2000/03
ラスベガスツアー
03/05 日本出国、ラスベガス着
静岡→成田空港
3月5日、旅行当日。今回の旅行では、空港まで自家用車で向かう。静岡から新幹線、総武線乗り継ぎで大人4人子供2人が行く場合より、成田空港周辺の駐車料金を入れてもはるかに安いからである。また手荷物も宅配便を使わないので、当日まで荷造りが出来るメリットも大きい。
朝8時過ぎに自宅を出て、東名高速道路、首都高速道路、南関東自動車道と走り、成田の予め予約しておいた駐車場には11時半過ぎには到着する。途中で休憩を2回入れたものの、目立った渋滞も無かった為、3時間半ほどで成田に到着したわけである。
駐車場で預かりの手続きを終えると、マイクロバスで空港の今回利用するユナイテッド航空の発着する第1ターミナル出国ロビー前まで送ってくれる。ツアーデスクの集合時間が14時半だったので、結構な時間がある。
第1ターミナルも改装され、以前は北、南ウィングと呼ばれていて各航空会社のカウンターが並んでいたが、現在は南ウィングが閉鎖されており、ターミナル中央部分にはレストランやショップなども多く出店しているのを見て、以前と変わったことを実感する。
しかし、自分は体調不良だった為、チェックインまでの2時間余りの時間にトイレの往復という有様である。他の家族も搭乗してしまえばすぐに食事が出ることを承知していたので、この空き時間に特に食事をするような事はなかった。
14時半過ぎになり、チェックインが開始される。この日の成田空港はそれ程の混雑も無く、チェックインをするにもそれ程の待ち時間は無かった。スーツケースなどの預ける荷物を渡し、ボーディングパスを受け取ると、早々に出国審査へと向かう。こちらも特に混雑している様子も無く、非常にスムーズ。
免税店などは以前と代わり映えしないが、子供が遊べる遊戯施設などは新設されたので比較的待ち時間を長く感じることはなさそうである。ただゲート自体は全く改修されておらず、席数も少なくてスナックコーナーも充実していない気がする。
成田→シアトル
シアトル行きユナイテッド航空UA876便は定刻16:30過ぎにゲートを離れる。のこシアトル便には、最新鋭のボーイング777が使用されており、エコノミーにも全席パーソナルビデオが付いているのが特徴である。パーソナルビデオは、前シートのヘッドレストあたりに設置されており、本来ならクリアランスな足下にビデオ関連の制御ボックスが置かれているので足を伸ばすことが出来ない。また前後のシート間隔も何となくボーイング747に比べると狭く感じる。
ユナイテッド航空は、太平洋路線が充実していることもあって、日本人乗務員が多いことが特徴である。今回の旅行では2歳未満の小さい子供おり、この子にはシートが割り当てられていなかったので搭乗前に映画上映などで使用するスクリーンのあるパーティションの前の席をリクエストした。この位置にはベビーシートが用意されているので小さな子供連れの場合はここになる事が多い。しかし、今回はこの席が既にリクエスト済みとなってしまった為、姉は子供を抱いたまま座ることになった。だが離陸前に日系の客室乗務員の男性に相談をすると、ほぼ満席だが多少は席が空いている筈なので2人が別の席に移れば、5席を有効に使えるでしょうと言ってくれた。結局、自分と父親が別の空き席に移り、5人並びのシートに母親と姉、そして2人の子供が座ることになり、子供達を寝かすことも可能になったのである。
UA876便の機内昼食の写真はこちら
ユナイテッド航空に関しては、ABROADなどの旅行誌の評価以上に好印象も持てた気がする。飲み物などのサービスは他の航空会社以上の回数行われているし、日本語の話せるフライトアテンダントも非常に好印象である。
シアトル・タコマ国際空港(通称シータック空港)までのフライト時間は8時間余りである。北米大陸の西海岸のカナダ国境に近いワシントン州に位置するシアトルまでのフライト時間は流石に短い。ただ、この比較的短いフライトにも拘わらず、シートの狭さが災いして非常に疲労感が襲う事実は拭えない。
UA876便の機内朝食の写真はこちら
シアトル・タコマ空港
西海岸時間の朝8時にはシアトル・タコマ空港へと到着。
ここでアメリカへの入国審査を受けなければならない。予め機内で書き込んだ入国カードと1家族1枚書けばよい課税申告カードを持ってイミグレーションへと並ぶ。UA876便の乗客は圧倒的に日本人が多いようで、外国人用のカウンターは列をなしている。
イミグレーションを受ける前に、事前に日本語の話せる女性スタッフがカードの記入ミスが無いか確認をしてくれる。但し、この女性スタッフ達は日本を離れて相当な年数が経つ女性達ばかりで日本語が多少おかしい。
イミグレーションでの入国審査は家族単位で受けることが出来るので、家族旅行者と同じ列に並ぶと列の人数が多くても比較的早くイミグレーションを受けることが出来るだろう。また入国審査官の質問は全て英語で行われる。質問の内容が理解出来なくても大体何とかなるようで、もし問題が発生しても先ほどの女性スタッフ達が通訳をしてくれる。
イミグレーションを通過すると、バゲッジで荷物を引き取る。荷物持って検査官のブースで課税申告カードを渡す。この時点で任意にピックアップされてしまうとトランクや手荷物など全ての荷物の検査を受ける羽目になるのだが、この日は誰1人検査されている様子は無かった。ここを通過すると再びトランクなどの荷物を預ける。そして国内線サテライトへと移動をする。
シアトル・タコマ空港では、国際線サテライトからユナイテッド航空のサテライトまで、なんと3本もの無人運転の地下鉄に乗り継ぎをしなければならない。但し、この地下鉄の乗り場でも日本人女性スタッフが居て、ちょっとおかしな日本語で目的のサテライトまでの行き方を説明してくれるので迷うことは無いと思う。
この空港は国際線が左ブース、各カウンターと一部ゲートが中央ブース、そしてユナイテッドなどの専用サテライトが右ブースにあり、かなり大きい空港と言えるが、空港自体は設備などを見ていると結構年数が経っているように感じた。
ちなみにユナイテッド航空の専用ゲートには、これと言って目を引くようなショップは無いが、コーヒーショップなどが充実しているのはアメリカの空港らしい。
またゲートからは冠雪した雄大な山々が見渡せる。この光景を見ているだけでもアメリカに来たのだと実感できるに違いない。
シアトル→サンフランシスコ→ラスベガス
シアトル・タコマ空港を経由地であるサンフランシスコ国際空港の天候不順の為、かなり遅れての離陸となったユナイテッド航空UA2310便は西海岸を南下。
サンフランシスコに到着しても機内から出ること無く時間を過ごす。サンフランシスコで乗客が結構入れ替わったが、サンフランシスコからはUA2310便で使用される機材であるボーイング727は満席。そしてシアトルからの遅れは取り戻せないまま、ラスベガスへと向かう。
マッキャラン・ラスベガス空港
ラスベガスには予定の14時より2時間近く遅れての到着となる。到着ゲート付近にエイチアイエスの現地係員が自分たちを待っていた。このツアーではどうも他のツアー客は居ないようで、人数を確認するとすぐにバゲッジ方面へと向かって移動を始める。その途中の至る所でラスベガスを感じさせるものがある。まずは空港内も置かれているスロットマシンだろう。また多くの看板はホテルで毎晩開催されているショーの数々で、ジークフリード&ロイのホワイトタイガーショーやトレジャーアイランドのミスティアなど様々である。
手荷物引き取りの前に現地係員から、オプショナルツアーの申し込みについての説明を受ける。だがこのオプショナルツアーについてはホテル到着までに申し込みを決めて欲しいと言われて少しばかり呆れる。またこの現地係員はしきりにラスベガスのメインストリートとも言えるストリップ通りのナイトドライブツアーの申し込みを勧める。自分は以前にここラスベガスを訪れており、夜景が素晴らしい事もよく知っている。だがわざわざ日本人ガイドを付けてマイクロバスに乗って、説明を受けながらドライブをする必要な無いと感じだ。何故かと言えば、ストリップ通りは比較的安全な通りで、夜間に出歩いても不安を感じることは無い。また夜景は夜間のホテル間の移動時に十分に鑑賞出来ることも判っていたからである。ただ現地係員のこのようなオプショナルツアーの勧め方をされると、初めてここラスベガスを訪れる人や海外旅行経験の少ない人たちは申し込みをしてしまうんだろうなと思った。結局、この時に申し込んだのは父親が希望していたグランドキャニオンのツアーのみであった。
オプショナルツアーの申し込みばかりが気になった現地係員。現地での注意点や説明なども殆ど無く、バゲッジで荷物を受け取ると駐車場までトランクを引きずりながら移動。ただ駐車場まではそれ程距離は無かった。
成田空港を出発して、このマッキャラン空港の屋外に出るまでの14時間余りタバコは1本も吸えなかったが、屋外では咎められることは無い。またラスベガスではカジノでもタバコが吸える。
インペリアルパレスホテル到着
今回宿泊をするホテルはインペリアルパレス(ImperialPalace)。国内のラスベガスサイトとして有名なラスベガス大全やまさしさんのラスベガスのページなどでも決して高評価では無いホテル。では何故、別料金まで払ってホテル指定をしたのかと言えば、それは立地である。建物も古く、ホテル内の設備もそれ程では無いが、ストリップ通りの中心にインペリアルパレスは位置しているのである。隣は老舗のフラミンゴヒルトン(FlamingoHILTON)とハラス(Harrah's)。真正面にはシーザースパレス(CaesarsPalace)。ホテルグレードとすればスタンダードだが、立地条件から見ればスーペリアと言えるのが、このホテルなのである。
マッキャラン空港からストリップ通りまでは数分。インペリアルパレスまでは混雑しているストリップを避け、裏通りを10分ほど走ると到着してしまう。タクシーで到着する宿泊客を除く、団体やツアー客はどのホテルでもホテル裏口側のツアーロビーからホテルに入ることになる。但し、フロント自体は超巨大なホテルであれば複数あるのだが、ここには1カ所しかない。
どこのカジノでも言えることだが、エレベータホールに向かうにもフロントに向かうにもレストランに向かうにもカジノを通り抜けるような構造になっている。ここもカジノの前にフロントとなっている。だが巨大ホテルなどに比べるとフロントの場所が判りやすい。
この日のホテルフロントは非常に混雑している。チェックイン出来るまで20分以上の時間が掛かってしまう。理由を尋ねるとこの日にラスベガスでかなり大きなモータースポーツのコンベンションが行われていた為、インペリアルパレスも宿泊客でごった返していたようである。結局17時半過ぎになって部屋へと入ることが出来たのである。
ベラージオほか散策
自分は着替えを済ませるとすぐに1人で付近の散策へと出かける。インペリアルパレスはストリップに面しているので、道路を横断するとシーザースパレスである。ここは以前に訪れているので、ストリップを空港側に向かって歩き出す。すぐにストリップはフラミンゴロードと交差し、そこの歩道橋を越えるとO−CirqueDuSoleilが定評のベラージオ(Bellagio)に辿り着く。
ホテル前面には大きな池があり、定期的に噴水のショーが行われている。このホテルは歩いて回るだけでも結構な時間を要し、非常に落ち着いた大人の雰囲気を持ったホテルと感じた。またホテル内のレストランはキャンドルライトが各テーブルに配した非常に落ち着いた感じの所ばかりで、子供連れではとても入れそうに無い。
またここベラージオで非常に印象に残ったのは、建物の左側のフロント付近にあるフラワーガーデン。この場所で結婚式も出来てしまいそうな程のスペースに綺麗に咲く花々が並んでいる。
この後、パリス(Paris)、バリーズ(Bally's)、バーバリーコースト、フラミンゴヒルトンと通り過ぎて、約1時間という短い散策を終えてホテルへと戻る。
しかし、この季節は既に辺りは真暗で、各ホテルのネオンが光り輝いている。特にパリスのエッフェル塔のライトアップ、フラミンゴヒルトンの象徴とも言える赤い蓮のネオンは感動的だった。これを見て、ラスベガスに来たんだと思うこと間違いなし。
リオスイートのシーフードバッフェ
19時半過ぎ、この日の夕食を食べにリオスイート(RioSuite)へと向かう。ホテル正面のタクシー乗り場に並ぶが非常に混雑していて、しかも1台のタクシーに大人4人、子供2人は乗れないと言われる。タクシーの車種がセダンだろうが、SUVタイプだろうが駄目だと言われる。乗客5人を乗せることが出来るタクシーだが、子供は2人で大人1人と言う日本的な勘定をしないようで、結局2台のタクシーに分乗してリオスイートへと向かうことになる。
リオスイートはストリップから少し外れたフラミンゴロード沿いに位置する巨大ホテル。直線距離は非常に近いが、幹線道路が混雑する為、タクシーはシーザースパレス内を通り抜けるようにして走り、長い信号待ちがあったが7分ほどで到着する。
リオスイートはラスベガスの巨大ホテルでも比較的建物内の位置関係が判りやすいホテルである。正面の案内図を見ただけで、迷わず目的のシーフードバッフェ方面に向かえたからである。
シーフードバッフェに向かうにはカジノスペースを通り抜けることになる。その時に、このホテルの呼び物の1つであるリオのカーニバルショーが始まった。カジノ正面ステージと天井の可動式ゴンドラでとても賑やかなダンスが繰り広げられる。このショーは$20程払えば、人数限定でゴンドラに乗り派手な衣装を着てショーに参加出来るらしい。
またこのショーの最中、ゴンドラの踊り子達からフロアの見物客達に向かって、プラスチック製の金や銀色をしたネックレスを相当数、投げ配っている。自分と父親は子供達の居ることをアピールし、踊り子たちにアピールするとこちらに向かってネックレスを投げてくれる。見事にそのネックレスを自分、父親共にゲットする。非常にちゃっちいモノではあるが、2人いた子供達は大変喜んでくれた。
このショーは、カジノスペースで行われている。本来ならラスベガスのホテルのカジノ内は写真やビデオ撮影が禁止されている。しかし、ここリオスイートでは、ショーの最中にビデオを撮ろうが写真を撮ろうが咎められることは無い。カジノスペースの写真撮影をどうしてもしたいと思っている人は、このホテルを訪れてみるといいかも知れない。
ショーが終わり、目的のレストランに到着。しかし長蛇の列に加え、整理券の発行までされている。受付で確認をすると入店まで1時間は掛かると言われるが、ここまで来たのだからラスベガスで一番有名なバッフェを食べていこうということになり、自分たちの番号が電光掲示板に表示されるまで時間を潰すことに。
リオスイートはカジノフロアを中心に同フロアのカジノの周りと階上のやはりカジノの周りに色々なショップやレストラン、コーヒーショップなどが軒を連ねているので意外と時間は潰しやすいかもしれない。自分はスイミングウェアのSPEEDOでオフプライスとなっていたので買い物をしていた。
約1時間が経過し、電光掲示板に自分たちの番号が表示されたので受付へと向かい、番号チケット渡して列へと並ぶ。それから15分ほどしてキャッシャーに辿り着き、支払いを済ませてテーブルへと案内される。
店内は非常に広いのだが、既に22時を過ぎているにもかかわらず、ものすごい混雑ぶりである。どのテーブルを見ても、ふんだんに用意されたシーフード料理を山盛りに皿にのせて、大きな声で話をしながら食べている。
ここの目玉と言えば、やはりロブスターだろう。ボイルしてあるブチ切りにしたロブスターを好きなだけ皿に取ることが出来る。シーフードが主体だが、肉料理やアジアンテイストのコーナーもあって、日本人でも満足出来るに違いない。
またここリオスイートは子供でも喜べるショーをやっているだけあり、レストラン内でも子供には親切である。ただ、まわりのお客の中で子供連れはあまり居なかったような気がする。
リオスイートのシーフードバッフェの写真はこちら
23時過ぎ、食事を終えてホテルへと帰ることにする。あいにく、外は雨模様。しかも気温もぐんと下がり、長袖の上に1枚羽織るものが必要なほど。その寒さに加え、この時間のたくしー乗り場は長蛇の列で、乗車するまでに10分以上待つことになった。
この待ち時間に前方の様子を見ていたのだが、現地の人でもタクシー乗り場の係員にチップを渡さない人たちが多いことに気付く。自分たちは取りあえずこの場では渡していたのだが、現地の人たちでも70%位の人たちはチップを渡さずに乗車しているようだった。
この日はホテルに戻って、両親と共にインペリアルパレスのカジノで1時間ほど楽しんだ。と言っても、¢5もしくは¢25のスロットマシンをちょこちょこやっていた程度である。テーブルゲームで、自分でも参加出来そうなルーレットでさえ、最低BETが$5だったのである。
しかし日曜日の夜にもかかわらず、このホテルのカジノはとても混雑している。アメリカ人はこういうちょっとミステリアスでオリエンタルなカジノを好むのだそうである。
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