2000/03
  ラスベガスツアー

 
03/09 ストリップ周辺
インペリアルパレス
 この日の起床は朝4時で、睡眠時間は3時間程。早々に出掛ける準備をして、父親と共にツアーロビーへ向かう。グランドキャニオンツアーのピックアップは4時55分。ほぼ時間通りに昨日乗車したSCENICの専用バンが到着。扉が開くとそこから出てきたのは、昨日空港で受付をしていた日本人女性スタッフ。開口一番、『ごめんなさい。今日のツアーも悪天候でキャンセルとなりました。』である。そのまま肩を落として部屋へと戻り再び一寝入りする。

Walgreeus
 9時過ぎに再び目を覚まし、姉達はまだ寝ていると察して父親と2人で出掛けることにする。この時の目的の場所はMGMグランドワールドオブコカコーラM&M’sワールドを見に行くことと、MGMグランドの手前にあるWalgreeusと言う店で買い物をする為である。
 ホテルを出て、フラミンゴヒルトン、バーバリーコーストから歩道橋を渡りバリーズパリスを過ぎると大きな工事現場となる。ここはアラジンホテルを新築している最中である。ラスベガスでは、すでにサンズがベネチアンに名前を変え、デューンズがベラージオに変わって最新設備を備えたホテルへと生まれ変わったが、旧名のままで生まれ変わるアラジンはどんな趣向を凝らしたホテルになるか、楽しみである。
 更に歩いてPoloタワーズ前のショッピングアーケードを過ぎて少し行くとWalgreeusに到着する。ストリップ通り沿いでデニーズが近くにあるので判りやすいと思う。
 ここは一見見るとドラッグストアなのだが、店内には薬品以外にTシャツ、クッキー、チョコレートと言った定番土産物や、イマイチ意味不明な飾り物や置物系の土産物などもある。雑誌、地図なども売っているし、ミネラルウォーター、ジュース、菓子類などもこの近辺では最も豊富なので付近を通ったら寄ってみるといいと思う。ホテルでは少々高めの物もここでは手軽に手に入るし、ちょっとしたパンなども売っているので買い置きしておくのもいいかもしれない。ちなみにこの時自分はお土産用のクッキー、チョコレート、間食用のお菓子などを購入している。

MGMグランド
 Walgreeusから歩いてすぐに次の目的であるワールドオブコカコーラに着く。MGMグランドの建物に巨大なコカコーラのボトルが目印となっているここには、コーラのロゴが入った数々の商品を販売している。タオル、シャツ、キャップ、時計、食器などが2つのフロアに揃っている。コカコーラグッズのコレクターにはたまらない場所と言えるだろう。

 続いて隣にあるM&M’sワールドへと入ってみる。こちらはチョコレート会社だけあって、高級な物から普段スーパーで見かけるパッケージの物まで豊富に揃っている。展示販売されているのはチョコレートにとどまらず、隣同様にM&M’sのキャラクター商品も数多く販売されている。

 ここM&M’sワールドで一番自分の興味を引いたのは、20色余りの色で糖衣されたチョコレートの筒である。最初は展示物だろうと思って近寄ってみたが、実際に欲しい色のチョコレートを筒から取り出して購入することが出来る。赤や緑、青と言った色はよく見かけるが、黒やグレーと言う色は非常に珍しい。
 M&M’sワールドを一通り見て回ると、目的は達成されたので屋外へ出る。運良くストリップ通り沿いでタクシーを拾うことが出来たので、そのままホテルへと戻ることにする。

フォーラムショップス
 部屋に戻り、姉達を起こす。今日もスケジュールが変更になってしまい、姉達にとってはいい迷惑だろう。
 早々に準備を済ませて、少し早めの昼食をとる為にフォーラムショップスへと徒歩で向かう。この時、ミラージュのホワイトタイガーのブースに立ち寄ってみるが、この時も見ることは出来なかった。
 そのまま長い動く歩道を利用してフォーラムショップスへと入る。

 この日の昼食は、以前から訪れてみたいと思っていたスパーゴ(Spago)。現在では多くの名店レストランがここラスベガスに出店しているが、数年前まではスパーゴがホテル出店の名店レストランの代名詞であった。このレストランは、映画ショーガールにも出てきている。
 店の造りはオープンカフェ風で、昼時にはランチのスペシャルメニューが用意されている。オーナーシェフであるウォルフガング・パックは多くの料理に関する著書を出しているだけあり、世界中の色々な料理を貪欲に取り入れ、ここスパーゴでも変わった料理に巡り逢える。自分達もこの時のランチメニューの中で今まで食べたこともないようなパスタに出会い、非常に感心した。創作料理を望まずに普通のパスタが食べたい人はレギュラーメニューから選ぶ方がいいだろう。
  またこのレストランは名店と言われるだけあって、スタッフ達の対応も非常に好感が持てる。料理の出てくるまでの時間もそれ程気にならない。食事と応対両方に満足して店を後にすることが出来ると思う。

スパーゴでの昼食の写真はこちら

サーカスサーカス
 食事を済ませるとカジノを通り抜けて、シーザースパレス正面に出てタクシーで移動する。13時前には次の目的地であるサーカスサーカス(CircusCircus)へと到着する。
 サーカスサーカスには、アドベンチャードーム(Adventuredome)と呼ばれる遊園地が併設されていて小さな子供でも楽しむことが出来る。勿論、自分達がここに立ち寄ったのも子供達を遊園地で遊ばせるためである。
 全体がガラス張りされたドームで、ピンク色のフィルムがガラス面全てに貼られている為、カジノスペースのある建物から、ここへ一歩足を踏み入れると異様な感じさえする。ドーム内には、ジェットコースター、バイキング、ウォータースライダーと言ったアトラクションを始め、小さな子供の楽しめる乗り物も数多くある。また射的や輪投げなど点数に応じて縫いぐるみなどをい景品として貰えるコーナーなどもある。この様な子供を意識したアトラクションがあるのは、ここサーカスサーカスエクスカリバーくらいだろう。

 アドベンチャードームは、ドームの周りにアトラクションや施設が点在していて、中央付近は機械設備やコースターなどの乗り場になっている。基本的に円周になっているので迷うことはないが、コースターなどの乗り場が少々判り辛いのが難点だろう。
 ここでは子供と姉が色々なアトラクションに乗っている。かなり小さめの観覧車、メリーゴーランド、コースター、ウォータースライダーなどで、施設が非常に空いていたので次か次へ乗ることが出来た。チケットはカジノスペースからドームに入ったすぐ右手のチケットオフィスで購入する。1枚単位のバラ売り、回数券型クーポンなどがあった気がする。
 カジノでは子供達は全く楽しむことも出来ず、下手をするとカジノスペースへの立ち入りさえ断られる。やっぱりこういう場所にも連れて来て、子供にも楽しませてあげることは大事だろう。時差ボケを引きずって、日中は寝てしまうことが多かった2人の子供も、ここでは大はしゃぎしていた。

ストラトスフィア・タワー
 約1時間半ほどをアドベンチャードームで楽しんだ後、カジノスペースを通らずに、ホテル裏手のタクシー乗り場からストラトスフィア・タワー(StratosphereTower)へと移動。
 ここはストラトスフィア・タワーは名前の通り、ホテルの上に巨大なタワーがあり、これが名物となっている。またその最上階屋外にはジェットコースターと逆フリーフォールと言えるビックショット(BigShot)があり、多くの日本人観光客が訪れている。
 正面入口からホテルに入るとすぐにカジノフロアとなっている。エスカレータが入口の目の前にあるので、これで階上へ向かう。そこからタワーのチケットオフィスまでの間はショッピングモールとなっている。以前に来た時はとても賑やかに感じた場所だったが、一部のショップが閉店されてしまっていたり、魅力のある商品を置いている店が少ない。殆どの人がここを通り抜けてしまうのではないだろうかと思う。
 チケットオフィスでは、タワー展望台入場券、アトラクションと入場券のセットチケットも販売されている。自分と姉はビックショットには乗るつもりでいたので、ここでセットチケットを購入し、両親と子供は入場券のみ。また55歳以上にはシニア料金が設定されていて入場券が安くなる。
 チケットオフィスは非常に混雑していたが、実際のエレベータ乗り場は思ったより混んでいない。しかも数機あるエレベータは、案内係もいないし電光表示板も内ので次にどれが乗機できるのか全く判らない。そのうち、一カ所のエレベータ扉が開いたので乗機。

 エレベータは高さ260m以上、108階まで最初はゆっくり、次第に加速されて一気に上がる。通常だと急激なエレベータの上昇だと耳鳴りなど感じることがあるが、ここではそのような事は無かった。
 108階は屋内展望室となっていて、タワーの周りを1周する事が出来、まさにパノラマ展望。109階は屋外展望台。周りが金網で囲まれているのでしっかり展望をしたいのなら、階下の展望台の方がいいだろう。また強風の時などは、屋外展望台は注意が必要。

 自分と姉は、他の家族を屋内展望室に残して、108階から出ているエレベータで最上階へ。エレベータを降りて屋外に出るとハイローラー乗り場、更に階段を上るとビックショット乗り場となる。
 その階段を上るとビックショットはガラ空き。これならばと思い、最初に姉が乗ることにして自分はその光景をビデオに収める。自分は過去に1度乗っているので、そのスリル感はよく判っているつもりだが姉は初めてで緊張している様子。がら空きのビックショットは事務的に安全確認を行い、事務的に打ち上げられる。このアトラクションは実際に動いている時間は30秒もない。あっという間なのである。
 姉が終わって、今度は自分の番。乗っているのは自分と数人だけ。以前に来た時は、長蛇の列で係員達もおもしろおかしく仕事をしていた気がする。人も少なくて、何か寂しい感じさえする。
 安全確認を終わると、すぐに打ち上げられる。時速70Km以上の速度で約50メートルの高さへ一気に上がる。そして頂点に達し、そこから落ちる瞬間に無重力状態となる。このふわっと浮いた感覚と足下に広がる300メートル下の街並。まさに宙に浮いている状態。

 16時半近くになって、タワー展望台から2階ショッピングモールへと戻る。ここで子供達にハーゲンダッツのアイスを食べさせて機嫌をよくさせる。ここストラトスフィアもやっぱり子供にとってはそれ程興味のない所なのかも知れない。
 正面からタクシーに乗車してホテルへ一旦戻ることにする。

ベネチアン
 この日の夜は両親がトレジャーアイランドミスティアを見に行くことになっていたので、ショーの時間から逆算して19時に夕食を食べに出かけることにする。
 まずはストリップから正面入口までの遠さと広さに驚き、正面入口の天井の絵画にも驚く。数日前に自分が感じたことを家族達もやはり経験することになった。そこからグランドキャナルショップスを通り抜け、ゴンドラ船乗り場もあるセントマークススクエアと呼ばれる広場へ。ここで地図を見ながら何を食べるか決めることになったのだが、父親はイタリアン、姉はカツレツの様な物を食べたいと言う。自分と母親は特に意見は無かったが昼がスパーゴだったこともあり、悩んだ。ところがここベネチアンには2つのイタリアン、人気和食のTSUNAMI、ワーナーブラザースレストランなどがある。結局、この広場の目の前にあるポストリオ(Postrio)に決まる。

 決まったところでまず入口のカウンターへと向かうととてもきれいでスタイルの良い女性2人が立っている。入店の意志を伝えると、30分待ちだと言われるが他のレストランを探すのも面倒だったので待つことを伝える。ただアメリカのレストランで30分待ちだと言われても大体それよりも短い待ち時間で入店出来ることが多い。この時もやはり20分もしないうちに名前を呼ばれて店に入る事が出来た。
 店の雰囲気はスパーゴと似ていて、オープンカフェ形式。気取らずに子供を連れても入店出来、店のスタッフも非常に好感が持てる。この時はビールをやめてワインを注文したのだが、スタンダードなワインでも$30からといい値段だが、料理の方は$15程度で決して高くない。ワインも料理ももとても美味しいおすすめレストランである。

ポストリオでの夕食の写真はこちら

トレジャーアイランドのバッカニア海戦ショー
 食事を終えてポストリオを後にしたのが21時過ぎ。ぶらぶらとウィンドウショッピングしながら正面入口方面へと向かう。この時間になっても、各ショップがオープンしているのはラスベガスらしくて、来る側にとっても非常にありがたい。
 自分はここで家族とわかれて、1人でトレジャーアイランドへと向かう。バッカニア海戦ショーを別の立ち位置で見るためである。前回は立ち位置が悪かった為にイマイチよく見えなかったので、今回はベストポジションをキープして、海賊船側、イギリス軍側共にしっかり見ようと思った。
 ショー開始の30分前にも関わらず、既に場所取りが始まっている。自分はストリップ通り沿いの場所だと2つの船のどちらか片方しか見えないので、今回は2つの船の間のホテルと通りを繋いでいる通り沿い、つまりど真ん中の位置でショー開始を待つ。
 ショー開始の時間が迫るに連れて、人の数も増える。特にストリップに面した位置は人で溢れかえっている。自分のいる場所でさえも次々に人々が集まり、肩が触れ合う程の状態になった。
 天気も良く、無風状態だったのでコンディションは最高で、ショーはほぼ定刻通り開始される。自分の立っていた場所はショーを見るには最適な場所だったようで、海賊側のシーン、英国軍側のシーンもよく見える。特に嬉しかったのは、海賊船側の大爆発、英国軍艦船が沈むシーンもしっかり見えた事である。
 ショーに大満足し、ショー終了後の大混雑に揉まれながら22時半過ぎにホテルへと帰る。

 
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