2002/10
  グアムステイ

 
10/13 日本出発、ホテル着
成田空港までの移動
 出発の日の朝。この日のフライトは22時と非常に遅い時間だったので、静岡を車で出発する時間も午後となった。以前に2度ほど、成田まで自家用車で行った経験もあり、3連休の中日であっても道路はそれ程混雑していないだろうと予想していた。
 静岡を13時半に出発し、東名高速道路を東京方面に向かって走る。途中、海老名サービスエリアに立ち寄るが予想以上に混雑していて驚く。ここで遅い昼食を取るが、駐車をするにも混雑し、フードコートで食事をするにも混雑していて大変な思いをする。

 再び車を走らせ、首都高速から東関東自動車道へ。時間的にかなり余裕があるものと思っていたが、酒々井パーキングエリアに到着する頃には、太陽もだいぶ陰ってきた。ここ酒々井には、成田空港の発着案内ディスプレイが設置されていて、自分たち同様にこれから海外へ向かう人、旅行者の送迎をする人たちがディスプレイの中に表示されている各フライトスケジュールを見入っている。


民間駐車場

 酒々井PAを過ぎて5分ほど車を走らせると成田空港へと入る分岐道へと出る。空港内駐車場やレストハウスに向かう場合は成田料金所を過ぎてそのまま直進すればいいが、民間駐車場や各ホテル、成田市内に向かう場合は左側の料金所に向かわなければならない。一応、”成田市内は左によれ”と言うような看板も出ているが、意外と見落としがち。自分も以前にホリデーイン東武成田に向かう予定だったのに、そのまま直進して高速空港線を進んでしまい、空港手前の警察による検問所で恥をかいたことがある。

 成田料金所を出ると高速空港線の挟むようにして上下線が並行に走っている国道295号線を空港方面に向かって走る。目印としては全日空ホテルが道路沿いにあるので判りやすいだろう。
 今回、自分たちが車を7日間預けることになったのは、成田空港付近で手広く民間駐車場を手掛けているUSAパーキング。1日あたりの料金が500円と他駐車場よりも格安だったので、ここを選んだ。料金に上乗せをすれば、帰国時に空港まで車を届けてくれたり、旅行中に洗車してくれたりというサービスも受けることが出来る。

 USAパーキングの場所は全日空ホテルを過ぎて暫く走った後、左折道を走って日航ホテル方面に向かうとある。広大な駐車場だが、入口がイマイチ判りにくかったので戸惑う。静岡を出発したのが、13時30分で、この駐車場に到着したのが17時30分である。
 車を所定の位置に止めると、事務所で支払いや各手続きをする。その間に残った大人が車から大荷物を車外へと一所懸命運び出す。
 空港行きのマイクロバスが定期的に駐車場と空港を往復しており、次のバスがやってくる頃には結構な人数がバス待ちをしていた。そのバスが駐車場へと到着すると、先頭で順番待ちをしていた自分たちから順番にドライバーにスーツケースなどの荷物を預けて、マイクロバスへと乗り込む。バスは補助席を使用するほど空港へ向かう人たちが乗車していた。

USAパーキングのオフシャルページ(日本語)


成田空港

 今回の出発は全日空利用なので、第2ターミナル。今現在、第1ターミナルもリニューアルされて、レストランやショップもだいぶ充実したらしい。だがなんと言っても、この第2ターミナルは、近代的な空港らしい造りとなっていて、後に建設された名古屋空港国際線ターミナルもこの建物を見本としているのではないだろうか。

 スーツケース3個、大きなバッグ2つ、B型ベビーカー1台と大荷物の自分たちは、とにかく最初にチェックインを済ませてしまいたい。だがまだNH0923便の出発まで4時間はある。普段なら、旅行会社のカウンターでチケットを受け取る必要があり、どんなに早くても3時間前にしか対応はして貰えないのだが、今回自分たちが手にしているのは正規航空券。つまり、そのままチェックインが可能と言うこと。
 チェックインカウンター入口でチケットを見せるとすぐに中へと通してくれた。勿論、預ける荷物のX線検査はしなければならい。またアメリカの同時多発テロ以来、セキュリティーも厳しくなっているようで、1グループの中で代表で誰か1人分のスーツケースを開けてのチェックが行われた。ちなみに、この時は一番荷物の少なかった母親に犠牲になって貰い、スーツケースを女性係員がささっと簡単に調べ、何事もなく終了。
 そしてカウンターでのチェックイン。本来ならば、フライトの2〜3時間前にならなければ、ボーディングパスの受取りも出来無ければ、大きなスーツケースを預けることも出来無いのに、既にチケットを手にしている自分たちは、カウンターがオープンしていたのですぐにチェックインを完了することが出来た。
 この際にシート番号なども確認するが、予めリクエストをしていた通り、バシネット(脱着式ベビーベッド)のあるキャビン間仕切りのすぐ後ろにあたる場所で、2−3−2のシート配列の左側窓側15A、15B、16A、16Bとなっていた。
 また全日空ホームページで確認すると、持ち込みのベビーカーはチェックインの際に預荷物扱いとなり、カウンターで搭乗までベビーカーを貸し出してくれるとのことだったが、B型ベビーカーを持ち込んだ自分たちは搭乗口まで自分たちのベビーカーを使用することが出来た。(チェックインの際に、預荷物と同じタグは貼られ、成田空港で搭乗口にて空港職員にベビーカーは預けることになる。またグアム空港では預荷物として、バゲッジルームで引き取る。)

<ポイント>ベビーカーなどの持ち込みについて
 成田空港では、自身で持ち込んだベビーカーは出発ゲートまで使用出来る。機内に搭乗する時には、係員に預けることにある。グアム空港では、預荷物としてバゲッジルームにて受け取ることになる。バゲッジルームでは、比較的早い段階でベビーカーを受け取れることが多い。(注意:全日空ホームページ上では、ベビーカーはチェックインカウンターで預荷物扱いとなり、カウンターにてベビーカーを貸し出し(事前予約不可、台数に限りあり)すると記載されている。)
 グアム国際空港では、チェックインカウンターで預荷物として、ベビーカーは預けることになる。カウンターでベビーカー(バギー)を搭乗時まで貸し出ししてくれる。しかし、このベビーカーは非常に使い勝手が悪い。



 大きなスーツケースが無くなって、一段落ついたところで小腹が空く。イミグレーションを過ぎてしまうと食事をするにも限られると言うことで、チェックインカウンターが並ぶ3Fを見渡すことが出来る4Fのレストラン街へと足を運んでみる。丁度時刻は18時半過ぎと言うことで夕食時に重なってしまい、ファーストフードから本格的なレストランまで22店舗ほどが並んでいるが、いずれも満席状態で早々にちゃんとした食事をすることを諦める羽目に。
 仕方無く3Fへと戻り、東関東自動車道の酒々井SAなどで購入したパンなどを食べようということになったが、全員が満腹になる程の量は買っていなかったので、第2ターミナル地下にコンビニがあったことを思い出し、自分が走って買い出しに行くことにした。ところが地下のコンビニレオツーには、陳列棚に豊富に並んでいる筈のお弁当、おにぎり、サンドイッチなどは全く無い。お菓子やインスタントラーメンなどはやまの様に並んでいたが、流石にそれを買う気にはなれずにこの場を後にする。
 再び3Fに向かって走り出すが、2Fにある売店ホットハートで、完全に売れ残りっぽい調理パンとおにぎりが数個置いてあるのを発見。選り好みしている状態でも無かったので、迷わずそれらを購入して3Fの家族が待つ場所へと再び走る。既にパンなどを食べていた家族の元に辿り着いた時には、何故か1人で荒い息をして、汗ばんでいる自分。

 子供たちは既にお腹を空かしている。まだ乳児の長男には、自宅から持参したボーロなどのお菓子、携帯用ポットのお湯とペットボトルに詰めておいた煮沸済みの水を混ぜ合わせてミルクを作って与え、長女には酒々井SAで購入した物と自分が走って購入してきたパンなどを食べさせる。当然、大人たちも子供と一緒に非常に簡素ではあるが、ここで食事を済ませてしまう。

 食事が終わった19時半過ぎにいよいよ出国へと向けて、手荷物検査、イミグレーションへと向かう。手荷物検査のX線検査、金属探知器チェックについては、同時多発テロ以前から特に変わったと言う印象は受けなかった。イミグレーションは、相変わらず無表情な審査官が、淡々と事務的にパスポートに出国のスタンプを押して行くだけという印象。以前は出国カードなるものに記入をしなければなからず、出国カウンターは大変混雑することが多かったが、今はこのカードが廃止になった為、非常にスムーズに出国手続きを済ませることが出来るようになった。


 20時にはモノレールに乗って、NH923便の出発するD93ゲートのあるサテライトへと到着。モノレールを降りて最初に目に付くのが、やはり>免税店。今から海外旅行に行こうとしているのに、何故か出国前に免税店
 出国審査を受けたすぐ先が免税店は一番充実しているだろう。ジャパンデューティーフリー、ANA、JAL/DFS、エムパイヤなどの品揃え豊富なショップに加え、エルメス、フェラガモ、ブルガリ、コーチと言った専門店が店を構えている。モノレールに乗ってしまっても、辿り着いたサテライトには、ジャパンデューティーフリーとJAL/DFSがあるので安心。ちなみに第1ターミナルには、免税店としてジャパーデューティーフリーとJAL/DFS、専門店は第2ターミナルと同じショップがある。
 免税店で買い求めた物と言えば、タバコや化粧品など極限られた物だけ。タバコでさえ、かさばると言うのに、更に重量がある洋酒などを買うわけが無い。と言うか、荷物の多い子連れ旅行の場合、買ってはいけないと思うのは自分だけだろうか。ちなみに商品の値段はどのショップでも同じだった。

<ポイント>JAL/DFSの粗品について
 出国審査を出てモノレール乗り場に向かう場所にインフォメーションカウンターがある。ここにJAL/DFSのパンフレットが置いてあるので貰ってみよう。そのパンフレットの中に粗品引換券が入っている。勿論、JAL/DFSで買い物をした場合のみ有効。で、その粗品というのは何かというと、小さな箱の中に入った梅干し2個。粗品の王道を行っているような品だが、若い人ならわざわざ梅干しを海外旅行に持っていく事もしないだろうし、ポケットに入るようなサイズなので、貰っても困るような品でもないから、折角なので粗品を手に入れよう。
 ちなみにこのパンフレット、出国審査後のインフォメーションの他、第2ターミナル本館3Fの出国者セキュリティーチェックの入口前にも置いてある。




 時刻は20時半前。搭乗ゲートに向かってみるが、まだ搭乗客はまばら。搭乗開始の案内まで1時間あるので当たり前かも知れない。大人ならば、こういう時の時間の過ごし方を知っているが、子供はそう言う訳にはいかない。搭乗前に寝入ってしまうのも困るが、ずっとグズられるもの困ってしまう。
 そんな時に役立つのがプレイルームである。第1ターミナルならば、27,28ゲートの間にTVゲームを中心とした設備がある。第2ターミナルはC81ゲート前にあり、、小さな子供を遊ばせるには最適。対象としているのは、幼稚園児くらいまでのようで、靴を脱いで滑り台を滑ったり、おもちゃで遊んだり、アニメビデオを見たり、絵本を読んだりすることが出来るようになっている。また乳児連れの為のベビーベッド(第1ターミナルでは授乳室もあり)なども用意されている。
 プレイルームは入場無料。入口で名前などを記入するだけで入場することが出来、施設をフルに利用することが可能。施設内には日本人だけでは無く、欧米人親子なども多くいて、子供同士は言葉の壁など全く関係無く、皆仲良く遊んでいる様だ。
 小さな子供連れの旅行の場合、このプレイルームを使わない手は無い。自分たちのように、早めに出国審査を済ませて、1時間ほど子供たちを思う存分ここで遊ばせれば、飛行機に搭乗した後に寝てくれる確率はかなり高くなる。機内で寝てくれる事ほど、親にとって楽なことはないのだから。

プレイルームについて
 搭乗前に子供を遊ばせる為の施設。対象は幼稚園児ぐらいまでだろうか。施設使用は無料だが、大人の付き添いが必ず必要となる。
 第1ターミナル 出発ゲート(27ゲート付近) オープン時間8:00〜21:30
 第2ターミナル サテライト(C81ゲート前) オープン時間7:00〜22:00




 搭乗券には21時30分と刻印がされている。時刻も21時となり、子供たちも存分に遊び、多分遊び疲れただろう。プレイルームを後にして、1人に荷物番をしている母親の元へと戻る。
 D93ゲート付近は、だいぶ人々で混雑している。既にこのサテライトから出発待ちをしているのは、自分たちのNH923便(現在はエアジャパンがNQ923便として運行し、全日空NH923便はコードシェア扱い)のほか、ハワイ、オーストラリア、グアムへのフライト数便しか無いので、この混雑は同じ便でグアムへと向かう人たちに違いない。
 搭乗開始までの時間を落ち着かずに待っていると、ゲートカウンターの放送で名前を呼ばれる。奥さんがすぐにカウンターに行くとベビーカーのことについてだった。チェックインの時に説明を受けた通り、搭乗時にベビーカーは預荷物になることを再度確認されただけだった。

 21時30分になろうとする頃に再びゲートカウンターから、機内への案内開始(搭乗開始)が21時40分頃になると放送がされる。気の早い乗客は21時30分前に搭乗ゲート前に列を作り始めていたが、子供2人と荷物の多い自分たちは椅子を立つことが出来無い。
 先程の放送の通り、21時40分には搭乗開始が始まり、そのタイミングで地上係員がベビーカーの引き取りにやってくる。放送と同時に待ってましたと言わんばかりに、あっという間に搭乗の為の列が出来上がる。だが普段乗る機会の多いB747に比べると座席数が200席余りのB767−300の列はそれ程長くない。
 ギリギリまで椅子に座っていた自分たちも、意外に早く搭乗ゲートを抜けて、駐機している923便へと進む。シート番号が15、16番台なので、機内に入るとすぐに自分たちの席へと辿り着くことが出来る。子連れにとっては、非常にありがたい。

 ある程度、搭乗客が機内へと乗り込み、通路が空いたのを見計らって、キャビンアテンダントが自分たちの席へとやってくる。そして、バシネットチャイルドミールが予約されていることを確認された。暫くして、再び同じキャビンアテンダントがアルミのアタッシュケースを手に持ってやって来た。この中には一体何が入っているのだろうと思っていたら、を自分たちの目の前で広げた。中に入っていたのは、瓶入りベビーフード、スティックタイプの粉ミルクなどで、必要ならばと持ってきてくれたのである。その中から瓶入りベビーフードを2つほど貰うことにした。
 この後に更に子供の座っている席を回って、オモチャを配ってくれた。正直言って、この時配られたオモチャはちゃっちい物ばかり。2歳の長女はいくつかあるオモチャの中から、ダイヤブロックみたいな物を選び、1歳に満たない長男は自身で選ぶことは出来無いので、自分が空気で膨らます全日空機をデザインした物を選んだ。今までは大人だけの旅行ばかりだったので判らなかった(00’ラスベガスの際も子供とは席が離れていた)が、子連れだと離陸前に結構キャビンアテンダントが席にやってくる機会が多いことを知った。ちなみに母親曰く、機内で子供へのオモチャなどのサービスが過去で一番良かったのはキャセイパシフィック航空らしい。

ベビーフード、粉ミルクについて
 全日空のホームページによると、基本的にベビーフード、粉ミルクなどは機内に用意はされているようだ。但し、数に限りがあり、これらの予約は受け付けられないので、乗客自身で出来る限り持ち込んで欲しいとのことだった。
 万が一、リクエストが多くなってしまった場合、当然ビジネスなどの上級シート、常客、プレミアエコノミー、エコノミーなどと言う順番で優先順位になるのではないだろうか。万が一のことを考えれば、やはり機内に子供の為の必要な食べ物や飲み物は持ち込んだ方がいいだろう。




 22時15分頃になって、やっとNH923便は滑走路に向けての移動を始める。常に混雑している成田空港の滑走路も、流石に1日の終わりに近い時刻となり、混雑も混雑も緩和されているのではないだろうか。
 滑走路へ到着して、一旦機が停止したと思ったら、すぐにエンジン出力が上がる。そしてあっという間にグアム国際空港に向けて、空へと飛び立つ。

全日空のオフシャルページ(日本語)
成田空港のオフシャルページ(日本語)
JAL/DFSのオフィシャルページ(日本語)
ジャパンデューティーフリーのオフィシャルページ(日本語)


成田→グアム

 シートベルトサインが消えて、水平航行になると再びキャビンアテンダントが自分たちの元へ。自分たちの座る15列の前はパーティーションとなっていて、ビジネスクラスとの境。そのパーティーションの壁に、予めリクエストしておいたバシネットを取り付けに来てくれたのだ。壁に開いている穴にバシネット側面の金具を取り付けるだけで出来上がり。意外と簡単な構造だが、バシネット自体にも固定用のシートベルトのような物は用意されていて、不意の機体の乱降下などにも備えられている。バシネット用にブランケットも用意してくれたので、既に眠りについてる長男をそっと移し替える。目を醒ますことは無いが、同じ年代の子供たちよりも体の大きい長男にはちょっと窮屈そう。でも、折角バシネットを借りたのだから使わない手は無い。逆に同じNH923便に搭乗している人たちで、小さな子供を膝の上に乗せてグアムまで向かう人たちもいる訳だし。

 短いフライトの間、キャビンアテンダントは本当に忙しそうに動き回っている。軽食と飲み物のサービス、 グアム入国書類などの配布など、この短い時間にこなさなければならない。
 搭乗している乗客の方も同じ事が言える。既に深夜にさしかかる時間帯に食事をしなければならないし、それと平行して入国の書類への記入もこなさなければならないのだから。これで子供たちがグズっていたら、更に大変なことになるのは間違いない。ちなみに自分たちの2人の子供は、フライト時間が丁度寝る時間にあたっていたこともあって、離陸直後に何事もなく寝てくれた。

 3時間余りの短いフライトと言うこともあって、機内でのサービスはかなり限られる。飲み物は、ビール、ソフトドリンクなどに限られ、食事はサンドイッチ、フルーツ、ヨーグルト程度の物。太平洋路線などの様に専用の食器で用意されることは無く、駅で買うサンドイッチ様に紙包装されている。ベビーミールはリクエストによって用意して貰うことが出来たが、この便ではチャイルドミール(席のある2歳以上の子供)は無く、一般客と同じ内容の軽食が用意される。見た感じでは、一般の軽食よりも、ベビーミールの方がボリュームもあって、美味しそうに見えた。

NH923便の機内軽食の写真はこちら

子供の機内での過ごし方について
・搭乗事前に十分に遊ばせて、機内で寝付くように努力する。
・離陸時、小さな子供は気圧の変動による耳の痛みなどで泣くケースがあるので、飴などをなめさせる。
・機内には、かさばらない程度の普段愛用しているオモチャを持ち込む。お絵かき出来る子なら、ぬり絵な どは集中しやすいのでいいかも。
・旅行時にビデオカメラを持っていくなら、ビデオカメラのテープにアニメなどをダビングしておき、機内に持ち込むと子供を飽きさせずに済む。
・機内でベビーフード、粉ミルク、紙オムツなどのサービスが受けられないケースもあるので、出来る限り持ち込む。
・子連れの搭乗客のリクエストは比較的クルーも聞いてくれるので、何か必要であったり、困ったら迷わず相談してみるといい。

<ポイント>バシネット(ベビーベッド)について
サイズ 85cm×45cm×33cm
重量  10Kg(B777は15Kgまで)




グアム国際空港

 結局、自分だけは機内で一睡もすること無く、グアム国際空港へとNH923便は到着してしまった。ターミナルに機が到着する前に、
『到着客は、入国審査前にある免税店での購入は禁止されております。』と言ったアナウンスがされた。なんの事だろうと思っていたら、この空港は成田空港のように出発客ゲートと到着客ゲートが3F、2Fというように分かれていない。だから、到着客でもイミグレーションへ向かうために出発客の待つ場所を通る必要がある。ただ、地上係員が到着客をイミグレーションの方面へと誘導しているので、それをかい潜って免税店に行くのは至難の業なのではないだろうか。

 イミグレーションでは、ほぼ同時刻に到着しているJALウェイズの便の乗客が少々順番待ちをしている程度で、それ程の混雑は無い。またグアムだけあって、自分たちのようなファミリー旅行の人たちが多いので、審査官はファミリーだとまとめて審査をしてくれるから、順番待ちの列の流れも速い。

入国審査について
 日本の場合と違って、アメリカの場合は入国審査を受ける際に、家族で旅行をしていると一緒に審査をしてくれるケースが多い(以前、JFKではカップルでも一緒に入国審査を受けさせてくれたこともある)。勿論、グアム国際空港でも同様。
 逆に単身や友人同士での旅行の場合、イミグレーションで幾つもの長い列が出来ていたら、家族連れの多い列に並ぶと意外と速く入国審査を通過することが出来る。



 入国審査を終えて、バゲッジルームへと移動。到着して間もなくすると荷物がベルトコンベヤー上に流れ始める。最初に現れた荷物は、ベビーカー数台。その中には自分たちが成田空港の出発ゲートで預けたベビーカーも含まれている。
 預けたスーツケースも準備ベルトコンベヤー上に出てきたので、それを取り出して税関へと向かう。幼い子供を連れた家族旅行だったことも要因してだろうか、荷物検査などされることも無く、到着ロビーへと出る。外には、日本語のツアー名やツアー客名を書いたプレートや紙を持った現地ガイドたちが到着客を待っている。
 グアム第一ホテル予約時に空港−ホテル間送迎が無料となっていたので、空港到着時の連絡方法は予めインターネットメールにて確認をしてあった。その方法というのは、到着ロビーを左に進み、突き当たりに位置する場所に、各ホテルの紹介がされた大きな電光パネルがある。そこにはホテル直通の電話が用意されている。グアム第一ホテル直通の#25をプッシュすると、片言の日本語を話すホテルスタッフが電話に出て、自分たちが空港に到着したことを伝えると、ちゃんと送迎予約がされていたようで空港の外で待っているように言われる。
 その指示通りに、空港建物から外に出ると深夜3時にも拘わらず、余りの蒸し暑さに汗がしたたり落ちる。晩秋に近付く日本と大きな違い。またハワイと違って非常に湿度の高い、どちらかと言うと東南アジアに似た暑さ。
 大荷物を抱えたまま、深夜の空港外で待つと言うのは非常に不安になりがちだが、フライトを終えてホテルへと向かうクルー、タクシードライバーなどが結構立っていたので比較的安心出来た。だがグアムと言えども、窃盗などの事件は多い事は間違いないので、こんな時でも手荷物などは常にしっかりと持つ様にし、スーツケースを満載したカートにも必ず誰かが張り付いているように心掛けたい。
 10分ほど待つと、ホテルのバンが空港へと到着。最初は、フォードF150クラスの大型バンが来るのかと思っていたら、トヨタのエスティマだった。ホテルスタッフが車外に出て、それらしき日本人に向かって、自分たちの名前を呼んでいなかったら気付かなかっただろう。
 結局、空港−ホテル間の送迎サービスを利用したのは自分たちだけ。他の200人余りのNH923便の搭乗客たちの殆どはパッケージツアー客なのか、それとも他のホテルの利用客なのかはこの時点では判らない。とにかく自分たちが乗るだけでも定員一杯のエスティマに、本当に乗せることが出来るのか不安になったスーツケース3つをなんとか強引の車載してバンは空港を出て、約10分ほどでグアム第一ホテルへと到着する。


グアム第一ホテル

 ホテルに到着すると、バンを運転してきたホテルスタッフに連れられてフロントへと向かう。GUAM MY LOVEのページの利用者のコメントにも書かれていた通り、車寄せからプールのあるビーチ側まで吹き抜けになっているオープンスタイルのフロントだ。フロントのカウンターは、ビジネスホテルほどの大きさしか無く、時間によってはチェックアウトなどには時間が掛かりそうに思えた。最初に今回の宿泊費、約965ドルをカード決済で支払いを済ませると、すぐに部屋へと案内をしてくれる。この時、ホテルスタッフが自分たちのスーツケースを載せて運んでいたのが、普段会社などで使っている普通の台車だったのが、なんとも情けなかった。

 宿泊するオーシャンビュータワーの7階にエレベータから降り立つと、廊下はカビ臭くて鼻につく。そして、1986年に開業したこのオーシャンビュータワーだが、海沿いに建っていることが要因か、所々朽ちているのが目に付いた。
 部屋に入っても、廊下ほどではないもののカビ臭さは変わらない。部屋はジュニアスイートルームだけあり、広さは47.1uと余裕の広さ。ここにセミダブルのベッドが2つ、エキストラベッドが1つ用意されている。自分たち夫婦がそれぞれ子供と一緒にセミダブルベッドで寝るようにし、母親がエキストラベッドで寝れば良さそうだ。
 部屋に到着した当初は、エキストラベッドの位置だけが他のベッドと離れた場所にあり、折角の広いスペースを無駄に占有していたので、自分たちで勝手に位置を移動してベッドを3つ並べ、使い勝手の良いように変更をした。予約の際に無料で貸し出してくれることになっていたベビーベッドが部屋に置かれていないこと気付いたが、ベッドが大きいので特に用意して貰わなくても良さそう。
 時刻は深夜3時半過ぎ。子供たちは当然のごとく寝入っている。起こすこと無く服を着替えさせて、そのままベッドに。自分たちは順番に風呂へと入ることにした。このジュニアスイートの部屋では、バスタブとガラス張りのシャワー室が別々になっている。一番最初にシャワーに向かった自分は驚愕する。シャワー室のパッキンはカビが付着していたのにも驚いたが、排水溝に髪の毛が絡まっているのだ。ホテルというのは、宿泊客に綺麗な状態で部屋を提供して、自身の部屋のように快適に滞在して貰うのがモットーだと思っていたのが、前評判通りの結果だった。この時は流石に怒りを通り越して、気持ち悪さを感じた。
 ずっと不快感を抱きながら、シャワーを浴びる羽目になるが、部屋に戻っても一向に汗がひかない。冷房の効き具合が悪いようだ。壁に取り付けられた冷房の空調スイッチはHIGHを指していて、これ以上冷風になる気配は無い。まさかと思って、冷房の通風口を覗いてみると埃がたくさん溜まっている。これまた驚愕したが、冷房の効き具合が悪いのは、この埃が原因では無さそう。時間が経ち、部屋が涼しくなることを僅かに期待して、疲れ果てた体を休める為に午前4時半過ぎに遅い遅い就寝につくことになった。

グアム第一ホテルのオフシャルページ(日本語)


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