナイキなどの専門店、お土産屋、男女衣料、そして子供向けの衣料店などがあり、非常に充実している。またその中で一番大きい面積を締めているのがサムドラデューティーフリー(SamudraDutyFree)と言う免税店である。免税品についてはやはり他の2店舗より多少良いぐらいなのだが、お酒やタバコは充実している。またここは免税店というよりはショッピングセンターという色合いが強く、スーパーマーケットも一緒にあるので生鮮品、食料品、お菓子、サニタリーなども購入することが出来る。
 その他のお店でも、サーファー御用達のクイックシルバーなどのブランドを取扱うショップやディズニーなどのアニメキャラクターの子供向け衣料を扱う店はセールをやっていて非常に安価で買うことが出来る。クイックシルバーのTシャツがRM40(日本円で1100円程度)、ディズニーキャラの子供服はRM5(150円程度)という安さである。

パンタイチェナン
 午後7時くらいになり、ランカウイフェアからタクシーに乗ってホテルへと戻る。
 7時半を過ぎた頃になって、やっと夕暮れ時を迎えるが、部屋に居るのが何か勿体無い気がして、ホテル内を散歩。ホテルの前に広がるパンタイチェナンのビーチは広い砂浜なのだが、水の透明度には欠けているので泳いでいる人達は余り見掛けない。それよりも充実したホテル内のプールでのんびりと時間を過ごす人達やビーチ沿いで日光浴をしている人達が殆ど。海で泳ぐならば、やはりパヤール島辺りまで足をのばさない駄目だろう。
 その散歩の帰り、辺りが暗闇に包まれた時間になってビーチ前にオープンしているバーに立ち寄って夕涼みを楽しんだ。非常に贅沢な時間を過ごすことが出来た気がする。

パンタイテンガー
 部屋に帰ってからうたた寝をしてしまったので夕食に出掛けたのは9時半過ぎになってしまった。夕食はガイドブックで見つけた屋台料理のヘッドウィンドカフェ(HeadWindCafe)である。ペランギビーチリゾートからは歩いて30分ほどのパンタイテンガー(PantaiTengah)の南端にある。ホテルが数多く並ぶこの通り沿いにどんなお店があるかを見てみたかったこともあり、約2.5Kmの距離を歩いてみた。通り沿いには歩道があるが所々街灯などが無い場所もある。お店などはパラパラと点在しているだけなので、やはり歩きながらショッピングを楽しむと言った感じの場所ではない。また店はレストランや商店などがあるだけで、お土産物店などは通り沿いには余り無い。この通り沿いの最も大きい建物である水族館免税店もこの時間帯は閉まっている。
 目的の屋台の付近になると土産物屋やレストランがそれなりに並んでいて賑やかで、迷わず目的の屋台へと向かう。屋台は営業中だったが客は全く居ない。しかも従業員達がテーブルに腰掛けて宴会を始めている。迷わず入っていくと6人ぐらい居る従業員達が次から次へと話しかけてくる。

 言葉で言われても訳が分からないのでメニューを見せてくれるように頼む。そしてサティーやシーフードなどの料理をいくつかオーダー。ここのテーブルはオープンスペースにあるので、蚊なども近寄ってくる。席に着いた途端に足元がかゆくなったが、すぐに蚊取り線香を持ってきてくれたり、ティッシュペーパーを持ってきてくれたりととても親切だ。
 ここの従業員達は料理を作っていないとテーブルに座ってビールを飲んでいる様子から、イスラム教徒でない華僑のようだ。また料理はそれぞれが調理をする順番を決めているようで、1人が料理を作ると別の従業員が調理場へ行って別の料理を始めるといった具合。見ているだけでのんびりした感じが伝わってくるようだ。
 ここでは渡り蟹の料理など昼以上に食べて飲みまくったが料金はMR66(1800円程度)。料理の中で渡り蟹の料理が最も高くMR20だ。

パンタイテンガー屋台村での夕食の写真はこちら

 帰りはここの従業員にお金を渡してホテルまで送ってもらうことに。ただ地元の人なのに一直線で行けるホテルの道に迷いそうになったり、ホテルのロビー前に行き着けずに駐車場に行ってしまったりと結構笑えた。
 ホテルに戻るとロビーラウンジではのんびりとカクテルなどを飲みながら会話を楽しむ人達が多くいたが、自分たちはとても疲れていたので部屋へ戻って早めに就寝をする。

 
ホッピングツアー(9/16)次項へ シドニー近郊、出国(9/14)前項へ 本旅行記TOPへ