2001/10
シドニーステイ
10/27 バルメイン、フッシュマーケット、FOXスタジオ
バルメイン(Balmain)
実質的には最終日となる10月27日、土曜日。この日は到着日、つまり1週間前に自分も付いて行ったハナの日本語学校の日である。9時過ぎにモスマンの家を出て、学校のあるウルティモへと向かう。週末と言うこともあって、ハーバー・ブリッジもとても空いているようで20分足らずでウルティモへと到着する。
ハナを学校に送り届けると、姉と自分はそのままVictoria Roadを走らせてバルメイン(Balmain)の街へと向かう。この途中には、シドニーオリンピック女子マラソンで高橋尚子が他選手を引き離す為にスパートをかけたアンザック・ブリッジ(Anzuc Bridge)も渡る。
Victoria RoadからDarling Streetに入り更に走ると、バルメインの町が広がり始める。その街並の突き当たりに位置する場所に立っているのが、セント・アンドリュース教会(Saint Andrews church)だ。
セント・アンドリュース教会は、1995年に自分が挙式をした教会でもあり、非常に馴染み深い場所。挙式後に一度、この教会へと連れてきて貰ったことがあるが、教会の扉は閉ざされていたが、今回は様子が違う。教会の敷地いっぱい使ってのマーケットが開催されていた。
シドニーでは、休日や夜間は道路での路上駐車が緩和される地域も多く、Darling Streetや教会の周りも駐車している車だらけ。メインストリートでは車を停めることも出来そうになかったので、脇道の住宅街の駐車スペースを何とか見つける。
早速このマーケットの中へと足を踏み入れてみる。先週グリーブのフリーマーケットと大差ない。規模はこちらの方がが小さくて、出店者の手作りの品が目立つ。その手作りの品の中には、子供向けの衣類や靴、写真たてなどもある。
教会の扉もこの日は開いていたので、6年振りに中へと入ってみる。外の賑やかさとは一転して、非常に静寂につつまれている。非常に歴史ある教会だけあって、建物自体も建物内も時代を感じさせる。この素晴らしい教会で、毎年どれだけの人たち、日本人カップルが挙式をしているのだろう。
マーケットは教会の敷地の外でも行われていた。教会の敷地境界に設けられた柵に自らの絵画作品を並べている人、彫刻品を並べている人、そしてそれに見入っている人など。この様な光景は教会敷地内のマーケットでも見る事が出来る。出店者も買い手ものんびりしていて、ここでの会話を楽しんでいるようにさえ映る。
グリーブのフリーマーケットに比べれば確かに規模は小さいが、比較的小さいマーケットでも、出店されている物が重複していないし、手作りの物が目立っていたりして、自分としてはこのセント・アンドリュース教会でのマーケットは気に入っている。
その横と通って、バルメインの町を暫く散策することに。それほど大きな町ではないし、Darling Streetがメインストリートとなっているのでこの通りの両側にショップやカフェなどが並んでいるので大変判りやすい。
店先から香ばしい香りがするベーカリー、ちょっとチープな子供服を売っている店、沢山の花を店先に並べているフラワーショップ、まだ開店前で無人状態のレストラン、オープンテラスで賑やかなカフェなど、見ているだけでも楽しい。自分たちも通り沿いにありながら、ちょっと奥まった所にテーブルを並べているオープンテラスのイタリアンカフェに。ここで飲んだアイスティーは、とってもフルーティーで絶品。周りのテーブルでは、新聞を読みながら朝食をとっている人たちが目立つのは、朝食を外食で済ませる人たちが多いシドニーらしい光景だろう。
フィッシュマーケット(Sydney Fish Market)
バルメインの町の散策を終え、11時半過ぎにハナを迎えに行く為にウルティモへと戻る。
ハナの日本語学校が終わるのを待って、昼食を食べにフィッシュマーケット(Sydney Fish Market)へと向かう。ウルティモの日本語学校からは歩いても行けるほどしか離れていない。
ちょうど昼時になってしまい、予想通りフィッシュマーケットは大混雑している。車を停める駐車スペースを探すだけでも一苦労する。
その混雑は駐車場だけでは無かった。各フィッシュマートで売られている物を買うにも、テーブルに座るにもとにかく混雑している。家の食卓へ持ち帰る人、パーティーなどの為に買い出しに来ていて大量に買い求める人もいたが、殆どの人がフィッシュマーケット内で食事を目的に来ている人たち。
そんな混雑に揉まれながら、自分たちもフィッシュマートで品定めをする。一面氷が敷き詰められたショーケースにカキ、エビ、サーモン、イカ、カジキマグロなどが並べられている。中には刺身用にカットされたものまである。またフィッシュマートには揚げたてのフィッシュ&チップスも売られている。
他には寿司専門店もあり、こちらはパックになった寿司セット、フライ弁当などが売られていてこちらも現地の人たちに好評だ。この寿司店は店内にはカウンターがあり、お好みで食べることが出来るようになっている。各フィッシュマートは基本的には魚屋なので、酒類の販売は出来無いが施設内にはちゃんと酒屋もあって、食べ物を買い込んだ後にワインやビールを買う人でこちらも賑わっている。この酒屋、いつ来ても必ず店頭でワインの試飲をやっていて、それに人集りが出来ている。
自分たちも食べ物を買うと食事をする為のテーブルを探す。天気も良くて、心地よい風の吹いている気候だったので是非とも屋外で食べたいと思っていたが、Blackwattle Bayに面した屋外のテーブルは既にどこもいっぱい。テーブルクロスまで持参してワインを飲んで盛り上がっているグループ、家からサンドイッチなどを持参してピクニック気分のファミリー、空きテーブルを探していて、結局見つからずに階段に腰掛けてカキを食べ始めている夫婦までいた。
流石に自分たちは地面に座って食べる気はしなかったので、フィッシュマーケット内へと戻り、なんとか建物内に空きテーブルを見つけてそこで食事することが出来た。新鮮で大きなカキやエビは、やはりここフィッシュマーケットならでわで、大満足。
フィッシュマーケットは、夕方は15〜16時には閉店してしまうマートが多いので、やはり11〜14時位の昼食の時間帯を狙ってくるのが良いと思う。路面電車がダーリングハーバーから走っているので、これを利用してくるといいだろう。
フィッシュマーケットでの昼食の写真はこちら
フィッシュマーケットのオフィシャルページ(英語)
フォックス・スタジオ
大満足の昼食を済ませると、フォックス・スタジオへ向けて移動する。シティー・セントラルからそれ程遠くない場所に位置し、実際のスタジオもあって多くの映画製作もされている。映画スタジオが出来、多くの映画が制作されるようになって、オーストラリアが第2のハリウッドと言われるまでに成長したのは、同じ英語圏であること、そして人件費の安さが大きな要因と言われている。
観光客や地元の人たちで混雑していると思っていたら意外にも駐車場には結構な空きスペースがある。以前はA$35の入場料をとっていたフォックス・スタジオだったが、余りに高いと不評でA$25に値下げ。しかし、それでも来場者は減るばかりでとうとう入場無料となってしまった。
姉には「期待をするな。」と言われていたが、呆然としてしまうほど何も無いフォックス・スタジオ。唯一のアトラクションは007ライドでチケットはA$12。オープン当初話題になっていたタイタニックのアトラクションも既に数週間前に閉鎖されていて、テーマパークとしての魅力は全く無い。
ここフォックス・スタジオは単なる公園と化している。中心の広い芝生ではマーケットが開催されていて、その規模はなかなか大きい。その横では、小動物とのふれあい広場があって、柵の中に放し飼いされたうさぎや鳥などを子供たちが触ることが出来る。
この公園を囲むようにして、12のレストランやショップ、シネコンプレックスなどが並んでいるが、観光客がわざわざ足をのばしてまで来る場所では無いと言うのが正直な感想。
結局、見るべき所も無く、1時間半余りでフォックス・スタジオを後にして、モスマンへと帰ることに。
フォックス・スタジオ、BAY SWISSでのコーヒーの写真はこちら
FOXスタジオのオフィシャルページ(英語)
モスマン
半袖でも十分な気候になったは嬉しいが、自分は明日には日本に帰国しなければならない。折角日本から持ってきた半袖のシャツも殆ど着ること無く、再びスーツケースへとしまい始める。バーケンヘッド・ポイントやマーケット・シティーで買い込んだ物も順序よく入れて、明日の帰国に備える。
19時過ぎとなり、辺りが暗くなった頃になって夕食を食べに出掛ける。最後の夜は地元モスマンのタイ料理。歩いても5分足らずで行ける場所だが、自分が面倒だと言って車で行くことになった。ところが週末だったこともあり、駐車スペースはを見つけるに一苦労する。やっとの思いで車を停めることが出来たが、それまでにかかった時間を考えると素直に歩いてきた方がよっぽど早かった。
モスマンを横断するミリタリーロードから少し入った場所にあるタイ料理レストランのSunny's placeは、姉たちの家から近いこともあってちょくちょく利用しているようで、店員たちも顔馴染み。
テーブル数も多くないこじんまりとしたレストランで、ロウソクの灯りが各テーブルに用意されているので、一見タイ料理を出すレストランには見えない。大人向けのレストランの雰囲気だがファミリーでの来店も結構多い。店員たちはとてもキビキビとしていて、子供にはとても親切でやさしい。
料理はそこそこボリュームもあり、オリジナリティーに溢れた料理となっている。値段も他と比べて変わらないので安心して食事をすることが出来る。ちなみにこのレストランはBYOなので、酒類は持ち込みとなっている。
モスマン、sunny's placeでの夕食の写真はこちら
家に戻り、帰国に向けての最終的な準備を済ませる。完全にパッキングを終えて、姉の居るリビングでテレビを見ていると、姉が突然
『明日から1時間早まるんだった。』と叫ぶ。自分の頭の上には「?」マークが3つほど並んだ。詳しく話を聞くと、明日からシドニーはサマータイムに入るらしい。つまり深夜になって1時間消滅してしまうと言う訳だ。最初は笑って聞いていたがよくよく考えてみれば、恐ろしいことだ。もし、その事に明日になっても気付かなかったら、飛行機の時間に間に合わなくなっていたかもしれないから。それに睡眠時間も1時間少なくなるわけだ。
目覚まし時計を持っていない自分は、ちゃんと朝起きれるか不安になりながらもベッドに入る。
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