2000/03
  ラスベガスツアー

 
03/07 アウトレット、ストリップ周辺
ニューヨークニューヨーク
 昨日予約が出来なかったファッションアウトレット行きのシャトルバスだったが、この日の朝になって受付カウンターへ電話をしてみる。このカウンターは朝8時からオープンしており、シャトルバスも9時15分、11時15分、14時15分の3本が運行されている。自分たちは11時15分発のシャトルバスに乗ろうと考えており早速電話をしてみると、キャンセル待ちで乗れる可能性が非常に高いのでニューヨークニューヨークに来て待ってみてはどうかと言われる。
 早速出かける準備をして、10時過ぎにはタクシーに分乗してニューヨークニューヨークへ。シャトルバスの受付カウンターはホテルの裏側に位置し、非常に判り辛い場所であったが前日来ているので特に迷うことも無かった。
 早速カウンターで受付を済ませるが、やはりキャンセル待ち。しかしキャンセル待ちの中では自分たちが1番上にリストされている。これは電話で先行して申し込みをしていたからに違いない。出発の5分前にここに来るように言われたが、まだ時間が30分以上もあるので、朝食をとることにする。
 ここニューヨークニューヨークでは中華レストランのチンチン(請請)が美味しいと書いてあったのだが、11時からのオープンだったので入店することが出来なかった。仕方ないのですぐ側のビザとパスタを扱っているファーストフードで食事を。
 集合時間になって再びカウンターに赴くと、何やら次から次へと自分たちを追い越すように人々がカウンターでシャトルバス料金の支払いを済ませて、バス乗り場へと向かって行く。予め予約チケットらしき物を持っている人もいれば、カウンターで名前を呼ばれている人など様々。どうもこのホテルの宿泊客がバス乗車の優先権利があるようで、飛び込みでも他ホテル宿泊客よりも優先されるようだ。しかし、まだまだ人が集まってくる中、キャンセル待ちリスト1番の自分たちもまもなく呼ばれ、料金を支払ってチケットを受け取りバス乗り場へ。
 ホテル裏手のバス乗り場へ行ってみると、ファッションアウトレット行きのバスは2台停車している。1台は専用のカラーリングを施したバス、もう1台は単純にチャーター扱いとなっているバス。自分たちは後者の方のバスに乗車するが、結局このバスも8割方乗客で埋まった。

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ファッションアウトレット
 ラスベガスを縦断するI−15高速道路を走り出して5分もしないうちに、辺りの光景が一変する。見渡す限り、砂漠が広がっている。付近には家などは無く、木々も僅かにあるだけで遙か遠くには冠雪した山々が望める。
 ひたすら高速を走り、やっと前方に賑やかな建物が見え始める。ここはもうカルフォルニア州との境である。そこはやはりカジノである。ただラスベガスと違うのは、周りに住宅街などは無く、本当に道路の横にカジノが数軒あるだけなのである。その場所にファッションアウトレットはある。

 ファッションアウトレットは広大な建物の中に100店舗近いブランド直営アウトレット、シューズ、アクセサリー、フードコートなどがある。特におすすめはJ・CREW、バナナリパブリック(BananaRepublic)、カルバンクライン(CalvinKlein)、Guessなどはリーズナブルな価格の男女衣料が豊富。個人的にはバーバリー(Burberry)のジャケットやコート、バリー(Bally)のトラッドシューズ、エディーバウアー(EddieBauer)のシャツ、オリリー(Oilily)の子供服などが欲しかった。が、ここでの滞在時間は3時間余り。まず品定めをする為に1周回ってから実際の買い物をスタートすると、この3時間という時間はあっという間に過ぎてしまう。女性ならば、なおさら短く感じてしまうに違いない。
 結局この時の買い物時は、父親が2人の子供の面倒を見ることになった。姉と言えば、最初子供を連れてのウィンドウショッピングだった為、見たいショップになかなか行けなかったようで、バス出発の15分前になっても買い物に精を出している。
 15時のバス出発時には、全員が両手一杯の荷物を持って乗車することに。

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ニューヨークニューヨーク
 16時少し前になって、ニューヨークニューヨークへと到着する。昼食抜きとなっていて、流石に皆空腹となっていたので、朝方オープンしていなかった中華レストランのチンチンで少し早い夕食をとることにする。
 大人達はとてもお腹が空いていた為にウェーターも驚くほどいろいろな料理を頼んでしまうが、帰る時には殆どの皿がからっぽとなっていた。だがこのレストランは旅行ガイドに紹介されている割には大した事のないレストランだと言う印象が残っている。

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MGMグランド
 17時過ぎに食事を済ませて、MGMグランドへと向かう。ここはバリーズとトラムで結ばれている為、通過点にしか過ぎないのだが、カジノ内に入ると正面のステージではミニコンサートが行われていたり、ガラス張りの中に何頭ものライオンが飼われていたりして人集りが出来ていて賑やかである。特にミラージュでホワイトタイガーを見ることが出来なかった子供達は嬉しいに違いない。
 そのライオンのいるブースからカジノを通り抜けて、ホテル裏手のロビーの側から地下へと入ると何軒もの小さなショップが並んでいる。そこを通り抜けてエスカレータを昇るとトラムステーションに到着する。MGMグランドバリーズ間を結ぶトラムは無料と言うこともあって利用者が多いようで、非常に混雑している。

バリーズ
 通常歩けば10〜15分ほどかかる距離をトラムは3分ほどでMGMグランドバリーズの間を結んでいる。だがそれぞれのホテルのトラムステーションがストリップ通りから離れていて、ホテル内を歩く時間は結構要する。
 バリーズに到着してもやはりストリップまでは遠く、駐車場の横を通り抜けて一旦地下に下がり、MGMグランド同様のショップを過ぎて今度はエスカレータを上がるとやっとカジノに到着する。
 この時、バリーズの人気ショーであるジュビリー(Jubilee!)の予約をすることに。既に他のショーの予約を入れてしまっている為に明日3月8日しか空いていない。母親が子供達と残ることになったので、父親、姉、自分の3人がこのショーの予約をする。この時、2種類の席が空いているとカウンターで言われ、うち1つはステージ前面の一番高い席。値段は$60で、これならば一度くらいは最高の席でショーを見てみようと言う事になり、その席で3人の予約をした。
 その後、カジノの横を通り過ぎて長い長いエスカレータを使ってストリップ通りへと出て、6時過ぎにホテルへと戻る。

ベネチアン
 ホテルに戻ると自分だけは、荷物を置いてそのまま出かけることにする。この時、最初に向かったのはベネチアン。元々はここにはサンズと言う老舗カジノがあったが、施設の古さとラスベガスのカジノのテーマパーク化に伴い、ここも新しいカジノとして生まれ変わった。
 インペリアルパレスからは徒歩で5分ほどで行けるが、ホテル内までのエントランスが広いのに驚く。また建物に入って、天井の絵画を見て更に驚くことになる。
 それだけではない。ここには人工的に作られた運河があって、イタリアのベネチアと同じようにゴンドラ船に船頭が客を乗せてアカペラで歌いながら舟を漕いでいるのである。また天井はフォーラムショップスと同じように空が描かれていて、時間が経つに連れて夕焼け色に変化していくのである。

 この場所には多くのショップやレストランが軒を連ねていて、はやりフォーラムショップスを意識した造りであることを想像させる。この場所はグランドキャナルショップス(GrandCanalShoppes)と呼ばれ、東京お台場のキャナルシティーもここを基にして造られたと言われている。
 またアカペラでサンタルチアなどを歌うキャスト達などがいて、その美声が周りへと響き渡り、本当にイタリアに来ているのではないかと思ってしまうほどである。
 この後、19時のバッカニア海戦ショーを見に行くのだが、強風の為に中止となった。前回のラスベガス旅行から連続して3回続けての中止でがっかりしながらホテルへと戻る。

トレジャーアイランドのバッカニア海戦ショー
 21時半過ぎ、再び全員揃ってトレジャーアイランドへと向かう。子供達も連れて、バッカニア海戦ショーを見る為である。
 その途中、ミラージュ正面で火の手が上がった。定期的に行われているボルケーノ火山噴火。だが比較的ショーの回数が多く、ショー的要素も薄いこともあって足をとめて見ている人たちは見掛けるが、人集りなどは出来ていなかった。まあ通り掛かって偶然やっていたらラッキーだと思う程度で、わざわざ見に行く程のものでは無いと思う。

 ショーが始まる20分前にはストリップ通り沿いの2隻の船の並ぶスペースへと到着。既に多くの人達が最前列の場所にぎっしりと並んで、ショーが始まるのを待っている。
 そんな中に自分たちも子供達に少しでも良い場所をと思い、比較的前が空いている場所に並ぶ。そこはストリップ側から見て左側に位置し、2隻の船の海賊船側の通り沿いの場所にあたる。海賊船側を見るにはちょうどいい場所なのだが、英国艦船側は全く見えないのが難点。更に日本人のおばさん集団が現れて、子供達がいる場所にまで割り込みをしようとする始末。
 ショーは定刻から5分遅れて開始される。おばさん集団の割り込みは逃れられたものの、英国艦船側が全く見えないのは残念だった。爆発シーンなどは海賊船側の方が迫力あるのだが、最終的に英国艦船は爆発の後に海水の中に沈んでいくのである。

ミラージュのジークフリード&ロイ・ホワイトタイガーショー
 ミラージュトレジャーアイランドは隣接しているので歩いてもすぐに辿り着く。トラムも運行されているが、バッカニアショーの場所からなら、歩いた方が明かに早い。
 ミラージュは、大きなホテルの割にフロントが正面入口付近にあったりして判りやすい。劇場は、やはりカジノを通り抜けた一番奥にあり、レストラン同様にカジノを必ず歩く様になっている。
 ショー開始まで45分近く時間があったので、姉と一旦分かれてそれぞれカジノへと向かう。姉はルーレットのテーブルに向かい、ゲームの内容をずっと見ている。本当はルーレットに参加したいのだが、BETが高いのとルールの面で不安な事もあって参加出来ずにいるようだ。自分の方は、特に何の目的も無くぶらついている。既に色々なホテルに行っては、財布やポケットの小銭をスロットマシンに投入していた。と言っても¢25か¢5が主で、損をしている分を合わせても$15程度だろう。
 結局何もしないうちに時間だけが過ぎていく。財布の中を見てみると¢25が1枚だけで後は紙幣。紙幣を投入して後で小銭が残るのも嫌だったので、1枚だけあった¢25を適当なマシンに投入してみると、何と100枚になって戻って来た。これには自分も驚いたが、以前オーストラリアでA¢20が2500枚になった時に比べると、かなり小さな喜び。しかも姉と待ち合わせている時間が迫っていたのでコインをかき集めて、両替カウンターで紙幣に交換。その紙幣を握りしめながら走って、ショー入口の待ち合わせ場所へと向かう。
 既にショーステージは開場されており、続々と観客達が入場していく。自分たちもチケットを入口で見せて劇場内に入っていく。席は4人掛けでアメリカ人カップルと相席。周りのテーブルにも日本人観光客がちらほら見えることが出来る。この席は座り心地はいいのだが、場所が右端と言うのが気になった。だが実際ショーが始まってみると、どこからでもステージがよく見えるように設計されているようで全く気にならなかった。
 席に着くとウェーターやウェイトレス達が劇場内の至る所を忙しそうに動き回っている。チケットに含まれている飲み物の注文、そして各テーブルは運んでいるのである。自分たちはショーが始まる直前まで注文をとって貰えなかったが、この忙しさを見ているとただ待つしかない。自分はジントニック、姉もカクテルを注文。同じ飲み物が2つ出てくるので、それぞれが別々の飲み物を頼んでチェンジした方がいいだろう。
 そのうち席は全て埋まり、照明がおとされたところで大音響と共にショーが始まる。流石にラスベガスで長い間人気を保ち続けているショーだけあって、トレードマークでもあるホワイトタイガーをステージ上から突如と消してしまったりして、息つく暇なくマジックがショースタイルで展開されていく。途中には観客をリラックスさせるようなさくらと思われる観客を巻き込んでのマジックもあり、その時はアメリカ人らしい大爆笑が沸き上がるのも見ていて楽しい。ただドイツ出身のジークフリードが喋るシーンが結構多いのだが、ドイツ訛なのか非常に判りづらい英語の為、ただでさえ理解出来ない英語がますます何を言っているか判らなくなる。それでもショー自体はマジック中心なので見ているだけでも十分に楽しめる、ラスベガスらしい華やかなショーである。ホワイトタイガー達も活躍は余りしないが、10頭近くがステージに並ぶエンディング時は感動するだろう。
オーシアス・フラミンゴ
 最高の盛り上がりでショーは終了し、午前1時近くになってミラージュを後にする。この時間になってもストリップ通りは人通りがあり、カジノのネオンも輝いていて明るいので危険な感じはしない。
 夕食が早すぎたこともあって、この時間には流石に空腹になる。カジノで小銭を稼いだので姉を連れて、フラミンゴヒルトンへと足を運ぶ。これ程の巨大ホテルでも深夜時間になるとオープンしているのは甘い物を中心に扱っているカフェのみ。しかも他に行き場を失った人達でごった返していたのを見て、オーシアスフラミンゴへと移動する。ここならばテイクアウト出来る食べ物があるからである。
 ところがこちらの方もオープンしているのはSUBWAYだけ。だがテイクアウト出来るのと、好みの具をチョイス出来るからと言うことでここでサンドを購入して帰る。
 部屋に戻ると既に時刻は2時近い。部屋では母親が姉の帰りを今か今かと待ちわびていた。姉が戻った瞬間に母親は1人で¢25コインの一杯入ったカップを持ってカジノへと向かっていった。
 明朝グランドキャニオンツアーに備えて既に就寝している父親の横でSUBWAYのサンドをパクつくのだが、欲張って一番大きいサンドを買ってきたのはいいが、余りの大きさに半分くらい食べてお腹一杯になってしまう。この後、すぐにシャワーを浴びて明日のグランドキャニオンに備えて自分も就寝する。
 
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