
1998年7月
照明器具の選択
7月になっても、大きな動きが無い。と言うのは、
住宅金融公庫による融資がなかなか認可されないからである。
土地の名義者が私の両親2人、建物自体は1軒と認識されており、
且つ名義者が4名居るのである。この様な複雑な建築物には、
認可を出す側も相当な検討時間が必要となる事は間違いない。
大成住宅も多分認可が下りるのは7月下旬になるだろうと言っている程だ。
この合間で照明器具の再検討をする事にする。
既に照明器具については、私達の好みの物を選択する事は良いとの話となっており、
場合によっては私達自身で購入して商品のみを建築中に渡す支給品でも構わないそうである。
だが照明器具のカタログは、松下電工をとっても時刻表程の厚みがあり、
見るだけでも相当疲れる。更にオーデリックなど他社のカタログも大成住宅から渡され、
一体どれがいいのか訳が判らなくなってきてしまう。
そんな中、数年前に大和ハウスにて住宅を建設した会社の先輩から耳よりな話を聞かされる。
仕事上で取引あるメーカーの照明器具が非常に安価で仕入れ出来るらしいのである。
早速、そのメーカーのカタログを取り寄せるがラインナップは非常に少ない。
松下電工などが屋内外、広狭とフルラインナップ揃えてるのに対し、
このメーカーの商品は、寝室等の狭い部屋に商品を絞り込んでいる。
また商品デザインもなかなか良いにも関わらず、価格設定は非常に安価となっている。
私達の部屋でも、主寝室の2箇所、子供部屋2箇所を変更する事で、
価格は安価になり、リモコン機能などが付加されメリットがある。
既に当初予算をオーバーした費用となっているこの住宅建設において、
これら細かい器具に於いても、少しでも安価にする心掛けは必要だと感じている。
水回り器具の決定
またユニットバス、キッチン、洗面台についても最終決定をする事になった。
ユニットバスは大成住宅の営業努力により、他の器具をタカラスタンダードにするにも関わらず、
トステムからの特価をとりつけてくれた事は前にも話した通りである。
実質的には、当初のINAX製よりも数ランク上の商品を同等金額で選ぶ事が出来たのである。
このユニットバスについては、定価で8万円程追加する事で壁部分を、
デザインアクリル板から200mmタイルに変更出来ると言う事で、
その方向で検討をしていた。ところが実際にトステムショールームに赴き、
そのタイルの実物を見てみるとカタログと違って、色が淡いのである。
他の種類の色も同様で、これではタイルにする意味が無いと落胆する。
するとトステムの女性から、新しいデザインを施したアクリル板を紹介される。
このデザインは今までのグレー基調の物と違い、水色基調で明るくとても気に入る。
価格も今までの金額より2万円程の追加である。
結局ユニットバスについては、壁部分の変更のみを行い最終決定とした。
これに続いて、タカラスタンダードのショールームへ。
運悪く展示会が行われており、ショールームは大混雑している。
だが殆どの来訪者は、実際の商談とは関係無い一種の粗品目当ての人達であったので、
私達は難なくキッチンと洗面台の打ち合わせに入る事が出来たのである。
まず最初にキッチンについてであるが、現在までに大成住宅を通じて出されている仕様は、
初期の設計の段階で作られた物で現在の設計では合わない仕様となっていた。
この為、食器棚の部分の長さを短くする必要があった。
これに併せて、不要と言う事でガラス扉を通常の扉へと変更し、足下温風もやめる事に。
更に大成住宅より、今回の契約に至り、サービス品として電子コンベクションが提供されるので、
これについても追加依頼をする。他に追加した機能としては、水切りカゴとシャワー蛇口である。
電子コンベクションの費用は発生しないし、水切りカゴとシャワー蛇口の追加費用は少ない。
これ以上に食器棚が短くなった事で減額する方が多い。
次に洗面台であるが、これも大成住宅との契約にあたり、
当初のINAXの物から1ランク以上アップした商品に変更して貰った。
こちらについてもサービス品として提供される汚水流しが洗面台の横に入る関係で、
現在の洗面台の幅では仕様的に合わない。依って洗面台の幅を短くし、
代わりに幅のとらない棚を置く事になった。この洗面台については、
私も意見を述べさせて貰い、更に1ランク上の商品に変更するが、
こちらについても幅が縮まった為に、追加費用は微々たるものに納まりそうである。
こうして主要とも言えるキッチン、洗面台、
ユニットバスの水回りの器具については決定したのである。
その後の動き
それから大成住宅との打ち合わせは止まったままである。と言うのも、
融資の関係の認可がなかなかおりない為である。7月下旬になって、
住宅金融公庫と年金の融資認可はOKとなった事を聞いたが、
私達夫婦に関係している銀行による不足分の融資の認可が遅れているそうである。
こんなところにも”貸し渋り”が出てきているのだろうか・・・。
借り先が”静岡銀行”と聞いているから、元々静岡銀行の融資は厳しいとも言えるが。
この”スウィートホーム日記”を掲載し始めてから、
私達夫婦及び家族は、多くのトラブルに見舞われたが、
いよいよそれが今回建築に関わる家族の中にも降りかかってきた。
父親が緊急入院したのである。既に食事も出来ない状態で、黄疸が出ている。
病院での検査の結果、胆炎及びかなり大きい胆石が発見された。
7月30日には、手術にて胆嚢及び胆石の摘出が行われた。
父親は病床ながら、会話をすることは出来る。いつも住宅のことを気にしている。
病気をした時ぐらい忘れればいいのにと皆が思ってるのも知らずに・・・。
父親の手術が無事終了したところで、7月は終わりを迎える。遅い梅雨明けも、
同じく7月末に迎え、後は融資の認可を待つだけである。
8月には地盤改良、基礎工事から始められるはずである。