2000年11月


井戸完成
 井戸の完成までには、私達が予想していたよりも時間を要した。その理由は、当初予定していた深さである45メートルで自噴する水には鉄分が多かったため再度ボーリングを行い、54メートルまで掘り下げたことだろう。作業にはベテランの親方ではなく、その息子ともう1人の若手のコンビだったこともあり、手こずったことも考えられる。
 無事に地下54メートルから安心して飲むことが出来る水が自噴した。南アルプスから長い時間をかけて駿河湾へと注ぐ地下水は美味しい。無事井戸が掘れたことで、今度は井戸水をためるコンクリート張りの瓶を造る。幅、奥行き、深さともに1メートル以上ある大きなものである。またこれにあわせて、新しい水道管の施設も行われる。実際には地下から汲み上げられた水は水道管に向かう系統とこのコンクリート製の瓶に出される系統と分かれるわけである。

 いよいよコンクリートの瓶が固まりきったところで、井戸水が瓶への放出が始まる。水量はまずまずであっという間に瓶には水が一杯になる。またこれと同時に水道管との切替が行われ、井戸水の供給が始まる。


井戸の弊害
 井戸が無事完成したのだが、問題が全く無いわけではない。一番最初に問題となったのが、3階まで井戸水を上げるために設置された電気ポンプである。この設置場所については私達もあまり意識していなかったのだが、隣家の窓の目の前に置かれていた為にクレームがついた。隣家の窓の目の前に置いてあり、このポンプは昼夜問わず不定期に高音をたてるので文句を言われるのは当たり前であろう。すぐに設置場所を家の裏側に変えてもらった。
 また既存の水道管への接続をする為に新たに施設された水道管の経路が全て私達の庭にあたる場所で、見事に敷石、土をひっくり返されてしまい、原状復帰させるには相当な労力を必要とした。