1998年4月
進捗の差
3月からのアクシデントが4月になっても私達夫婦は引きずる。この間に実家の方では、
義兄中心に受け持ちの住宅会社との打ち合わせが数回に渡って行われていた。
特に大成住宅の足の運び様は他社を圧倒しているようである。そんな中、
実家の方へと足を運ぶと殆どの業者が最終という形で見積提出を終えようとしていた。
既に総予算についても各社に伝えてあるとのことで、
ここで私達の受け持っている業者との格差が判明する。特に義母の入院となれば、
業者は気を遣い、なかなか訪問はして来ないのでますます差は開いていく気がする。
そんななかでもセキスイハイムからは、屋上無しのプランと2軒建築のプラン、
ミサワセラミックからは3階建てプランと2軒建築のプランが出される。
だが両社のプランとも、実家の家族を納得させる内容では無い。
特にミサワセラミックについては、2軒の建築を強く押していることが返って実家側の不満を招く。
結果的に今回の商談から降りて貰う事となってしまった。
そんな中で私達夫婦受け持ちで唯一残っているのがミサワホームである。
ミサワセラミックは、ミサワホームのセラミック部門ながら別会社となっており、
扱いもミサワホームはパネル工法の住宅である。
そのミサワホームも4月の異動に伴い、担当者が変わる事になった。
更なるアクシデント
こうして残るミサワホーム以外の住宅会社からは見積が出揃った形となる。
2×4の大成住宅、三井ホーム、鉄骨の地元業者1、3、パネル工法のミサワホームが、
現在の候補として残っているが実際にここからふるいにかけることになる。
そんな最中にあたらなるアクシデントが発生する。
妻方の母となる義母がまだ退院して間もないにも関わらず、
その父親つまり妻の祖父が今度は緊急入院したのである。
だが実家側の人間は、この状況においても住宅のことをすすめたがっている。
妻の祖父の見舞いに静岡市から車で1時間ほどで行ける藤枝市の病院へと行った日、
実家の方では朝から大成住宅、午後からミサワホーム、夜から三井ホームが訪問。
ミサワホームが話をしている時に、私達夫婦は病院から丁度戻って来たので話に参加する。
この話し合いの結果、次回訪問時に正式な見積を提出するとの事になる。
話し合いも終わったところでアパートの方に帰る時に、
父親から大成住宅の見積金額をミサワホームに言わないようにと言われる。
全く呆れたものである。あまりに頭に来たので
”別にミサワに入れ込んでいる訳でない!”と言ってやった。人のことを言うが、
自分の方がよっぽど大成住宅に入れ込んでいる。
そして翌日、入院していた祖父の様態が急変し、心不全で亡くなる。
94歳という長寿であった。今年に入り、私側の祖母、妻側の祖父がそれぞれ他界してしまった。
こんな状況が続く中で住宅のことまで手が回らないと言うのが本音である。