1999年03月


庭関連
  いよいよ住宅完成の最終月となった。3月始めに再び家族全員が集まり、 庭に関しての打ち合わせをする事になったのである。具体的な打ち合わせ内容は、 既に予算計上している3台の車が置ける駐車場スペースのコンクリート張りと、 庭土の盛り土についてである。
  駐車スペースについては、雨水の流れを良くするための傾斜や約4m幅のスペースに対し、 どの位の幅をコンクリート張りするかを打ち合わせる。全幅に対し、 60cm程は父親が植木を植えて隣との垣根にするという要望があったので、 残りをコンクリートとする。ところが義兄と姉は単純なコンクリートでは我慢ならないらしく、 インターロッキングを希望しているが予算的に完全にオーバーしてしまう。 私達夫婦自体は単純なコンクリート張りで良いと予め言っていたので、 姉夫婦の余剰予算からコンクリート部分の歩道部分に当たる約1mをインターロッキングとする事になった。 またこの際に大成住宅営業の配慮で、コンクリート施工業者と姉夫婦の直接支払いとさせてくれた。 これにより、大成住宅側が本来利益とする中間マージンが省かれる訳である。
  また庭土についてであるが、父親が建築前から熱望していた植木用の上庭土を入れることになった。 建築前の予想では現地で掘り返し余剰した土が多く出るだろうと考えていたが、 予想外にも余剰土が少なかった為、庭土は予定よりも多く搬入しなければならない。 また植木土は通常の庭土に比べて5倍という高価なものであるが、 当初の予算内に納まるとのことだったので、希望通りの植木土を入れることで決まった。

  この打ち合わせの後、既に最終的に絞り込みをしておいたカーテンの打ち合わせを行う。 建物の中のクロス貼りは既に完了しており、 実際の部屋の様子にカーテンの見本を合わせて決定を行う。
  私達夫婦の場合は、カーテンについては18畳の部屋以外は全て決定していたので、 時間を割く必要もなかった。未定だった18畳の部屋のカーテンも事前に選択しておいたものの中から決定し、 残るのはカーテンレールのみとなった。既にリビングは木製レールに決定しており、 寝室と18畳の部屋のレールをどうするかで悩んだが、寝室は妻の希望通りの物を選択し、 18畳はカーテン自体を高級な物を選択してしまったのでカーテンレールは1ランク下げることになった。


タイル
  今回の建設にあたり、一部の照明器具以外にも施主手配とした物としてタイルがある。 義兄が以前にタイル関係の会社に勤務していた関係から、 今回安価でタイルを仕入れる事が出来た訳である。
  3月にはいると左官屋さんが現場に現れるようになり、タイル貼りの作業に入る。 最初に手を着けたのは姉夫婦の風呂である。私達の風呂はトステムのユニットバスであるが、 姉夫婦はユニットではなく、タイル張りを風呂としていたのである。 INAX製のバスタブが据え付けられ、その後に左官屋さんがタイルを取り付け始める。 ほぼ完成状態を見たが、私達夫婦のユニットバスが貧相に見えてしまうほど素晴らしい。 緑かかったタイルで中には魚を描いたタイルまでがある。 バスタブ自体は特殊な物を選択している訳ではないが、風呂全体が非常に豪華に見える。
  また風呂が出来上がると今度は姉夫婦側の玄関のタイル貼りを行う。 姉夫婦の希望でタイルは斜め貼りと決まったが、当初左官屋さんは面倒臭がったらしい。 ただこの左官屋さんは非常に気さくな人で、家族からの評判も上々である。
  玄関のタイルも非常に渋い30cm平方角の物を選択している為、非常に豪華に見える。 木製ドアに床がタイルであれば、豪華さもアップすることは間違いないだろう。 それい対し、私達側の玄関はトステムのアルミドアを玄関として採用している。 但し、タイルについては私達も義兄の経由で仕入れを行った。 私達側の玄関タイルについては、煉瓦に近いタイプを選択している。 玄関外は本当の煉瓦色をしたタイル、玄関内は黄色かかったタイルを使用しており、 共に15cm平方角の物を利用している。姉たちの玄関とはまた違ったイメージとなるだろうが、 未だにタイル貼りには着手されていない。


大成住宅営業について
  今まで大成住宅営業担当としてしか紹介していなかった人達について、ここで少し触れておきたい。 私達の家族の住宅を建設するにあたって、大成住宅では2人の営業担当がついている。 通常の場合は営業担当1人で対応するのが一般的なようだが、 今回に限っては規模が大きいと言うことで2人で対応となっているらしい。
  営業のうち1人は、マネージャークラスの人である。 地方の住宅会社にしては非常に洗練されており、 マネージャーらしく押さえるところは押さえるタイプの人である。 喋り口調も穏和で非常に好感の持てる人物であり、父親はこの人を絶賛している。
  またユーザーサイドに立った営業の仕方であり、 業者を交えた3者の打ち合わせでも積極的に価格交渉をしてくれるのは頼もしい。
  もう1人の営業は30歳代前半であるが、 マネージャーに比べると喋り下手かもしれない。 実際の担当はこちらの営業だと思うのだが、 非常に寡黙なタイプで借り入れ等の細かい計算などはこの人が算出してきているようである。 真面目なのだがキャラクター的にも非常に面白い。
  一見すると非常に凸凹コンビに映りそうな営業ではあるが、 実は非常によく出来た組み合わせであり、 ほぼ完璧い近い形の営業サポートが行われていると感じている。また、 陽気な工事責任者も相まって、実際の建築が始まってからは不満という不満は出ていない。
  大成住宅は静岡県下のみで商売をしている一種ローカルな住宅会社ではあるが、 静岡県民の風土性を地元だからこそ良く理解していると言える。 元々大らかな人柄と言われる静岡県で大らかな住宅会社がマッチしない訳がない。 全国的に見れば大成建設の関連かと勘違いされそうだが、 特にゼネコンである大成建設とは繋がりはないようである。 県下では三井ホームを押さえて2×4住宅の建築実績がある。 この実績が対応、サービスの良さを物語っているのかも知れない。


家財購入
  2月下旬から本格的に検討に入った新住居での家財の購入が始まる。 具体的には、
・寝室用のベッド
・リビング用のテレビ台
・チェスト
・18畳用の棚
・テレビなど家電品
などである。これ以外の物で既に購入済みの物もあるが、 余り早く買い求め過ぎると業者に商品を長期預けておく必要が生じる為に今までは買い控えてきた。
  ここに来て、引き渡しの目処もついたのでこれらの購入を決めていくことになった。 まず最初に決めたのは家電品である。実家側も冷蔵庫、テレビなどの購入を希望していた。 たまたま新住居付近の大型家電に出向き相談をすると、 お得様商談会を催すのでその日に来て欲しいと言われて招待状を受け取った。
  日をあらため、その商談会に出向き、
・父親使用のSONY製29”高画質テレビ
・父親使用のVictor製S−VHSビデオ
・姉夫婦使用の居間設置のSONY製29”テレビ
・姉夫婦使用の松下製21”テレビデオ
・実家側使用の三菱製冷蔵庫
・実家側使用の三菱製掃除機
・私達夫婦使用の18畳設置のSONY製34”高画質テレビ
などの購入を決める。勿論、これだけの家電を一斉に購入するのだから、 それなりの値引き交渉はした上の決定である。商品の3年保証、 搬入設置、不要家電の引き取りなどは当然である。

  また日をあたらめて、私達夫婦は18畳の部屋に設置する棚を購入しにホームセンターへ出向く。 普通ホームセンターで特売されているスチールラックなどは、 商品が在庫限りというケースが多い。後から部品を取り寄せたくても、商品が無かったり、 酷いケースではメーカーすら判らなくなっている場合が多い。
  そこで今回購入する棚は、同じスチールラックでもちゃんと部品も販売しているメーカーを選択することにした。 購入した棚は、幅151cm、高さ179cm、奥行61cmと言う大きな物である。 これを選択した理由は、18畳の部屋の非勾配部分に設置出来、 部屋のドアを開けた時に干渉しないという条件を満たす最大の物であったからである。 またこの棚は標準で棚板が5枚付属しているがそれでは不足である為、 追加で注文をしている。と言うのも、 この棚には現在実家で保管しているビデオテープを置きたいと考えているからである。 事前にテープの大きさを調べ、現地でも試算したが5枚の棚板では不足であった。
  またこのスチールラックは、色がアイボリーしか用意されていない。 部屋のクロスが黄色である事を考えると部屋に合わない訳ではないが、 やはりオーディオ関係の収納を黒にしている以上、このスチールラックも黒が望ましい。 ホームセンターにからメーカーに問い合わせて貰ったが、色はアイボリーしかないとの回答。 仕方がないので知り合いを通じて塗装屋で艶消し黒で塗装して貰う運びとなった。

  そして家具の購入である。静岡市は木工製品の製造が盛んな所だけあって、 多くの大型家具店が店を構えている。そんな家具屋を何店か回り、 ベッド、チェストなどの目星をつけておいた。しかし、 その商品が置いてある家具屋は静岡市内ではなく、近郊の藤枝市の家具屋であった。


内覧会1週間前
  いよいよ1週間後に大成住宅主催の内覧会を控え、工事の方もほぼ終盤の追い込み状態となった。 3月第2週の日曜日、既に建物内の扉は全て取付が完了している。また、 電気のスイッチ類の工事も完了していた。既に照明器具の取付は終了していたが通電はしていなかったのが、 この時には既に通電もしていて全ての照明を点灯させることが出来るようになっていた。
  扉が取り付けされたことで、今まで南側部屋の窓から入り込んだ光のおかげで、 北側の部屋や洗面所なども明るく見えていた。ところが扉が付くことと、 部屋の感じは一転する。クロスなども一気に落ち着いた感じに見えてくる。特に18畳の部屋については、 クロス貼りをした直後は壁面のクロスと壁面より1ランク明るい色を選択している天井のクロスのギャップが気になっていた。 ところが部屋に入り込む光量が扉の取付によって遮られ、ギャップを感じなくなったのである。 更にフローリングにおいても、汚れ防止の保護材が取り外されたのも、 このギャップが無くなったことに関係しているかも知れない。

  照明器具の方は、1階玄関ホールと3階エレベータ前ホールがセンサー付きを選択している。 人の動きを察すると自動点灯し、一定時間が経過すると消灯することは判ったが、 壁面に付けられているスイッチの操作方法については不明な点が多い。
  写真で掲示されている18畳の部屋の照明については、 イメージ通りのライトアップが出来て非常に満足している。 この部屋はプレジャールームとして、来客用の部屋としての用途を考えており、 照明にも拘った部屋の1つである。また大型のテレビを配置し、 映画鑑賞時のイメージ作りの為にも通常の蛍光灯照明の他、 ライトコントロール可能なダウンライトは必須であった。 このダウンライト6灯がそれぞれの壁面を照らすことで劇場的なイメージを醸し出すことに成功している。


クロス張りの扉
  これら照明やフローリングについては非常に満足をしたが、1点だけ不満点がある。 それは扉についてである。と言っても各部屋入口に取り付けられている扉ではない。 各部屋入口に取り付けられた扉については、バリアーフリー申請をしているだけあり、 通常の物よりも幅広の木製で非常に満足している。問題なのは、 リビング物入れと1階階段下物入れの扉である。 実家側ではこれら場所についても各扉と同色の造作品を使用しているが、 私達はここについてはこの様な造作品を使用せず、周りの壁面と同じクロス張りの扉としていた。 勿論、この方が安価であることは言うまでもない。
  ところがこれらクロス張りの扉に付けられている取っ手が気に入らない。 と言うのも以前、内覧会で同じ取っ手を付けた住宅を見たのだが、 その取っ手が付けられているだけで家全体の高級感が無くなってしまったのである。 それと同じ物が我が家にも付けられており、これは変えて欲しいと感じた。
  早速市内のホームセンターに出向き、代替となる取っ手を探す。ホームセンターだけあり、 品揃えも豊富ですぐに代替商品が見つかる。これらを自腹で用意し、 大成住宅側に交換を掛け合うと翌日には了承の返事が返ってきた。 なんとか内覧会前には交換をして欲しいものである。


問題点
  内覧会直前になって、建物内のクリーニング処理が施された。 が、ここで新たな問題を発見してしまうことになるのである。
  1つは床である。トイレと浴室以外は基本的にフローリングを選択しており、 3階部分についてはコンクリート張りの上、防音ゴムマットを敷き、 その上に松下電工製のフローリングを張っている。またこのフローリングは、 実家側居住スペースで採用している物とは違い、1枚毎板が分かれているタイプで値段も高価らしい。 だがその床から軋み音が発生しているのである。この様な音に関するクレームと言うのは、 気になる人は気になってしまうものである。
  特に南側子供部屋とLDKの限られた場所ではかなり床の沈み込みと軋み音が発生している。 実際に入居して家具などの調度品を入れてしまうと軋み音の発生する場所は変わるかもしれないし、 もしかしたら音は発生しないかもしれない。この軋み音については、 大成住宅側でも認識をしており、自分がその件で問い合わせをする以前に処理を開始していた。
  最初に行われたのはシリコン材の注入である。 ところがゴムマットの中にシリコンが吸い込まれてしまい、 思うような効果が得られなかったらしい。そして次に行われたのが釘打ちである。 釘を打ち込んで上からフローリングと同色の樹脂でペイントする方法である。 しかし自分はこれについては非常に不満を感じた。不特定な場所に釘を打ち込み、 かつ適当なペイントでは折角のフローリングが台無しとなるからである。 自分も妻も、この軋み音についてはある程度の理解は示しているつもりである。 つまり階下への遮音性を重視している以上、多少の軋み音は仕方無いという考えである。 またゴムマットがクッション材となっている為、非常に暖かみのある柔らかい床は決して嫌いではない。 だが一番効果があると言うだけで、むやみな釘打ちはいいとは思えないのである。
  この件に関して、大成住宅営業の2名、工事責任者それぞれに話をしたが、 大成住宅側として時間をかけて問題のある点は対処させて欲しいという非常に前向きな返答をしてくれたのは救いである。
  もう1つの問題点は汚水流しである。これは完全に大成住宅側のミスで、 内覧会後に上下水道管の配管、汚水流しの設置、クロスの張り替えを行うそうである。


内覧会
  3月唯一の3連休に私達家族の住宅を使用した内覧会が行われた。もう一軒、 同じく静岡市内で完成した住宅と2棟同時の内覧会の開催である。 ところが3連休の前半2日間はあいにくの悪天候で、通常の内覧会に比べ客足は延びなかったようである。 期待された連休最終日は好天だったにも関わらず、やはり客足は延びなかったらしい。 と言うのも前半2日の天候不順の為、最終日に出かける人たちが多かったのではないかというのが大成住宅営業の意見である。


現地確認
  内覧会直後に現地確認が行われた。 既に引き渡しと同じ状態になっている建物の問題点を大成住宅営業と工事責任者を交えて確認していくのである。 最初に私達夫婦の箇所について行われたが、ここでの最初の話題はフローリングについてである。 この内容については既に連絡済みである。これ以外に扉の傷、キッチン回りの施工ミスなどについて指摘を行い、 これらについては対処をして貰うことになった。この時、 発見出来ない問題点についても後日の指摘でも良いとのことなので、それ程焦って探し回る必要性も無い。
  また引き渡し日についても再決定する。当初は26日に引き渡しを行う予定だったが、 この日が仏滅と言うことで一応縁起を担ぎ、翌27日に変更する。27日は大安だそうである。 但し、予定通り26日より私達夫婦は現在住んでいるアパートからの荷物の移動を開始することになった。 27日にはガス、キッチン、電子錠、電気関連の機器の操作について説明が行われる。
  そしてこの後に大成住宅営業から精算について説明が行われた。精算というのは、 当初の契約からの変更点等をまとめ上げ、最終的な金額の提示のことである。 はっきり言って施主手配品などもあり、当初の予算から一体幾らオーバーしているのかは、 その場では明確では無かった。しかし、当初の予算から大きく変動していないことだけは明確である。 精算で発生した費用については、引き渡しに合わせて大成住宅側に支払いを行うことで了承した。 但し、計算間違いなどによる不審な点があれば、それらについては調査の上、 再精算という形をとってくれるので先に提示金額を支払うことについて何の不安もない。

  この後、私達が行った課程を実家側の家族も行った。午後5時から2時間半ほどの時間を要した。


引越準備
  引き渡しを前にして、私達夫婦は非常にドタバタしている。約1ヶ月前から少しずつではあるが、 ダンボールに物を詰め始めていたのだが日常生活を停止するわけにもいかないので、 結局普段使用している物については1週間前、物によっては数日前の詰め込みとなってしまう。
  アパートの中はダンボールの山である。正確な個数さえ把握出来ない状況だが、 少なく見積もっても80個はあるものと思われる。書籍、 衣類など破損しないものについては梱包も簡単であるが、食器や陶器、 家電品などについてはかなり慎重な梱包をしている。
  また実家に置いてあったビデオテープの箱詰めもこれに平行して行う。 ビデオテープの正確な本数はやはり不明だが800本ほどはあると思われる。 28日の引越の際に、車を実家に回して積み込みを行おうと考えていたが、 運悪く実家付近の道路が工事中で通行止めとなっていた。 この為、梱包した重たいビデオテープも事前に自家用車に詰め込む羽目となってしまった。

  また新居で必要な小物の購入も時間を見て買うことになる。トイレや浴室で使用する物、 ティッシュなどの消耗品、庭の手入れに必要なスコップなどである。 この他にテレビや冷蔵庫をフロリーングにそのまま設置すると床を痛めてしまう可能性があるので、 ビニールやゴム製のクッション材などの購入もしたのである。


引き渡し前日
  当初引き渡しは3月26日を予定していたが、仏滅ということもあり翌日に延期されていた。 だが私達夫婦の引越は予定通り、この3月26日から開始されたのである。 この日程がずれてしまうと、現在住んでいるアパートの月末までの引き払いが出来なくなってしまう可能性もある。
  当日、私自身は早朝5時には起床し、色々な準備を行う。妻が6時半過ぎに起床。 出かける準備をし、まずはビデオテープ陳列用のスチールラックの引き取りに出かける。 このスチールラックは元々クリーム色であったものを知り合いを通して艶消し黒に塗装して貰っていたのである。 このスチールラックの引き取りが終わるとアパートに引き返し、その他の運搬品の詰め込みを行った上、 現地へと向かう。この日運搬した物はスチールラックの他、オーディオ機器、実家に置いてあったビデオテープ類、 スーツなどである。
  現地ではオーディオ機器の設置、私達自身によるワックスの再塗装などを行う。 既にワックスはクリーニング業者によって塗装されていたが、 たまたま知り合いから良質のワックスを譲り受けた為、これを使用することにした。 評判通り非常に塗りやすく、輝きもいいのには驚いた。
  この日、夜まで現地に留まることになったのだが、外構工事業者は庭回りの作業を、 エアコン取付業者は機器取付をしていた。この他にエレベータ業者によるエレベータ引き渡しと残金の支払い、 大成住宅手配の電気工事の業者によるテレビアンテナ微調整なども行われる。 また家電店とオーディオショップにそれぞれ発注しておいた大型テレビ、スピーカー類の納品もこの日に行われたのである。


引き渡し当日
  引き渡し日の3月27日、土曜日。この日から建物は私達の所有となり、 全ての管理責任も自らが負うことになり、公共料金等の請求もこの日から私達宛に請求される。
  引き渡し自体は午前10時から行われることになっていたが、 私達夫婦は現地に午前7時半過ぎに入りワックスがけなどを行っていた。 家具やベッドなどを配置する場所はワックスをかけようと思っても物が入ってしまったら、 そう簡単には動かして作業することが出来ないので、予めその様な場所には数度に渡ってワックスがけをした訳である。
  10時になると大成住宅営業、工事責任者、各業者が集まってくる。私達夫婦は最初にガスコンロ、給湯器、 電気機器などについて業者からの説明を受ける。それと同時に実家側家族は、大成住宅側と引き渡しに伴う説明、 書類等の受け取りをしていた。それが終了すると今度は相互入れ替わり、私達が引き渡しについての説明を受けることになる。 この際にマスターキーを受け取る。このマスターキーを鍵穴に差し込むと、 工事の際に使用していた工事キーは使用出来無くなる仕組みらしい。説明後、早速そのマスターキーを鍵穴に差し込み、 その後に工事キーを差し込んでみると確かに施錠も開錠も出来なくなっていた。これにはなるほどと感心した。
  この引き渡しが終了すると大成住宅と業者は引き上げて行き、私達夫婦は明日の引越受け入れの為の準備を再開する。 また前日オーディオ関連のラックや設備の設定は完了していたが、 実家からつい先立って移動させた800本余りのビデオテープを収納する大型のスチールラックの組立を行う。 ホームセンターの一般のスチールラックと違い、このラックが本格的な物である。まず組立後の大きさは、高さ180cm、 横幅150cm、奥行き50cmと言った具合で、単体の重さも60Kgはあるだろうと思われる。 また棚1段に対して80Kgまで耐えることが出来るようになっている。これを1人で組み立てることは不可能で、 階下で小荷物の運び込みを行っていた家族にも組立を手伝って貰うことになった。
  こうして引越前日もあっという間に時間は過ぎて行く。引越後も含めて、数日間ずっと弁当、 インスタントラーメンと言う日が続いているが、これは仕方のないことだろう。


引越当日
  引越当日の朝はあいにくの雨天である。天気は早朝には回復すると前日の予報では言っていたが見事に外れている。 引越は午前9時から開始される。今回の引越は業者に依頼していないので、 引越を手伝ってくれる人の頭数でどれだけ早く作業が終わるかが決まる。この日、 妻の会社の関係からトラックの運転手さん4人、そして私の会社の同僚6人が応援として駆けつけてくれた。 全員が定刻9時に集合してくれたが雨は相変わらず止む様子はない。
  まず運転手さんが乗ってきてくれた2トンのトラックに大きな家財である冷蔵庫、洗濯機、乾燥機んどから運び込む。 これら家電品の後にタンスと食器棚を載せ、余剰した場所に予めダンボール詰めしておいた物を載せる。 大型家電とタンスなどは運転手さんに運び出しをお願いし、細かいダンボール類を会社の同僚が運ぶ。
  この2トントラック一般に荷物を載せるが、アパートの荷物は載り切らない。2回に分けて運搬することにし、 初回の運送を始めることにする。この時に妻は同僚ら3人と運転手さん全員と共に新居へ移動。 私と残り3人の同僚がアパートに残り、残った荷物の運び出しを行うことになった。
  トラックが出発して1時間半ほどして、2度目の積み込みが始まる。この時、 アパートへ戻ってきたのは運転手さん2人だけである。既に大型の荷物は無かったので、 トラックへの積み込みも非常に簡単である。
  アパートのある場所と新居までの距離は車で20分足らず。積み込みが終了するとすぐに新居へと向かう。 現地に到着すると既に大型の荷物は所定の位置に設置されており、 家電品についても電源を差し込むだけの状態になっている。 これもこの引越の運転手さんの中に、三菱電機静岡製作所に勤務されている人がいるから、 これほど手早く電気製品の設置が完了したのだろう。
  こうして引越は、午前9時に開始されて午後2時には運び込みを終えていた。これは運搬に慣れた人たちの協力と、 運び手の多かったこと、そしてエレベータが効率的に3階まで運びあげたからだろう。



住み始め
  荷物はなんとか運び終わったが、これで全てが終了したわけではなく、まだ梱包されたままの物の開梱、 収納と夫婦で行わなければならない作業は沢山ある。また生活をしていく中で、 必要となる物や欲しくなるものもたくさん出てくるに違いない。
  しかし、当初の目的である”スウィートホーム”に関しては、 入居をした時点で目的を達成した。今後は、”スウィートホーム日記・生活編”として、 完成後の我が家について掲載していきたいと思う。