2002/10
  グアムステイ

 
10/14 Kmartほか
グアム第一ホテル
 自分が目が覚めたのは、グアムが朝を迎えようとする朝6時前。カーテンを開けて、外の眺めを見ると昨日の怒りを忘れてしまうようなオーシャンビュー。北東方面には日航グアム、その先には恋人岬まで臨むことが出来、西方面にはヒルトンホテル、更にはフローレンス大司教像のあるオカ地区を見渡すことが出来る。ベランダから、タモンビーチの朝を眺め続ける。

 前日が遅かったので、自分以外の大人、普段は早起きの子供たちも9時半くらいまでベッドで熟睡。やっと目が覚めて外へと目をやると、既に太陽が燦々と照りつけるタモンビーチに非常に感動している。小高い丘となっている恋人岬、アクアブルーの海、そして白い砂浜。ビーチリゾートにやって来たと言わんばかりの光景で、自分同様に昨晩の嫌な思いも薄らいだようだ。

 朝起きると子供たちはすぐに騒ぎ出す。長男は普段の生活と同じようにミルクを欲しがり、長女はベッドではしゃぎ回る。その勢いで部屋のカーペットに降りようとするが、相変わらず部屋の中はカビ臭く、カーペットも何となく湿った感じがしていたので子供たちをカーペット上に下ろさないようにした。これらについても、インターネットのホテル批評で多くの書き込みがされている内容だった。
 今回、この旅行を企画して、宿泊するホテルをここグアム第一ホテルに決めた奥さんがフロントへと昨晩のシャワールームの件のクレームをフロントへと電話するが、日本語が余り理解出来無いスタッフだったので、この電話でのクレームは諦めることになった。

 この日は当初からの予定通り、グアムでも最大と言える単独店ショッピングセンターであるKマート(K mart)へと出掛けるが、昨晩が遅かったので11時過ぎとなった。
 エレベータを使って、フロントへと向かうと小綺麗なおばあちゃんの日本人スタッフを発見。まずはシャワールームの事を伝えるとメモ用紙を取り出し、ルームナンバーなどを控え出し、
『すぐにルームキーパーに伝えて、掃除させますね。ごめんなさい。』と言ってくれた。本当は、予めリクエストしておいたベビーベッドの件も言いたかったが、ベッドが広くて用は足りているので、その事を言うのはやめたが、同じくリクエストしておいたベビーバギーをこのおばあちゃんスタッフに言って借りることにした。すぐにスタッフルームに入って、ベビーバギーを持ってきてくれたが、何と壊れていて動かすことが出来無い・・・。再び、スタッフルームに入って別のベビーバギーを持ってきてくれる。組み立てまでやってくれようとしたが組み立て方が判らないようで、結局自分が組み立てることに。現地スタッフに混じって、非常にお茶目なおばあちゃん。

グアム第一ホテルのサービスについて
 グアム第一ホテルでは、インターネット予約のキャンペーンをしており、次のようなサービスが受けられる。
・ホテル規定の通常宿泊費の50%OFF(年末年始は20%OFF)。
・7泊以上の宿泊の場合は、1泊分が無料。
・空港−ホテル間の送迎が無料。

 その他の一般的なサービス。
・ベビーバギーの無料貸し出し。
・ベビーベッドの無料貸し出し。
・ホテル内レストランの割引クーポンなど。




タモントロリー
 出掛ける準備が整ったところで、Kマートまでの移動手段を考えなければならない。タモンビーチのホテルロードでも中心から西側に位置するグアム第一ホテル。ここからKマートまでは、徒歩ならば15分も歩けば辿り着くことは出来そう。ただそれは大人だけならば可能だろうが、幼い子供連れの場合、強い日差しの中を長時間徒歩での移動することは大変だ。
 そんな時に便利なのが、バスやタクシーだろう。ここグアムではバス交通が非常に発達していて、ホテル間の移動や主要ショッピングセンターへの移動はバスが最適。グレイラインバスザ・ショッピングバスの2社が運行しており、1回の乗車は$2。もっとお得な1日乗り放題パス$5、1週間乗り放題パス$8もある。
 このチケットだがホテルフロントで確認すると、旅行会社のツアーデスクで買ってくれと言われる。ホテルによってはフロントでの取扱をしているところもあると思うが、グアム第一ホテルの場合、JTBデスク、HISデスク(2002'10で閉鎖)などがテナントとして入っているので、こちらで簡単に購入することが出来た。7日間のグアム滞在なので、最もお得な1週間乗り放題パスを購入。ちなみに6歳未満は無料。

グアムのバスについて
 グアムでは、グレイラインバスとザ・ショッピングバスの2社が、主要ホテルとショッピングセンター、観光地などへのバス運行をしている。停留所などは基本的に同じ場所にあるが、チケットは共通となっていないので、各会社毎のバスにしか乗車出来ない。
・料金
  1回乗車    $2(ホテルロード(※1)を走るバスなら区間関係無し)
  1日乗り放題  $5(※2)
  1週間乗り放題 $8(※2)
 ※1 マリンドライブEXP(サークルEXP)、恋人岬シャトル、チャモロビレッジEXPなども利用可。
 ※2 アガニャコース、サークルアイランドサウス(グアム島南部を巡る観光)の場合は、パスを持っていると運賃は割引される。
・運行コース(括弧内はザ・ショッピングバスでの名称)

  タモントロリー(タモントロリー)
 9時から22時30分まで、15〜20分間隔で運行されている最も乗車する機会の多いバス。GPO(グアムプレミアムアウトレット)方面、ニッコー(日航)方面という形で運行されている。いずれも途中でKマートを経由する。

  アガニャコース・チャモロビレッジEXP
 アガニャショッピングセンター、チャモロビレッジ、フィッシュアイパークなどへ1日の数本運行されている(毎週水曜日夜だけは、チャモロビレッジのナイトマーケットがあるので増便)。

  恋人岬シャトル
 DFS、マイクロネシアモールから恋人岬までの直行バス。10時から16時30分までの間に、30〜60分間隔で運行。

・バスの種類   タモンを走るバスは、エアコン無しのトロリーバス。その他は通常のエアコン付きバス。

<そのほか>バスの印象について
 タモンのホテルロードでは、運行本数はグレイラインの方が多いことになっているが、実際にはそれほど両社の差はなさそう。逆にグアム島南部、チャモロビレッジ方面に運行をしていないザ・ショッピングバスの方が、バスは空いているように思えた。
 グレイラインのバスは、乗降者数が多いこともあってダイヤは乱れがちで、下手をすると3台が連なってやってくることすらある。またトロリーはショッピングセンターがオープンする時間帯、夕食時などは混雑していて、大きな荷物を持っての乗車はかなり大変な思いをする。
 Kマート、グアムプレミアムアウトレット、マイクロネシアモールには、日本語がそこそこ理解出来る係員が待機していて、バスの乗車案内やチケット販売をしている。




 全てが整ったところでフロントを後にし、グアムの燦々と照りつける太陽の下に。肌に直に照りつけてジリジリしてくるので、女性や子供は日焼け対策は万全にしておかないとならないだろう。ホテル前のバス停には朽ちかけた椅子が置いてあるが日陰になる場所がない。ちょっと先には南国らしい大きな木があって、自分以外はバスが到着するまでの間、その木陰へと避難。
 グアム第一ホテルはホテルロードに面して立地しており、Kマート方面となるGPO行きのバス停は近い。逆にDFS方面となるニッコー(日航)行きに乗車する場合は、道路を横断した反対側に渡る必要がある。但し、マイクロネシアモール行きのバスだけは、ホテル内の車寄せまでやって来てくれる。

 昨晩は深夜に到着したので、ホテルの全景をしっかり見る事も出来無かったが、太陽が昇ってあらためて見渡すと、建物の塗装の一部が剥げ掛けていて、老朽していることが一目瞭然。それを見ていて、何となくこのホテルが数年のうちに建て直しするのではないだろうかと思えてきた。

 待っている間に、このバス停に何台ものバスやトロリーがやってくるが、何れもザ・ショッピングバスが運行するバスばかり。自分たちの乗車するグレイラインがこのタモンのホテルロードに運行させているバスは、赤いトロリーと言うのが目印だから、間違えて乗車することは無い。
 15分余り待って、やっと赤いトロリーバスが到着。チケットをドライバーに見せて、車内へと足を踏み入れるが、車内は満席に近い状態。子供2人とベビーバギー2台と結構な荷物を持っていたが、なんとか乗車することは出来た。車内には、自分たちと同じような幼い子供を連れた家族連れ、若いカップルなどが圧倒的に多く、全員が日本人観光客。
 自分たちが乗車を終えると、無愛想なドライバーはバスを動かし始める。窓の無いトロリーバスには、生ぬるい風が吹きつける。それよりも停車時などは窓が無いことが災いして、ディーゼルの排気ガスの臭いがする。シートは木製のベンチシートでホールド性が無いから、カーブなどでは自身も手荷物も注意が必要。

 ホテルからKマートまでは、信号に引っ掛からなければ5分もかからない。バス停としても、グアム第一ホテルの次がKマート
 ホテル前のバス停からホテルロードを西方面に300メートルほど行くとT字交差点があり、ここを左折して丘の上に向かって300メートルほど進むと、マリンドライブの交差点に差し掛かる。この交差点の真正面が広大な駐車場を備えたKマート


Kマート
 トロリーバスは、Kマートの入口の西側に到着。この場所は、タモントロリーのGPO、ニッコー各方面、マリンドライブ行き、ザ・ショッピングバスのサークルエクスプレスなどが停車する場所で、バスが次々にやって来ている。
 ここでトロリーからは、車内にいた乗客の半分ぐらいの人たちが下車したのではないだろうか。ただ、ここは乗り換えの起点ともなっているので、ここから他のバスに乗り換える人、ここからタモントロリーに乗車する人も結構いるようだ。

 建物入口付近にはピザの美味しそうな匂いが漂っている。そう言えば、朝食は何も食べていない。入口を入ってすぐ左手にはこじんまりしたフードコートがあるが、まだ昼前と言うことあって閑散としている。今がチャンスと思い、買い物を前に遅い遅い朝食をとることに。
 白いプラスチック製のテーブルといすに腰掛け、自分が子供2人の面倒を見ている間に、奥さんと母親が食べ物と飲み物を買いに行く。一応、フードコートと言うことになっているが、テナントはリトル・シーザーとピザ・ステーションの2店のみで、共にイタリアンのファーストフード。
 ここでは当然と言うか、選択の余地が無かったと言うか、結局ピザを食べることに。奥さんも自分と同じピザで、母親だけはサンドイッチ。長男はミルクを飲んでいたのでお腹は空いていないようで興味を示さないが、長女は大人同様に朝から何も食べていないので、3人から少しずつ美味しい部分だけを選んでは食べている。

Kマートでの朝食の写真はこちら

 軽い食事を終えたところで、いよいよ買い物のスタート。とにかく広大な売り場で、陳列している商品を全て見て回ろうと思ったら、2〜3時間は軽く要してしまう。販売されている物は、男女衣類、子供衣類、シューズ類、おもちゃ、スポーツ用品、DIY、生活用品、家電品、自動車用品、グアム土産、薬品、一部の食品などさまざまだ。ここで手に入らないのが、生鮮食品くらいなのではないだろうか。但し、飲料や冷凍された肉製品、冷凍食品、レンジフードなどは売られているので、コンドミニアムなどで電子レンジが置いてある場合は、ここで売られている食品でもとりあえずは用は足りることだろう。
 ここKマートで最も期待していたのは子供用衣類で、ここには夏物しか売られていないが、日本の翌年夏に着ることが出来る服などを一所懸命探す。正直言って、ここでブランド品などを期待してはいけないと言うか、それは間違いである。ここは日本で言うカインズ、カーマと同じ様な大型のショッピングセンター。衣類などもオリジナルだったり、知らないブランドの衣類が多い。それでも、子供の場合は衣類は着ることが出来る期間は短いし、消耗品として考えれば十分安価で良い物を手に入れることが出来るだろう。大人の衣類も同じで、現地で必要となる肌着やTシャツなどもここで揃える事が出来る。今回、自分たちが3箇所ある大きなショッピングセンターに行く順番を、KマートGPOマイクロネシアモールとしていたのは、最初に滞在中に必要な物の購入、また安価な物を売るショッピングセンターから回っていこうと考えた結果である。
 またKマートでは、基本的に食品を手に入れることは出来無いと思った方が良い。前記した通り、冷凍食品などは大きなショーケースでたくさん陳列されているが、精肉や鮮魚と言った生鮮食品、野菜などは基本的に販売されていない。ここで手に入れることが出来るのは、冷凍食品やカップラーメン、缶詰商品、お菓子、飲料品などに限られてしまうので、キッチン付きのホテルで本格的な料理をする人たちは、グアムに数店展開しているスーパーマーケットのペイレス・スーパーマーケット(マイクロネシアモール内にも有り)に行く方がいいだろう。また子連れ旅行ホームページなどで絶賛されているプール用紙オムツ(プールでも漏れないオムツ)のリトルスイマー(Little Swimmers)は人気商品らしく、サイズによっては品切れになっていた。自分たちは、ここでリトルスイマーを入手することが出来無かった。
 衣類品以外におすすめなのは、グアム土産。チョコレート類の種類が豊富なのは勿論のこと、Tシャツ、置き物、飾り物、文具、ポストカードなど、考えられるお土産品がかなりのスペースをとって陳列されている。価格的にも、サービス品などがあることを考えると免税店やホテルロードの土産物屋より安価なのではないだろうか。これ以外にも、日本に持って帰ることが出来るならば、生活用品など面白い物が揃っている。寝具関連や食器、ライトスタンドなど。勿論、おもちゃなども日本では販売されていない物も多く、子供たちが喜ぶことは間違いない。

 14時半過ぎ、大荷物を持ってKマートを後にする。ただトロリーバスがバス停にやってくるまでに20分ほど暑い中待たされる羽目になり、前日の疲れがとれないままだったので余計に暑さが堪える。

ファウンテン・プラザ
 トラムに乗り込むと、次のバス停で降りるので乗車時間はあっという間。バスを待っている時間よりも歩いて帰ってきた方が早かったかも知れないくらいだ。
 トロリーバスをホテルの本館をホテルロードを挟んだ反対側の別館ガーデンビラ(Garden Villa)前で降りる。ちなみにこの時、まだ新しい施設であるガーデンビラは休館していた(2003'01現在は、第一ホテルからローズホテルズに売却されて、ガーデンビラホテルとして再オープン)。ここで自分以外の4人には、飽きに部屋へと帰って貰う。遅い朝食となってしまい、昼食抜きとなっていたので食べ物と、部屋で飲むビールの調達の為にセブンイレブン(Seven Eleven)へと自分だけ向かう。
 ホテルロードからKマートへ向かう為の交差点の場所に、ファウンテン・プラザ(Fountain Plaza)と言う小さなショップが並んだ場所がある。ここにはセブンイレブンの他、ちょっとお洒落なコーヒー・ビーナリー(coffee Beanery)、デリバリーもOKなボストン・ピザ(Boston Pizza)、日産レンタカーなども店を構えている。
 このファウンテン・プラザはバス停から300メートルほどの距離。グアムマリオット、ロイヤル・オーキッド・グアム、PICなども近いので結構な需要はありそうだ。しかし、自分が訪れた時間帯は、なんとなく閑散とした感じで、セブンイレブンの店内も同様。
 セブンイレブン店内は日本のそれと同じように、売れ筋の商品がほぼ定価に近い価格で販売されている。近隣のプールなどを備えたホテルが多いこともあってか、水着や浮き輪などビーチ用グッズが豊富。
 そんな中で目的のビール1ダース(12本入り)、部屋で待っている家族の為におにぎり、そして陳列ケースで目に付いたハンバーガーを衝動買いして、無愛想な店員に代金を払ってホテルへと戻る。

セブンイレブンで購入したおにぎりの写真はこちら


グアム第一ホテル
 部屋に戻ると、今朝方のことを思い出してシャワールームへ。部屋のベッドメイキングは終わっているにも拘わらず、シャワールームの清掃は全くされていない。非常に憤慨して奥さんが再びフロントに出向いて行った。日本人スタッフ呼び出しをして貰うと今朝方のおばあちゃんスタッフが来て、驚いた様子で謝っていたらしい。奥さんが部屋に戻って来て暫くすると、ドアをノックする音が。それと同時に、おばあちゃんスタッフからも今、清掃スタッフを向かわせたとお詫びの電話が入る。
 しかし、その清掃スタッフが部屋へやって来たのはいいが、本当に排水溝の髪の毛を取るだけ。ただそれだけやって、部屋を後にしたのには本当に呆れた。こんな調子ならば、ベッドメイキングのチップさえ考えなければなるまい。
 そんなことがありながらも、部屋に戻ってすぐにベビーフードを食べた長男以外は小腹が空いている。自分は冷えたビールとバンバーガーを食べ、他の3人はおにぎりを食べる。ところがとてつもなく不味い。ハンバーガーは、何時間保温器に入れられていたかわからない位で、パンも肉もパサパサ。おにぎりの方も保冷器にずっと陳列されていたからだろうか、カチカチでパサパサ。いくら小腹が空いていても、やっぱり不味い物は不味い。これなら、待ち時間があってもボストン・ピザにすれば良かった。
 しかし、そんな時にスコールが降り出した。最初に気付いたのは長女で、ベランダに干してあった洗濯物を母親が急いで部屋の中へ入れる。自分もベランダへと出てみるが、恋人岬の方向は晴れ渡っているのですぐに雨は上がりそうだ。

 予想通り、見事にスコールは通り過ぎて、再び周辺は太陽の日差しが差し始める。16時過ぎに、部屋の中で唯一元気にはしゃいでいた長女を連れて、ビーチに散策に出掛ける。
 1Fフロントロビーをホテルロードの反対側に進むと、こじんまりとしたプールがある。雨上がり直後と言うのに、プールではスイミングを楽しんでいる宿泊客たちが居る。その場所を通り過ぎるとすぐにタモン湾を臨むビーチへと辿り着くことが出来る。ホテルから1分も掛からずにビーチに行けるのは、このホテルの特権と言えるだろう。ホテル敷地に面したビーチの西端には、小さなビーチハウスが建っていて、ここではボードなどのレンタルもしているようだ。
 ゴミも少ない綺麗なビーチを東方面に歩く。グアム第一ホテルの隣は、現在休館していて売りに出されている旧相鉄トロピカーナホテル。ビーチから旧相鉄トロピカーナを覗いてみるが、中庭などは荒れ放題。その横を通り過ぎて、更に進むと多くの海水浴客で賑わっているエリアに。ここで海水浴をしているのは、全員がローカルの人たちだった。レジャーシートを敷いてビールを飲んでいる家族、波打ち際で砂遊びをしている幼児、海ではしゃいでいる子供など。その光景は日本のビーチで見かける光景と変わらない。
 なぜこの場所にローカルの人たちが多く集まっているのかと言うと、旧相鉄トロピカーナホテルとその東隣に位置するホリデーインホテルの間に空き地があり、ここはホテルロードから乗用車が乗り入れできるようになっている。また公衆トイレもあるので、グアムのローカルの人にとっては、気軽に遊びに来れる場所となっているのだろう。

 30分ほどビーチを散歩して、部屋へと戻ることにする。部屋に戻ると、先程までビーチではしゃいでいた長女は疲れてしまった様でソファーで寝てしまう。それと交代で、少し前まで遅い昼寝をしていた長男が値を醒まして、遊んでくれとせがんでくるので、結局自分1人だけ部屋でもゆっくりすることが出来無かった。


DFSギャラリア
 17時半を過ぎ、太陽がだいぶ西に傾いて来るのを待って、タモンの中心街へと出掛けることにする。タモンの中心街と言えば、DFSギャラリア(DFS Galleria Guam)ザ・プラザ(The Plaza)JPスーパーストアなどのショッピングポイント、サムチョイズ(Sam Choy's)プラネット・ハリウッド(Planet Hollywood)ハードロック・カフェ(Hardrock Cafe)など人気のレストランがあり、グアムで最も賑やかな場所。
 ここまでの行き方は幾つか方法がある。気合いを入れて歩いて行く方法、折角購入したグレイラインバスのパスを使って行く方法。また無料で定期的に主要ホテルを巡回しているDFSバスを利用。そして自分たちの利用したタクシー。DFSギャラリアへのタクシーの乗車料金は何と無料なのである。主要ホテルのタクシー乗り場には、行き先毎の料金表示がされていることが多い。勿論、この掲示にはDFSギャラリアは、”FREE”と記載されている。この他に無料でタクシーで行くことが出来るのは、射撃場のスターガン・シューティング(Star Gun Shooting)、ショーラウンジのバイキング・ストリップ・ショー(Vikings Strip Show)など。この他にもタクシーでは無く、専用のバンで送迎をしてくれるレストランが多いのは、グアムの特徴と言える。

タクシーについて
 グアムでは、流しのタクシーを拾うことも不可能では無いが、やはりホテルで乗車するのが一番堅い方法と言える。レストランなどでは、独自に無料でホテルへの送迎も行っているところも少なくないが、万が一そのようなサービスが無くても、店員に言えばタクシーを呼んで貰うことは可能。無料送迎、グレイラインなどとうまく使い分けてタクシーは利用したい。

 グアム第一ホテルからの料金例(2002'10現在、チップは含まず)
無料−−−−−DFS、Star Gun Shooting、Vikings Strip Show
$2.40−−マリオットホテル
$3.00−−PIC
$3.60−−フジタホテル
$4.20−−Kマート、アウトリガー
$5.40−−ヒルトン、リーフホテル
$6.00−−ウェスティンホテル
$6.60−−オークラ
$7.20−−オハナ・オーシャンビュー(旧サンルート)
$7.80−−ニッコー
$10.0−−グアム国際空港、ドッグレース場
$11.0−−GPO
$14.0−−恋人岬
$16.0−−チャモロビレッジ
$35.0−−レオパレス・リゾート




 事前にDFSギャラリアまではタクシー無料と言う情報を仕入れていた自分たちは、その事が記載されたチラシを持って、ホテル前に待機していたタクシーへと乗り込む。
 行き先を告げると、ドライバーは
『どこのツアーか?』と訊いてきたが、自分たちが個人旅行と言うことを伝えると、それ以上は何も訊かずにホテルロードを東に向かう。すぐに道路右手に比較的新しい建物がポツンと建っていて非常に目立っている。丁度、フジタホテルの迎えにあたる場所にある建物がタモン・サンズ・プラザ(Tumon Sands Plaza)。そこを過ぎて暫くすると非常に賑やかしい場所へと辿り着く。その一角を占めるのがDFSギャラリア。ホテルからは、約1Kmほどの距離で、タクシーならほんの数分。大人の足なら20分ほどで行くことが出来る場所に、タモンで最も賑やかな場所がある。

 DFSギャラリアの車寄せにタクシーが到着すると、ドライバーは急いで運転席を降りてトランクに入れたベビーバギーを下ろしたり、ドアを開けてくれたりする。その時、密かに自分たちは本当に料金は無料なのか不安に思ったが、ドライバーは自分たちを手招きして店内へと連れて行く。それに続くと、入口の受付で店員と話をして、自分たちに店内で使用するカードと案内パンフレットを渡してくれる。ここではタクシー料金が無料であることがはっきり判りホッとした。そしてドライバーと別れ際にチップを渡す。しかし、店側としてもいちいち来客者の顔も覚えていないだろうから、使い方によってはこの無料タクシーはかなり便利と言えるかもしれない。DFSギャラリアに立ち寄りながら、周辺のショップやレストランに行くことも十分可能だと思う。

 早速店内を見て回ることにするが、男性と女性では見たい物が全く違うので、時間を決めて自由行動にすることにした。とにかく広大な売り場面積を誇るDFSギャラリアでは、プラダ、グッチ、ティファニー、ルイヴィトン、エルメス、フェラガモ、カルティエ、ディオール、シャネルは専門の大きなブースがあり、バーバリー、ポロ、セリーヌ、コーチなども小ブースがある。この他にも宝飾品、時計、化粧品、カジュアル、そしてグアム土産のブースも広くとられていて、見て回るだけでも1時間以上はかかるほど、種類、品数は豊富。
 自分は長女をベビーバギーに乗せて店内を見て回るが、とにかく20代の女性の買い物客が多い。買い物を楽しみにグアムに来ている人たちも多いのだと思うが、両手一杯に紙袋を抱えた人を見た時には流石に苦笑するしかなかった。
 自由行動の間に、自分が欲しいと思ったのはswatchの時計とGuessの財布。財布の方は、現在使っている物がまだ傷んでいなかったので簡単に諦めるが、時計は以前にロスの空港で購入したGuessの時計がいとも簡単に壊れてしまったので、ずっと欲しいと思っていた。しかし、以前に購入した時計は日本円で1万円に満たない物で、同じ免税店で購入した時計。ここで買うのはどうだろうと思いながらも、swatchのコーナーで品定めを続ける。結局、ちょっと豪華そうに見えたswatchの時計を買うことにした。
 日本人が圧倒的に多いDFSギャラリア。店内は常に賑わっている。日本語は勿論OKだし、日本人向けに、クレジット会社などと共同でイベントをやっていたりするので、事前にホームページで確認をして行くと良いだろう。

DFSギャラリアのオフシャルページ(日本語)


ホア・マイW
 広い広いDFSギャラリアでは騒がずに大人しくしていた子供たちを連れての買い物も無事終えて、皆がお腹が空いたところで夕食となった。時刻は18時半近くになって、グアムの夜を迎えようとしている。
 この賑やかなタモンの中心街では、ガイド誌にも紹介されるようなレストランが多く点在している。その代表的なレストランと言えば、ハワイが発祥でグアムでも非常に人気のあるサムチョイズだろう。DFSギャラリアの道路を挟んだ向かい側に位置するアウトリガー併設の建物の中に、ゲームワークス(Game Works)アンダーウォーターワールド(Under Water World)と一緒に入店している。同じアウトリーガー併設の建物には、ハードロック・カフェがあるし、DFSギャラリアにも併設される形でプラネット・ハリウッド、グアムプラザホテル前にはTGIフライデーズもあり、ここは食も激戦区と言えるかも知れない。

 ところが自分たちは、そのサムチョイズなどに目もくれずに向かったのは、その西側に店を構えていたホア・マイW(HOA MAI W)と言うベトナム料理店。小さな店の前には、日本語で”ベトナム料理”とネオンサインが出されている。元々アジア料理が大好きな自分たちにとっては、非常にそそられるベトナム料理。店の前には、ホア・マイのチラシを配る呼び込みの兄ちゃんが立っていて、片言の日本語で呼び込みをしているので、そのチラシを貰って見てみると、意外に料理の値段は安かったので、この店に入ることを決めた。

 10坪ほどしかないスペースに8つほどのテーブルがあって、。座り心地の良いオレンジ色のベンチシートが並んでいる。オープンしてそれほど経っていないようで、店内は綺麗。時間がまだ早いからか、店内は空いている。
 メニューは豊富で、前菜から肉、魚料理、ご飯物、麺類はで揃っている。日本語での記載もされているので、安心出来る。そんな中から、生春巻き、ワンタンスープ、チキンのレモングラス風味炒め、エビのフクロ茸のオイスターソース炒め、焼きそばなどをオーダーする。単品料理にはライスが付いてくる。各料理は$7〜10でリーズナブル。飲み物はビールとベトナムコーヒーをオーダーするが、ビールは小瓶で$3。これはこの店だけでなく、どこも小瓶で出しているので共通して言えることだが、ちょっと割高なので店でビールを山のように飲むと高く。
 料理の方はボリュームが多いので、大人数で色んな種類をシェアするのがいいだろう。ご飯はインディカ米だが、山盛りで出される。料理は値段の割にはまずまずで、日本人でも抵抗無く食べることが出来る物が多い。自分的にはワンタンスープが、ボリュームも満点で味付けが絶妙なのでお勧めだが、日本人で苦手な人が多いパクチー(コリヤンダー)が入っている。ちなみに自分たち家族は、アジア料理が大好きなので、子供たちも全く抵抗無く、ワンタンスープを食べることが出来た。
 グアムに多展開しているホア・マイだが、同じホテルロードだとフジタホテル近くにも出店している。

ホア・マイWでの夕食の写真はこちら


ゲームワークス
 夕食を済ませて、店外へと出る。先程の呼び込みの兄ちゃんは、相変わらず店の前を行き交う日本人観光客にチラシを配り続けていて、店を出てきた自分たちに気付くと近寄ってきて、愛想良く話しかけてきた。
 まだ19時半と時間も早く、タモンの賑わいはこれからといったところだろう。暫く、この中心街を散策することに。最初に向かったのは、ゲームワークス(Game Works)DFSギャラリアを核に、プレジャーアイランド・グアムを形成している施設の1つが、ここゲームワークスで、巨大なゲームセンターとなっている。ゲームメーカーのセガ、スティーブン・スピルバーグ、映画会社のユニバーサルスタジオが共同で作り上げた施設。入場は無料。
 施設内はテーマ毎に分けられていて、少し暗めの店内で最初に目に飛び込んできたのは、巨大な仕掛けが施されていて実際にシートが吹き抜けの2階まで上下しながら楽しめるバーティカルリアリティー。まさに体感するゲームと言った感じでローカルの子供を中心順番待ちの列が出来ていた。これは見ているだけでも楽しい。また映画ジュラシックパークに登場するTレックスなど恐竜が展示されていて、ときたま奇声をあげている。
 建物の1、2階共にゲームセンターとなっていて、2階にはお酒も飲めるバーカウンターもある。有料アミューズメントとして、ロストワールド・ライド、マックスフライト、IMAXシアター、実際に木登りの挑戦するツリークライムなど多くのアトラクション(勿論有料)が用意されている。

 ただ幼い子供が遊ぶことが出来るアミューズメントは非常に少ないと感じた。これは最近の国内のゲームセンターでも同じで、店内に並んでいるのは、最新鋭のゲーム機や体感型の大がかりな物が多い。昔のようにカーニバルなどの露店の様なアトラクションは無い。最新鋭のゲーム機や大がかりなアトラクションは。やはり小さな子供ではプレイすることも難しそう。ここは完全に大人向けのゲームセンターだと言える。また施設内には、観光客よりもローカルの人の割合が多かった。
 そんな状況なので、自分たち家族も他の人たちがプレイしているゲームを横からのぞいているだけ。長女だけは、ゲームは出来無くても、こういう場所が楽しいらしく、一人はしゃぎ回っていた。

 ゲームワークスの隣には、同じくプレジャーアイランド・グアムを形成する都市型水族館のアンダーウォーターワールド(Under Water World)がある。
 こちらは小さな子供連れでも楽しめるようになっていて、世界最長の100mにも及ぶ水槽下の海底トンネルがある。まるで入場者が巨大水槽の中にいるかのように、頭上を自由に泳ぎ回る魚たちを見て回ることが出来る。入場料は大人が$20、子供が$12と少々高め。なおアトラクションや食事などをセットにしたクーポンなども販売されている。

 このプレジャーアイランド・グアムには、レストランとしてプラネット・ハリウッドサムチョイズと言う日本人観光客にも大人気のレストランがある。またサンド・キャッスル(Sand castle)と言うショーステージがあり、ディナーショー、カクテルショーが週6日(毎週水曜日休演)公演されている。このサンド・キャッスルに併設されるタイガーガーデンは無料で入場することが出来、ホワイトタイガーを見る事が出来る(ラスベガスみたい・・・)。

ゲームワークスのオフシャルページ(英語)
ゲームワークスのオフシャルページ(日本語)
アンダーウォーターワールドのオフシャルページ(日本語)
プレジャーアイランド・グアムのオフシャルページ(日本語)


ABCストア
 サムチョイズ前を通り過ぎて、東方面に進むと派手なネオンが輝くハードロック・カフェが見える。この建物は、ザ・プラザ(The Plaza)と言うショッピングポイントになっていて、その中のテナントとしてハードロック・カフェが入店している。その階下にあたる場所には、ハワイで有名なコンビニエンスストアABCストアが入店。普通のコンビニと違って、日本人受けする商品のラインナップが豊富。またABCロゴの入ったオリジナル商品なども沢山並んでいる。
 流石にハワイの有名コンビニだけあって、ここグアムでも大人気だ。狭い店内は日本人観光客でいっぱいで、店内ですれ違いするのも一苦労。特に人集りが出来ていたのは、おにぎりやお弁当のコーナー、Tシャツやマグカッップなどオリジナル商品のコーナー。
 店内の余りの混雑に、ベビーバギーを押しての買い物は不可能だと判り、早々に退散することに。

 20時過ぎに、ABCストア付近のグアム・リーフ前バス停でトロリーバスに乗って帰ることにするが、やっぱりここでも待たされる。長男はベビーバギーで気持ちよさそうに寝てしまうし、やって来たトロリーバスは混雑している。それでも何とか席を見つけて座ることが出来たは救いだった。
 多少清潔感を取り戻したホテルの部屋に戻り、最初にすることは順番に子供たちを風呂に入れること。昨日の嫌な思いもあったので、今日はしっかりバスタブにお湯を溜める。このホテルのバスタブのシャワーは固定式でないので、子供たちの髪や体を洗ったりしやすい。子供も大人も、風呂に入って今日1日の汗を流し、冷房の効きが悪い部屋で良く冷えたビールを飲むのは最高だ。
 そろそろ寝付かせないといけない時間なのに、22時近くになって子供たちは何故かハイテンションで騒ぎまくる。とにかく部屋の灯りを消して、子供が寝付いたところで、やっと大人も眠りにつくことが出来る。


GPOほか(10/14)次項へ 日本出発、ホテル着(10/13) 本旅行記TOPへ