
1998年12月
棟上げ
前回の打ち合わせの際に大成住宅側から、上棟式をいつ行うか打診を受けていた。
棟上げ自体は12月の初旬に行ってしまうので、その日でも構わないとのことだったが、
私達夫婦、父親、義兄の都合がつかない事で、結果として12月中旬に執り行うことになった。
またこの上棟式については、前回の地鎮祭同様に母親と姉とその子供2人は出席出来ない。
今回は、もう一人の姉が住むシドニーへ長期滞在する為に留守にしてしまうからである。
12月の最初の休日に妻と2人で、建築具合を見に出かけた。既に屋根まで架かっており、
流石に一気に屋根架けまでしてしまうのだなと感心させられた。
早速上階へと上がろうとするのだが、階段自体は最後の最後に取り付けするそうで、
大工さんが使用している脚立を利用して上階へと上がる。残念ながら、
この日は妻はスカート姿だったので上階へ上がることは出来ない。
既に殆どの場所にはトステムのサッシが取り付けされている。
ただ内部自体はまだ簡単な仕切がされているだけなので、イメージは掴みにくい。
またエレベータホールと3階のバスルームは何も搬入されておらず、
大きな空間が空いているのが印象的であった。
3階で18畳プレジャールームへと足を運ぶがやはり部屋の広さやイメージは掴みにくい。
ただ勾配天井の実際のイメージや既に取り付けられているトップライトによる採光により、
北向き部屋にも関わらず、結構明るいことに驚かされた。
また3階のベランダからの眺めは、周りにこれに匹敵する高さの建物が無いだけに非常に見晴らしが良く、
丁度ベランダの位置から真っ直ぐ南に向かう道が前方の海岸へと続いているのには感動した。
更に屋上から眺める景色は素晴らしいに違いないだろう。
上棟式の準備
上棟式の日程が12月19日に正式に決まった。前述した通り、
参加するのは私達夫婦、父親、義兄の4人である。他の家族が参加出来ないことについては、
予め大成住宅側に連絡をしてある。
その一週間ほど前になって、たまたま大成住宅の営業担当と出会い、
上棟式で施主側で用意しなければならないものについて、再度知らせてくれるように頼んでおいた。
FAXにて送られてきた用意すべき物は、
・祝儀
・折り詰め
・折り詰め用2合酒
・上棟式使用の洗米
・上棟式使用の荒塩
といった具合である。上棟式で使用する酒については、大成住宅側で用意してくれるとのこと。
祝儀についても、相場がいまいち判らなかったので義兄が大成住宅営業に確認をしてくれたそうだが、
営業担当にも出す祝儀について聞かれてしまって、営業担当はなんとも答えにくかったそうである(笑)。
上棟式と言えば、大工みんなが集まっての宴会をし、大工の棟梁が歌を歌うって言うイメージがあるが、
今の上棟式は非常に簡素らしい。よって食事なども必要とせず、折り詰めを帰り際に渡すだけでいいらしい。
上棟式自体も30分程度なのだそうである。
その折り詰めの手配は私がする事になった。たまたまこの新住所の近所に仕出しを行っている会社があり、
そこへ出入りする機会があったのである。仕出しを専門にしているだけあり、
上棟式に必要な物についてもよく理解しているので助かった。
そしてこれら準備の最中、既に入院をしている妻のお母さんの容態が悪化した。
一時的にはかなり緊迫をし、私達夫婦は会社を休むなどして病院で看病をすることになる。
上棟式の前々日には私から実家に電話をして、上棟式に参加出来ない可能性が高いことを伝えた。
前日になって、お母さんの容態は非常に安定した。これは入院している総合病院の医師、
看護婦も何故一時的に悪化したのか判らないままだった。非常に安定していた容態が何故一時的とは言え、
緊迫をようするような自体になったのかは誰もが疑問である。だが容態が安定したことで、
私達は2人揃って上棟式に参加することが出来るようになった。
上棟式
12月19日。午後4時過ぎには、私達夫婦は仕出しの折り詰めを引き取りに行き、
義兄と父親は折り詰め用の2合酒を購入して現地に。
現地に到着すると、今回はズボン姿でやってきた妻と2人で前回同様に脚立を利用して、
上階へと上がっていく。ただ前回は、私達と他の家族の居住スペースになんの仕切も用意されていなかったが、
今回は人が通れないほどの間仕切りが入れられていた。それは官庁による検査が行われ、
間仕切りを入れるようにと指導があったためである。だがこの間仕切りが結構迷惑である。
1階から2階へ上がる脚立は他家族の居住スペースの階段設置場所付近に用意されており、
そこから2階へ上がることは出来たのだが、
2階から3階へ上がる脚立は私達の居住スペース側に用意されており、
それぞれのスペースの行き来が出来ない為に一旦階下に下り、
再度私達の居住スペース側に移動してから3階へと上がって行くのである。
妻が3階へ上がって驚いたのは、前回私が驚いたのと同様に景色や日当たりの良さについてだろう。
大成住宅の営業や義兄も3階のベランダに出て、その景色の素晴らしさを堪能していた。
そして私が今回3階に上がって驚いたのは、3階にコンクリート打ちが終わっていたことである。
大工さん達も3階に上がってくると必ずピョンピョンと飛び跳ねて、響かなくっていいなぁと言っている。
実際にはこのコンクリートの上に防音ゴムマットを敷くから更に階下への防音効果は期待出来るだろう。 更に脚立を使って屋上の様子も見てみたが、こちらも既に防水加工処置までも完了してあったが、
屋上に上がる前に上棟式を始めると声が掛かったので、屋上に上がるまでには至らなかった。
上棟式自体は大成住宅の営業の進行で、非常に簡略化された形で3階リビングキッチンの場所で行われる。
それが終了するとすぐに1階へと全員が移動し、大工の棟梁と先頭に御神酒、洗米、
荒塩を建物の四方に撒いて回る。これが終わると、施主を代表して義兄が挨拶、乾杯で上棟式は終了する。
義兄はこの後、大工さん、大成住宅営業担当に祝儀を配ってまわり、
私達夫婦は車に用意してあった折り詰めを配布して、この日の儀式は終了する。
仕事納め
12月28日。我が家の工事はこの日が仕事納めである。この前日に現地を訪れると、
3階のコンクリート加工、屋上と各階のベランダの防水処理は終了していた。
3階においては、トステム製のユニットバス、日立製のホームエレベータの搬入が完了しており、
より現実的なイメージを想像することが可能になった。
2階では3階との間の天井に防音・断熱材の取付が行われている。但し、
3階部分が非常にすっきりしているのに対し、1,2階は工事中と言わんばかりの様子である。
今年の工事はこうして終了したが、来年は早々から外回りの外壁取付などが行われ、
完全に外回りが出来た時点で内装工事が着々と行われていくのであろう。