2002/10
  グアムステイ

 
10/17 ヘリコプター・フライトほか
チャックズ・ステーキハウス
 この日は、昨日約束していたヘリコプターフライト。9時過ぎに迎えに来ると言っていたデビッドが、早々と部屋へとやって来たので、大慌てで出掛ける準備を済ませる。大人たちが慌てて準備をしている間、デビッドが2人の子供の相手をしてくれる。
 なんとか準備が整ったところで昨日同様、デビッドの車に同乗してヘリコプターの乗り場のある場所へと向かう。

 ヘリコプターの発着場は、グアム空港内にあるのだとばかり思っていた。すると車内でデビッドが、
『友人のチャックがヘリコプター遊覧をビジネスとしてやっている。チャックズ・ステーキハウスに発着場があって、レストランの上でヘリコプターが離発着するんだよ。』と教えてくれた。
 目的地はマリンドライブをマイクロネシア・モールに向かった場所。マリン・ドライブを右折してちょっと入った場所にある。そこには平屋の大きな建物があり、チャックズ・ステーキハウス(Chuck's Steak House)と看板が出されている。そしてその建物の上には間違いなく、本物のヘリコプターが鎮座してる。デビッドに
『このヘリコプターは飾り物?』と聞くと
『このヘリコプターでフライトをするんだよ。』と教えてくれた。ヘリポートとしては、非常に小さいスペースでの離発着はさそがし高度な技術を要するだろう。

 デビッドに手招きされて、ステーキハウスの中に入って行く。中はまだオープン前で掃除機を掛けている清掃のおばさんが1人居るだけ。その脇にOFFICEと書かれたドアがあり、中にはいると口髭をはやした痩せ顔の男性がデスクでパソコンに向かっていた。デビッドがその男性のところに行き、自分たちを紹介してくれた。軽い挨拶をした後、オフィスのソファーに待っているようにデビッドに言われる。
 その間、デビッドは彼の友人であり、このヘリコプターフライトのAmericopetrsを催行しているチャック。彼はこのレストランのオーナーでもある。ちなみにこのステーキハウスには併設されるようにバーもあり、正式にはチャックズ・ステーキハウス&パブなんだそうだ。

 ソファーで待っている自分たちを置いて、チャックもデビッドも居なくなってしまった。フライト料金のこと、幼児の料金のことなど相談したいことがあったのに、このオフィスには自分たち家族だけとなってしまった。
 暫くするとデビッドが外からオフィスへ戻ってきて、ビデオカメラを持って外に来るように言われた。デビッドに付いて外へ行くと、10時過ぎに予約を入れていた人たちを乗せて離陸するところだった。激しい音と共に、少しずつヘリポートを離れたと思ったら、一気に東の方向に向かって飛んで行ってしまった。


ヘリコプターフライト
 先程飛び立っていったヘリコプターは、10分もしないうちに再びレストラン屋上に設けられたヘリポートへと戻って来た。機内からは日本人女性2人組の乗客が降りてきた。その人たちと入れ替わるようにして、デビッドとチャックが自分たちをヘリコプター機内へと誘導する。自分と長女は前席に座り、残る3人は後席に。ヘリコプターは激しい音の為、通常の会話は殆ど出来無い。各席に用意されているマイク付きヘッドフォンをパイロットから付けるようジェスチャーで指示される。すぐに長女にそれをつけ、後席に座る奥さんと母親にも教える。自分もヘッドフォンを付け、シートベルトを装着したのを確認すると、操縦士はヘリコプターはゆっくりと離陸させる。外で手を振って、自分たちを見送っていたデビッドたちがあっという間に小さくなって行く。

 ヘリコプターは、前席の場合は足元までガラス張りとなっていて、ちょっとのぞきこむと真下の方向まで見ることが出来る。また操縦席側の扉が付いていないのだから正直言って怖い。長女はシートで完全に固まっていた。
 また後席の場合は背後にすぐエンジンがある為、極度に暑い。自分たちが搭乗したボーイング社製MD−500ヘリコプターは決して大きくない。身長の高いパイロットも狭そうなコックピットで、短パンTシャツと言うラフな格好で操縦をしている。

 離陸をしてすぐにヘリコプターは、グアム国際空港の横を通り過ぎる。ヘリコプターは南部に向かって飛び続ける。最も高い山でも400m程しか無いグアム。313mのテンジョー山(Mt.Tenjo)に続くジャングルの上空を進んで行くとパイロットが指さして、セグアの滝があることを教えてくれた。後席の2人はそれを全く判っていないだろうと思って、自分は振り返って、滝があることを教える。その時、母親の膝に抱かれていた長男は、この爆音するヘリコプターの中、ヘッドフォンをしていないのに眠りこけている。それを光景を見て、自分はビックリした。
 パイロットはその滝の回りを周遊してくれたり、わざと山の頂上付近をすれすれで通り抜けたりと、デビッドの家族である自分たちに気を遣ってくれた。前席の中央で完全に固まっている長女にも、凄く気遣ってくれている。

 ヘリコプターは山を抜けて、フィリピン海に面するアプラ港へと抜ける。沖合300m先に建つ海中展望塔が目印のフィッシュアイ・マリンパーク、太平洋戦争国立歴史公園と通り過ぎ、チャモロビレッジのあるハガッニャ地区へ。スペイン統治時代の名残を残す場所である。
 オンワード・ビーチリゾート辺りまで海上を進み、オカ地区に入ると再び陸上を飛ぶ。昨日訪れたデビッドのアパートの真上もヘリコプターは通過。

 オカ地区を過ぎると、いよいよタモン地区へとヘリコプターは飛ぶ。ここからのビーチラインは絶景で、その光景は恋人岬まで続く。海は浅瀬だと淡いマリンブルー、そして沖合になるとブルーでとても綺麗。早くもビーチに繰り出している人たちもいるが、とても小さくにしか見えない。
 ヒルトンホテルから始まり、プールアクティビティが充実しているPIC、台形型と言う特徴のある建物のマリオット、飛び抜けて古さが目立つグアム第一ホテル、ホリデーイン、低層の建物が並ぶフジタホテルまでがタモン南部に位置するホテル。
 タモン北部として、ハイアット・リージェンシー、繁華街に直結して建っているアウトリガー、海と一体感を生み出しているプールが有名なグアム・リーフ、ウエスティン・リゾート、日系のオークラ、そして曲面型の白亜のタワーが目立っているニッコーと続く。

 ヘリコプターは、タモンのビーチラインを一気に抜けて、恋人岬へと向かう。ニッコーを過ぎ、ガンビーチを最後砂浜のあるビーチは無くなり、先には断崖絶壁。
 恋人岬は、海面から120mもの高い崖の上に乗り出すようにして展望台が設けられている。自分たちは、このヘリコプター遊覧で見ただけで実際に恋人岬には行くことはなかったが、きっと展望台から真下の海を見ていたら、足がすくんでしまうのだろう。
 流石、グアムで1番有名な観光名所だけあって、展望台付近は整備されているし、多くの観光客が訪れていた。ここが恋人岬、英語でTwo Lovers Pointと呼ばれている由来は、チャモロ人の男女が結婚を反対されて、お互いの髪の毛を結んで、この場所から身を投じたかららしい。現在は、天使の教会(Chapel of The Angel)と言う教会も建設されていて、若いカップルたちも多く訪れているようだ。

 恋人岬の回りを周遊して、ヘリコプターは約15分のフライトを終えて、チャックズ・ステーキハウスへと戻る。レストランの屋上のヘリポートに着陸する時、自分は結構緊張していた。とにかく狭いヘリポートに降りて行く光景が視界全体に入ってきて、ちょっとでも着地位置ずれたらどうしようなどと考えてしまった。
 自分たちが戻ってくるのをデビッドとチャックが待ち受けていた。完全にヘリコプターが着地すると、2人が駆けつけて子供を下ろすのを手伝ってくれた。特に長男は完全に熟睡状態だったので、デビッドが抱きかかえて連れて行く。デビッドの肩で眠りこけている長男を見て、チャックが
『ヘリコプターで寝ちゃうなんて、凄いな。』と驚いていた。自分もあの爆音と暑さの中で寝ることが出来る長男の図太さには、本当に驚いた。
 結局、このヘリコプターの費用をデビッドに渡そうとすると一向に受け取らず、結局払わずしまいとなってしまった。後にシドニーの次姉に聞いたところによると、チャックに頼んでタダで乗せて貰えたらしい。ヘリコプターなんて、そうそう乗れるものでもないし、ラッキーだったことは間違いない。

Americoptersのオフシャルページ(英語)

Americoptersの遊覧フライトについて
 グアム及びサイパンで観光用フライトを催行している。MD−500、Bell JetRanger Enstormなどのヘリコプターがあり、ツアーも4種類用意されている。ヘリコプターのドアは希望によって取り外すことが出来るようになっているのが、この遊覧フライトの売りだ。
 遊覧フライトはパッケージツアーでのオプショナルで用意されていることも多いが、現地での予約も可能(日本語での予約が可能かどうかは不明)。

タモン湾&恋人岬ツアー   大人$ 49 子供$ 44
 タモンビーチと恋人岬を巡るツアー。

セグアの滝とアプラ港ツアー 大人$115 子供$103
 グアム南部のテンジョー山、セグアの滝を巡り、アプラ港に抜けてタモンビーチと恋人岬をフライト。$74追加で滝壺に着陸して、30分の散策をすることも可能。

グアム島一周ツアー     大人$179、子供$161
 上記フライト内容に加え、横井ケーブやジャングル、ココス島付近までの周遊。

パイロット体験ツアー    大人/子供$200
 FAA公認の教官の指導でフライト体験。

 子供料金は2歳以上、11歳以下。キャンセルは前日及び当日の場合はキャンセル料金が必要。

グアム予約
TEL(671)649-4664 FAX(671)649-9582
サイパン予約
TEL(670)234-1304 FAX(670)288-6369
E-Mail
americopters@saipan.com




ヘリ工房
 ヘリコプター・フライトを終えると、デビッドが連れて行きたいところがあると言うので、車に乗って移動。チャックズ・ステーキハウスから更に南側の奥地に向かって車を走らせるが、途中の道は未舗装路だったり、対向車のすれ違いが大変な悪路も多い。
 行き着いた場所は大きな工場。デビッドが
『ここはさっき乗ったヘリコプターを整備している工場で、旧ソ連のミグ戦闘機も置いてあるんだよ。』と教えてくれた。
 駐車場に車を着けると、真新しい真っ赤なスポーツカーが駐車してある。新型のフェアレディーZだ。凄い車だと自分が驚くと、さっきまで自分たちを搭乗させてヘリコプターを操縦していたパイロットが工場の中からひょんと現れた。それを見て、デビッドが
『あのZは、彼のホビーだよ。』と笑って見せた。自分たちが何よりも驚いたのは、自分たちがチャックズ・ステーキハウスを出た時には、まだその場にいた筈のパイロットがいつの間にか自分たちよりも先にここに到着していたこと。

 デビッドの案内で、ヘリコプターの工場を見て回る。突然の子連れの訪問者にも全く驚くこと無く、作業をしている人たちは気軽に声を掛けてくれる。殆どの人たちを知っているデビッドは、会話をしている。
 デビッドによると、ここの工場はアメリカ空軍などから引き払われたヘリコプターを整備、改造して、Americopotersの塗装などを請け負っている。実際に見て回ると、真っ二つに切断されている機体、完全に部品分けされているエンジンなどがあり、暑い工場内で扇風機を回しながら、数人の人が作業をしている。自分がデビッドに
『何でここに連れてきたの?』と訊ねると
『これさ。』と言って工場の大きな棚に置いてある模型飛行機を指さした。デビッドは仕事でも飛行機を飛ばしているが、趣味でも小型エンジンのラジコン飛行機を飛ばしている。本格的な整備工場に、何故かデビッドの模型飛行機だけが保管されていたのには笑えた。
 また工場には、現在動くか不明の軍用トラック、旧ソ連のミグ戦闘機が胴体、主翼などを解体された形で置いてあった。これら軍用車両や軍用機を整備して、いつかビジネスでしようしようと考えているのかもしれない。
 約20分ほど工場内を見学させて貰ったが、余りの暑さに子供たちは汗びっしょり。そんな様子を見ていたデビッドが、昼食を食べに行こうと言って自分たちを車へと乗せる。


チャックズ・ステーキハウス
 車を走らせるデビッドに
『昼食は何処で食べるの?』と聞く。すると
『チャックのところはランチメニューがあるから、あそこにしよう。』と言った。言われるがまま、自分たちは再びチャックズ・ステーキハウスへと戻る。

 店に扉を開けて中に入ると、ヘリコプターを乗りに来た時と全く変わりなく、掃除のおばさんが掃除機をかけている。また11時半前でランチには早いこともあるが、当然開店前という感じだった。デビッドが円卓のテーブルがいいだろうと先陣を切って、椅子に腰掛ける。それに続いて、自分たちも椅子に腰掛けると、デビッドの馴染みの女性スタッフがやってきて、暫し会話をしていた。
 デビッドの言う通り、ランチメニューが6週類ほど用意されていて、それぞれ違う料理を頼む。自分たち以外に来店客が居ないので、料理が出てくるのはとても早い。食事時と言えば、必ずビールを飲みたいところだが、この日の夜には仕事の入っているデビッドはアルコールを口にすることは出来無い。彼の仕事は自己管理が非常に求められる仕事なのである。自分だけビールを飲む訳にもゆかず、アイスティーで我慢。
 料理の方は、アメリカンスタイルの肉料理となっている。付け合わせのボリュームも多く、味は非常にシンプル。ハンバーグ(Beef Whopper)、チョップス・サーロイン、エビのグリルなどを注文したが、まずまずの味だった。
 チャックズ・ステーキハウスもローカルでは、そこそこ名前は知られた店のようだが、観光客が訪れるにはちょっと場所が遠すぎる。来店客の中には日本人観光客もいるらしいが、タモン地区で宿泊している人がここに来るにはやはりタクシーを利用するのが一番だろう。

チャックズ・ステーキハウスでの昼食の写真はこちら


マイクロネシア・モール
 食事を済ませると、この後のスケジュールをデビッドに訊かれる。デビッドは夜のフライトの備えて、アパートに戻って仮眠を取らなければないが、自分たちがこのまま何処かに行くならば、車で連れて行ってくれると言う。奥さんと母親は、昨日のマイクロネシア・モールメイシーズ(Macy's)が気に入ってしまったらしく、時間があればもう1度行きたいと言っていたので、今日もマイクロネシア・モールへと行くことに。
 チャックズ・ステーキハウスから5分も走らずにして、マイクロネシア・モールへと到着。正面入口でデビッドと分かれる。クラクションを1度鳴らして、この場を去り遠ざかるデビッドの車に、長女がずっと手を振っていたのが印象的だった。

 今日はメイシーズだけを目的としているので、広大なモール内を歩き回ることも無い。自分は2人の子供が面倒を見ている間、奥さんは昨日同様に子供服を見て回り、母親は昨日ゆっくり見る事が出来無かった自身の服などを見て回る。自分も長女を奥さんに預けて、長男だけを連れて1階フロアの男性服を見て回る。POLO RalphLauren、Tommy Filfigerなどのブランドのコーナーがある。そんな男性服売り場を物色していると、聞き覚えのある声が自分の耳に入ってくる。昨日、ここのフードコートで隣のテーブルに座っていた2人組の男性だ。たまたまベビーバギーに乗っている長男を見つけたらしく、昨日の口調で長男の相手をしている。余りに流暢な日本語だったので、自分が
『完璧な日本語だよね。』と話しかけると
『そんなことは無いわよ。単なるオカマ。オカマ2人組よ。』とこれまた完璧なオカマ言葉で返してきた。オカマ2人組と言う言葉を聞いて、自分は思わずもう一人の口髭を生やしていた男性の方を驚いて見ると、
『俺は違うよ。』と口には出さないが、手を前に出して否定していた。
 話を聞くと、このゲイの男性は日本人観光客も多く訪れるショーボートに毎晩出演しているのだそうだ。それ故に日本語が完璧なのだろう。間違いなく自分の話しかける日本語を理解しているし、自分自身も敢えて言葉を選ばず意識せずに会話をすることが出来た位だ。
『いつまでグアムに滞在するの?良かったら、ショーを見に来てね。タクシーの運転手でも、ホテルのスタッフでもショーボートって言ってくれれば判るから。』と営業までされてしまう始末。

 約1時間半をメイシーズで過ごした自分たちだが、買い物も全て済ませて満足したところでトロリー乗り場へと向かう。屋外でグアム第一ホテルへと向かうルートBのバスを待つ。このバス乗り場には、チケットの販売やバスの乗車案内をする日本語の話せるスタッフがいて、いつまでもやって来ないバスを待っている自分たちにどのバスに乗車するかを訊ねてきた。ルートBであることを伝えると、既に定刻を過ぎていてまだ到着しないバスを、
『もう少しで来ると思うので待っていてください。』と言うだけ。
 約30分遅れてやって来たバス。急いで乗り込もうとすると、一昨日のGPOからホテルまでの乗車の際に運転をしていたドライバーが不機嫌そうで車内から降りてきて、トラブルだから乗車出来ないと言い放ってマイクロネシア・モールの屋内へ入って行ってしまった。案内係のスタッフのところに行き、バスのことを聞くと
『バスがトラブっているので、出発出来ないみたいです。』との回答。
 それから10分後、ドライバーがバスに戻ると誰も乗客を乗せずに出発してしまった。トラブルで車庫に戻って行ってしまったのだろうと思って、次のルートBのバスが来るの待とうと座っていると、先程声を掛けてきた案内係のスタッフが、自分たちに同じ先程と全く同じ事を訊いてきた。ルートBだと答えると、
『ルートBのバスは、先程出発しましたよ。』とふざけた答えを聞いて、母親が激怒。ほんの数分前にバスが故障していていると言っていて、自分たちが待っているにも拘わらず、何のアナウンスも無しに出発してしまうなんて信じられない。横柄なドライバーも許し難いが、何の役にも立っていない案内係にも怒りを覚える。余りに頭に来たので、その場でその案内係に文句を言うと平謝りするだけ。このグレイラインのトロリーのルーズさといい加減さにはうんざりだ。

 このままルートBのバスを待つのは時間の無駄なので、次にやってくるルートA、C、Dの何れかのバス、またはマリンドライブ・エキスプレスに乗車して、タモントロリーに乗り換えることにした。たまたまルートCのアウトリガーからグアムプラザを回るバスがやって来たので、そのバスに乗車することにした。


ハードロック・カフェ
 15時少し前にルートCのバスは、最初の停留所のアウトリガーへと到着。この間の乗車時間は10分にも満たない。マイクロネシア・モールでの待ち時間は何だったのだろう。混雑していたバスだったが、自分たちを含めて多くの人たちがここアウトリガーでバスを下車して行く。
 折角、タモンの中心にやって来たのだから、この辺りを散策してからホテルに帰ろうと言うことになったが、長時間暑い場所でバス待ちをしていたので喉が渇いてしまったので最初にちょっとお店に入ることにした。

 この時に入ったのは、ハードロック・カフェ(HardRock cafe)。以前にもハリウッド、オーランドなどの店に入ったことがあり、非常に人気のあるレストラン。時間によっては入店するまでに待たされることすら少なくないが、時間が中途半端だったのですぐに席に案内して貰うことが出来た。店内はとても閑散としていて、入口付近のいくつかのテーブルに迷彩服を着た軍関係者が食事をしている程度。
 ここハードロック・カフェで、とにかく印象的だったのはビール。多くのレストランが小瓶のビールとグラスを持ってくるのに、ここではちゃんと冷やされたグラスにビールが注がれて出てきた。そのビールが冷たくて美味しかったことと言ったら。喉がとても渇いていたので完動も倍増。
 料理自体は、プラネット・ハリウッドTGIフライデーズと大差無い。ただパフェ類はボリュームも多くて、非常に趣向が凝らされる物も多いのでおすすめ。喫茶店感覚で立ち寄るのが良いかも知れない。

ハードロック・カフェでの軽食の写真はこちら

ハードロック・カフェ グアムのページ(日本語)
ハードロック・カフェのオフィシャルページ(英語)


ザ・プラザ
 ハードロック・カフェを出ると、そのままザ・プラザ(The Plaza)の中を散策して見る。ハードロック・カフェもこのザ・プラザの中のテナントの1つ。
 非常に綺麗な建物で、アウトリガーのフロントとも直結している。また立地場所としてはタモンの中心街、ホテルロードに面しているので催行のロケーション。
 この中に出店しているテナント数は、マイクロネシア・モールには遠く及ばない。しかし、それ程多くないショップだが、ショップ自体の質も悪くないと思うので足を運んでも後悔することは無いだろう。ショップの中では、フットロッカーがワゴンセールをしていたが、どこのショップも比較的空いていて、ゆっくり見て回ることが来出る。
 ここザ・プラザで注目すべきなのは、タイ・バンコクでキルティングで有名なNarayaが支店を出していることだ。バンコクの店に比べれば当然値段の差はあるが、商品自体は同じ物なのでちょっとした小物入れなどを買い求めるには最適。
 またここには、小さいながらフードコートもある。6つの店舗が店を構えており、日本そば店、ピザ、韓国風料理、中華料理などがある。

ザ・プラザのショップの紹介はこちら

ザ・プラザのオフシャルページ(英語)


JPスーパーストア
   16時を過ぎて、一旦屋外に出てホテルロードを横断し、グアムプラザホテル併設のJPスーパーストア(JP Super store)に立ち寄る。グアムプラザホテルが日系のオーナーだから、ここの名前がJPと付くのかは不明だが、免税店とお土産屋が一緒になっている。入口は正面からだとエスカレータを使わなければならずベビーバギーだと少々苦労するが、店内は比較的広々としているのでゆっくり見て回ることが出来る。ただすぐ近くにライバル店となるDFSがあるだけに、ブランド物などはあちらがまだ新しい建物に加えて広大なスペースでデザイナー毎のブースを持っているだけに、こちらは建物の古さも手伝って少々ローカルな免税店と言う感じは否めない。ただ規模的には、JPスーパーストアもかなり広いと言えるだろう。細かく値段の比較はしていないが自分が見た限りでは、ここもDFSも価格は同じ。

 17時になりバス停でタモントロリーを待っていると、珍しく10分ほど待っただけでやって来た。車内はこれほど混雑していないが、自分たちは相変わらず荷物が多い。ベビーバギーで眠ってしまった長男を抱きかかえ、2台のベビーバギー、手荷物、買い物した荷物などを抱えてトロリーへと乗り込み、ホテルへと帰る。

JPスーパーストアのオフシャルページ(日本語)
グアムプラザホテルのオフシャルページ(日本語可)


グアム第一ホテル
 部屋に戻り、すぐに子供たちにシャワーを浴びさせる。ヘリコプター・フライトで汗をかき、ヘリ工房で汗をかいていたので、自分たち大人も早くスッキリしたかった。
 シャワー後、夕食に出掛けるまでの1時間余りをベッドでゆっくりと過ごす母親。ベッドではしゃぎ回り子供たち。子供服で手洗い出来る物を洗濯している奥さん。自分と言えば、買い込んであったビールをソファーで横たわりながら、映りの悪いテレビでNHKの国際放送を見ながら飲んでいる。

 奥さんが洗濯を終えると、2人してフロントへと向かう。ここにはJTB、HIS(2002年10月を持って閉鎖)など、いくつかのツアーデスクが専用ブースを持っている。ここで明日行こうと計画しているウォーターパークの予約をしようと思ったのである。ところがどこのデスクも既に業務時間を過ぎていた。仕方無いので公衆電話を使い、PICに電話をしてみる。すると日本人スタッフが
『個人旅行者の申し込みは出来無いです。ツアー申し込みか、ご宿泊でないとお受け出来ません。』と丁寧に説明してくれた。自分たちの持っていたガイドブックにはその様なことは一切書いてなかったが、スタッフがそう言うのだから仕方無い。本当は子供も居るのでゆっくりと過ごすことが出来るPICが良かったが諦める、そこでもう1つのウォーターパークであるターザ(Tarza)へと電話をしてみる。このターザは、先程訪れたJPスーパーストアと同じグアムプラザホテルが経営しているウォーターパーク。スライダー系が12本もあるが。小さな子供では楽しむことが出来無いのがネック。それでも電話だけはしてみる。専用電話に掛けても誰も出ないので、ホテル側の電話番号に掛け直すと
『時間外なのでターザのスタッフが居ないので、明日の朝9時過ぎに掛け直してください。』と言われる。結局、この時に明日のウォーターパークの予約をすることは出来無かった。
 この後、地元の無料日本語新聞である週刊グアム新聞の広告を見ながら、ザ・クラブハウス(The Crabhouse)へと電話をする。メインランドの同名店とは違うことは判っているが、カニ好きの母親が是非食べに行ってみたいと希望していたので、予約をすることにした。この週刊グアム新聞にも、無料送迎と大きく書いてあったので、19時のピックアップで予約を済ませる。日本語での会話は可能で、予約の際に名前とホテル及びルーム番号を訊かれる。

<ポイント>週刊グアム新聞について
 各ホテルのフロントなどで無料配布されている新聞。週刊の発行で、タブロイド紙サイズ、20ページほどの本格的な新聞。広告が紙面の半分以上を占めているが、地元で生活する日本人、観光客に役立つ情報も記載されている。
 レストランなどの情報も多く、広告なのでガイドブックよりも詳細な地図、メニュー、営業時間などを把握することが出来る。また週間天気予報が掲載されているのも良い。日本での出来事なども記事として、掲載されているので暇を持て余している時にも役立つ。

週刊グアム新聞のオフシャルページ(日本語)



 電話をしていたら、結構時間が経ってしまい、20時近くになってしまったので夕食に出掛けることにした。食事の時間には大人よりも遙かにうるさい子供だが、15時過ぎにハードロック・カフェで軽く食事をしていたので、この時間まで大騒ぎしなかったのだろう。


ホア・マイU
 夕食は出掛ける前から何となくベトナム料理に決まっていた。3日前にも夕食を食べたホア・マイWの姉妹店でフジタホテル付近にあるホア・マイU(HOA MAI U)が徒歩の距離圏にあるので、そこで決まった。
 ホテルロードを歩くのも慣れたもので、使い勝手の悪いベビーバギーと途中の段差の大きい歩道もスイスイと進んで行き、500mほど離れたフジタホテルまでの10分掛からずに行ける。途中、暗がりからチラシを持った兄ちゃんと何度が遭遇。足ツボマッサージ、射撃場の案内が殆ど。グアムでは異常な程までに射撃場が多い。余り敷地の広くないテナントビルの一角にこれら射撃場がある。小型拳銃から大型の銃まで射撃出来るらしい。そう言えば、自分も昭和59年にここグアムに来た時に射撃をした覚えがある。今回の旅行では、射撃をしたいは全く思わなかったし、子供も大きな音がする射撃は怖がるだろうからチラシだけは貰って素通り。これら射撃場もホテルの無料送迎を行っているところが多い。

 色んな店の集まる雑居ビルの前まで来ると、大きな看板が目立っているのでホア・マイUだと判る。店の前まで来ると、片言の日本語を喋る兄ちゃんがビラを持ってやって来る。数日前にホア・マイWでビラを配っていた兄ちゃんだ。自分たちは
『アー』と奇声をあげて指さすと、兄ちゃんも子連れ家族だったので覚えていたのか、
『あれ?今日はこっちに食べに来たの?寄っていって。』と言った。自分たちが前回、この兄ちゃんから貰ったチラシを持って、ここへやって来たことを話すと、手招きしながら店内へと案内してくれた。

 店の中はホア・マイWに比べて、厨房を囲むようにL字型にテーブルが並んでいる分、こちらの方が広い。ただ特徴のあるベンチシートは同じように、この店内でも並んでいて、こちらの方が賑わっている感じ。

 店の店主と思われる女性が、ベビーバギーに座っている長男に非常に興味があるようで、オーダーを取りに来る時も長男にちょっかいを出して行く。子供好きと思っていたら、暫くすると長男と同じ位の年頃の孫と思われる子供を連れてくる。子供同士は何が何やら判らないが、お互いに通じない母国語でやりとりをしていた。
 料理の方は、前回生春巻を食べたので揚げ春巻き、ワンタンスープ、チキンカレーなどをオーダー。同じ名前のレストランではあるがメニューはそれぞれ違っている。味付けも同様で、個人的にはホア・マイWの方が香菜などが入っていて、ベトナム料理に充実だという風に感じた。フジタホテルが近いので、日本人観光客向けにマイルドな味付けとなっているかも知れない。もしグアム滞在が長くて、アジアンフードが大好きな人なら、自分たちのように両店を食べ比べてみるのもいいかもしれない。
 日本人が多く宿泊するフジタホテルに程近く、メニューには日本語の記載がある。スタッフは片言の日本語ならば理解は出来るので、全く英会話が出来無くても問題無く食事に行くことが出来る。

 21時過ぎにはホア・マイUを後にする。子供が2人居ても、夕食に1時間も掛からないのは、料理が出されるまでの待ち時間が少なかったからかも知れない。
 帰り道にあるセブンイレブンに立ち寄り、ホテルへと徒歩で戻り、のんびりと部屋でグアム夜を過ごす。

ホア・マイUでの夕食の写真はこちら


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