
1998年9月
本契約
8月の末に、まさかと思っていた銀行の貸し渋りにあった私達は、
本来銀行ローンで調達するはずだった費用の工面へと奔走する。
現在の実家が売却できない場合は、奥さん方の実家から借り受けることでまとまった。
私の立場としては非常に辛いところであるが、私の実家側の家族も貸し出す程の資金は残っていないので、
仕方のないことなのかも知れない。快く承諾してくれた奥さん方の両親には感謝している。
資金繰りの目処がたったところで、大成住宅が本契約締結の為に実家へと訪れる。
契約書捺印するまでにも、今までの内容の再確認や新たなる疑問点について打ち合わせをする。
特に私達夫婦の場合は以前に大きなミスをしているので、今回は契約内容について細かく確認していく。
内容に間違いが無いことを確認して契約書へと捺印。大成住宅側もさぞかしホッとした事だろう。
ここまで進展するに1年近く通い詰めたわけである。住宅業界が今、非常に厳しい時期とは言え、
大変な努力だと感心する。
契約書に捺印はしたものの、私達の方ではまだ決定し切れていない部分がある。
それは電話配線である。単純な電話配線であれば何にも考えなくて良いのだが、
エレベータの非常通知用の電話回線の関係で悩みに悩んでいる。これについては、
契約後にも変更可能と言う事なので、もう少し通信機器などと併せて検討していきたいと考えている。
またこの本契約締結の際に、今後のスケジュールについても説明を受けた。
これから住宅金融公庫の図面審査が行われ、10月中旬には認可される見通しである。
その認可にあわせて、10月中旬に地鎮祭、引き続き地盤改良工事が行われる。
この工事が終わると住宅工事着工となる訳である。完成は当初の98年年末から大きくずれ込み、
99年3月中旬となる。とにかく、これで住宅建築へ大きく前進したことは間違いない。
部屋のイメージ
以前にクロスのコーディネーターと打ち合わせをして際に、
仮選択したクロスやクッションフロアのサンプルが届けられた。
とても短い時間で、選択をすることになってしまったので、打ち合わせの際も変更はありうると伝えておいた。
私達の分のサンプル一覧を実家の家族が見たのだが、大変シンプルだと驚いていた。
それを聞いて、私達は再度クロス等の検討に入ることにする。
姉夫婦が大成住宅から、サンゲツのクロスサンプル集を借りてきてくれたので、
それを見ながら毎晩夫婦で悩んだのである。
主寝室の18畳の部屋については、私が最初からイメージしていた薄い茶色の石目調のクロスを選択し、
それについては変更はしない。玄関ホール、
廊下などの部分についても薄い青がかった絹目調のクロスを当初のまま採用。このクロスは、
汚れに強い加工をしてあるので、特にクロスを汚す可能性が高い玄関、
廊下には適しているというのが決定の理由である。
しかし他の場所については、ほぼ総入れ替えとなる位にクロスの変更を行った。
この中で特筆すべき点は、1階の納戸である。姉夫婦とも話し合い、
思いっきり奇抜な物としてしまおうと言う事で、
ベースは青で蛍光塗料の素材で出来た星が散りばめられたクロスを選択。
こうやって次々と新しい部屋のイメージを作り上げ、それぞれのクロスを選択していったのだが、
未だに決定出来ていない場所ががる。それはリビングである。奥さんにとっては、
生活の中で一番長い時間を過ごす場所であり、来客もこの部屋に通すケースも十分いに考えられる。
後で後悔しないようにする為にも、色々な人の意見を聞いて慎重に決めようと考えている。