2002/10
グアムステイ
10/19 グアム発、日本着
グアム第一ホテル
深夜2時に日本から持ち込んだ目覚まし時計が電子音を鳴らし始める。それから2分ほどして、寝る前にセットしておいたモーニングコールによって、電話が鳴り始める。このモーニングコールは2〜3分遅れているのが、なんともこのホテルらしい。約4時間ほどの睡眠だったが、自分の目覚めは良い。子供たちもグズるかと思っていたが、意外にも寝起きも良くて素直だった。
3時前には、全ての荷物を持ってフロントへと向かう。このホテルから自分たちと同じ全日空NH924便に搭乗する宿泊客も居るはずだが、他にチェックアウトをしている様子はない。基本的にチェックインの際に宿泊代は精算済みだったので、朝食をルームチャージにした分だけをこの時に精算する。
スタッフに送迎を依頼すると、すぐに駐車場から車寄せに到着時に乗車したのと同じエスティマがやって来る。グアム到着時よりも荷物は重くなり、増えているので半強引に詰め込んでホテルを出発する。
グアム国際空港
深夜で殆ど車の走っていない道路を走り、10分ほどでグアム国際空港へ。
空港出発ロビー前でホテルスタッフに別れを告げて、大荷物を持って空港建物内へと入って行くと、午前3時台に韓国行きフライト、4時から5時に掛けて日本へ向けてのフライトが多いこともあって、日本人を結構見かける。インフォメーションボードに従って、全日空のカウンターへと行くと、長蛇の列が出来ている。その列に並ぼうとすると、グアムローカルの地上スタッフから
『搭乗券はお持ちですか?』と聞かれ、一瞬答えることが出来ずにいると
『チケットを見せていただいていいですか?』と言われたので、持っているチケットを見せると、
『ではこちらにお並びください。』と長蛇の列とは別のカウンターへと案内される。ここでも正規チケットを持っている恩恵を受ける。
ただ折角長蛇の列に並ばずに済んだのだが、自分たちの対応をしてくれた初老の女性スタッフが席の無い2歳未満の長男のチケットを発券するに手間取っている。それを見かねた主任クラスの男性スタッフが変わって、やっと発券をして貰えた。また日本の空港と違って、ベビーバギーもチェックインの際に預け荷物としなければならない。その代わりに航空会社のベビーバギーを搭乗口まで貸してくれる。自分たちの場合は、長男だけでなく長女の分までも貸して貰う。
大きな荷物を預けて身軽になった自分たちは、そのままエレベータに乗ってターミナル2階へと移動。ここで手荷物のセキュリティーチェックを受けて、サテライト内へと入る。アメリカの場合は出国審査が省略されるので、後は飛行機に搭乗するだけである。
グアム国際空港は、深夜にもかかわらず全てのショップ、フードコートがオープンしている。やはり深夜から早朝にかけてのアジア向けフライトが多いからだろう。何故、この様に時間帯にフライトがされているのかは不明。
自分たちがサテライト内に到着したのが3時半。NH924便の定刻出発時間が5時25分、搭乗開始時間が5時ジャストだったので、結構時間がある。子供がいるので、大人は交代でサテライト内を見て回るにした。
セキュリティーチェックを受けたすぐ左手にフードコートがある。ここには、うどんなどの日本食、バーガーキング、ピザ、ハーゲンダッツ・アイスクリームなどが店を構えている。深夜というのに、搭乗待ちをしている日本人たちは飲み物だけでは飽きたらず、しっかり食事をしている。
またこのフードコートには、タバコを吸うことが出来る喫煙コーナーが用意されている(もう1箇所サテライト右手のコーヒーシップでも喫煙出来るらしい)。自分もちょっと覗いてみたが、喫煙者の多い日本人だけあって空いているテーブルは見つからない。皆同じようにコーヒーなどのソフトドリンクを持ち込んで談笑しながら、タバコを吸っている。
またこのサテライト内には免税店も充実している。タモン中心街のDFSが出店している。品数はスペースの関係上から限られてしまうが、お土産として人気のある物や定番商品などを多く並べている。時計、化粧品、お酒、タバコ、チョコレートなどのお菓子など。
グアムを出発する前に、ここで安価な物を買って、残ってしまった小銭を使い切ってしまうのも手だろう。また高額紙幣などが残ってしまった場合は、両替カウンターもあるのでそちらで日本円に換金してしまうことも出来る。
待ち時間の間、それ程広くない空港内を散策して回るに時間は要さない。まあフライトまでの時間がそれ程長く無かったので、免税店などを見て回っていれば、何とか暇を持て余すことが出来た。
セキュリティーチェックの後は、すっかりベビーバギーの上で眠ってしまった長男だったが、異常にハイテンションな長女がはしゃぎ回っていた為にいつしか目を覚ましてしまった。まあ自分たちにしてみれば、空港内で寝られるよりも機内で寝て大人しくしてくれる方がよっぽど嬉しい。
グアム→成田
予定通り5時になると機内への搭乗が開始される。それまでは閑散としていたゲートだったが、いつの間にか日本人で溢れかえっていた。搭乗前にベビーバギー2台を地上スタッフへと返却をして、ビジネスクラスに続いて機内へと進む。
帰りのフライトでは、やはりバシネットがあるビジネスクラスとの境のシートとなる。だた往路と違ったのは、右手の窓側2席、中央2席と横並びとなったこと。しかも中央席は3席のうち1席は空席となっていたので、奥さんと長男が右側2席を占有し、自分、長女、母親の3人で中央席を使用することが出来た。決して機内は空いていた訳では無いが、自分たちとしては1席空いていただけで大助かり。
定刻通り、グアム国際空港を離陸したB767は日本へ向かって飛ぶ。長女も長男も、あっという間に再び眠りについてしまう。何故か眠りにつけない自分。回りを見渡すと、後方に座る殆どの人が爆睡状態に入っている。その光景を見て、やっぱり深夜のフライトは辛いことを実感する。
機外を覗くと既に東の空が少しずつ明るくなりつつある。そんな事に気を取られていると軽食のサービスが始まる。乗客の半分位は食事がやって来たことに敏感に反応し、しっかり目を覚ます。自分以外の家族は完全に熟睡状態に入っており、目を覚ます様子は無い。そんな事には慣れっ子になっていると思われるキャビンアテンダントたちは手慣れた様子で軽食を配って行く。
こんな深夜の軽食でも、ちゃんとチャイルドミールも用意されている。殆ど食事に手を付けない家族を余所に、自分はだけはしっかり出された食事をしっかり平らげる。
機内では日本までのフライトの間、乗客たちを飽きさせない為にエンターテイメントも用意されている。ところがこの時に機内上映されていたのは、往路と全く同じ内容。これには流石に自分も参り、成田に到着するまでの間、眠りにつくことにした。
NH924便での軽食の写真はこちら
約3時間半のフライトを終え、日本時間の午前8時に成田空港へと到着する。この時、到着したのは空港ゲートでは無く、貨物機などが多く駐機している場所だった。以前にもコンチネンタル航空でハワイへ旅行した際にも同じ場所での搭乗となったことを覚えている。
サテライトのゲートではないので、タラップがB767に寄せられて、乗客たちは順番に機を後にする。タラップの前にはサテライトまで乗客たちを運ぶリムジンバスが待機していて、このバスで移動。サテライトからはモノレールに乗って、メインターミナルへと向かう。ここでまずは入国審査を受ける。相も変わらず、無表情な入国審査官の顔を見ると日本に戻ってきたことを実感。朝早い時間で到着する便数が少ないので、混雑することも無く、非常にスムーズ。
入国審査後、バゲッジルームで荷物を受け取り、いつも緊張する税関。免税品を超える物を持ち込んでいる訳でも無く、決して悪いことをしているのでは無いのだが、何となく緊張してしまう。だが家族旅行である自分たちは完全にスルーパスでここを通過して、到着ロビーへ。
9時半を過ぎて、ロビーで出るとすぐにUSAパーキングへと電話をする。送迎の依頼をする為である。ところが電話をしてみると
『既にマイクロバスが待機している筈なので確認して欲しい。』と言われる。その言葉通り、USAパーキングと札の付けられたマイクロバスが2台並ぶようにして駐車していた。出発前に受け取った預かり証を見せて、そのマイクロバスへと乗り込む。マイクロバスはすぐに満席となり、成田空港を出発し、USAパーキングの到着者用駐車場へと向かう。
この到着者用駐車場と言うのは、出発時に自分たちが車を預けた場所から少し離れた場所にある。自分たちが出発した後に、車が移動された訳である。ただこれはパーキング毎、預けた場所から移動が無かったり、屋根付き駐車場に保管されたり、手荒い洗車サービスがあったりと差別化されているので、事前に確認するのがいいだろう。
車を受取り、スーツケース3つに手荷物を満載して成田を出発し、途中で幕張のカルフールに立ち寄った後、静岡へと15時前には到着して、今回の旅行の日程は全て終了する。
あとがき
今までの海外旅行で経験をしたことがないことを今回初めて自分たちは経験し、それが試練ともなった。それは子連れ旅行。以前に自分は長姉の子供たち2人と共にラスベガスに同行したことがあるが、やはり自分の子供となるとだいぶ勝手が違う。
今回のグアム旅行は奥さん主体に決まった旅行であるが、インターネットで子連れ旅行のサイトを探し回り、役に立ちそうなサイトを見つける度にブックマーク、プリントアウトを続けた。こう考えると、インターネット社会になって、情報が非常にたやすく手に入れることが出来るようになり、本当に便利になったことをあらためて感じる。
子供を海外に連れて行くにあたって、神経質になったのは飛行機機内、そして現地での体調だった。過去の旅行でも、機内を走り回る子供たち、眠りにつこうとおもった時に何処からともなく聞こえる子供の泣き叫び声。子供のいない身軽な立場の時にはこれらが迷惑以外のなにものでも無かったが、今度は自分たちが回りの人たちに迷惑をかけないように心掛けなければならない立場となった。幸いにも、2人の子供は機内では非常に大人しく、寝ている時間も長かったので他の乗客に迷惑をかけることは皆無だった。
もう1つの健康については長女が現地で体調を崩してしまい、自分たち夫婦もてんてこ舞いをした。急激な環境の変化から激しい嘔吐を繰り返していたのだと思っていたが、帰国後に小児喘息であることが判明する。旅行中には、GPOに訪れた時に激しい嘔吐を繰り返し、その後は元気も取り戻してほっとしたが、帰国した後は2度もの入院をすることになり、親としての子供の健康への配慮の足りなさを痛感する結果となった。
また子連れ旅行をしてあたらめて感じたこととしては、今までは自分たちが子供のいない身軽な立場の旅行者だったこと。今回、2人の子供を連れての旅行を経験し、トロリーバスなど乗車しても、老人、妊婦、幼い子供連れに全く無関心な若い女性たちを目の当たりにし、過去の自分たちがその様な振る舞いをしていなかったかを反省する事になった。これは海外旅行に限ったことでは無い。日常生活に於いても、全く同じ事が言える。
グアム現地では義兄のデビッドが2日間に渡り、自分たちの相手をしてくれたことが印象に残っている。普段単身赴任の身で、自分の姪にもあたる子とは離れて生活していることもあって、長女をとても可愛がってくれた。またグアムで生活している彼だからこそ、自分たちを一般の旅行では行くことが出来無い場所へと案内してくれた。
また唯一と言っていいリゾートを楽しめたのが、PIC。デイゲストで行くならば、数日間をこのホテルに滞在した方がよっぽど安上がりなのではないかと思う。プール中心に大人から子供まで楽しめるリゾートであることは間違いないだろう。
日本から3時間半余りで行くことが出来る、最も近いアメリカがグアムである。ハワイほど拓けていないが、それ程大きくない島だけに自由もききやすい。小さな子供連れならばフライト時間も短いし、ツアー料金も手頃なのでおすすめ出来る身近なリゾートと言えるだろう。
日程 2003/10/13−2002/10/19
旅行会社 航空券/エイチアイエス ホテル/直接申し込み
旅行形態 手配旅行
航空会社 全日空
旅行費用 約60,000円(航空券+ホテル宿泊費)/大人1人
参加人数 大人3名+幼児1名+乳児1名
2003年3月作成
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