
1999年05月
買い足し
4月は階下の家族にとってはあっという間に過ぎていったに違いない。
とにかく引越の片付けに追われる日々を過ごしていたからである。そんな中でも私達夫婦に至っては、
調度品などの購入も着々と進めている。
まずは18畳のプレジャールームに置くソファーである。実家側家族の引越当日の空き時間に、
家具屋へと足を運んで色々なソファーへと実際に腰掛けてみた上で、
背もたれが頭の上まであるという3人掛けの物を購入している。これについては、
妻はしっかりと頭を支えてくれて良いという事と価格が安かったことで推した。
私自身は価格面では非常に納得がいっているものの、映画を見る際に使用することを考えると、
後方スピーカーの音を遮る点で不満があった。しかし、結果としては金額を取る形となる。
また部屋の殆どがフローリングとなっている為、キズ対策も必要となっている。
実際に実家側居住スペースと私達夫婦居住スペースのフローリングの使用材は異なっているのである。
実家側居住スペースでは大成住宅標準で使用の物を使用しているのだが、
私達の居住スペースでは階下の音対策も考えて別の物を利用している。このフローリング材は色感は非常に良いのだが、
人の歩いた跡だけでもキズになってしまうのである。勿論、ワックスの数回がけは行っているが、
調度品などを設置する際にそのワックスさえも削り取って素材自体にキズつけてしまう可能性がある。
よって各調度品とフローリングの間に2,3ミリの厚みのあるビニールシートをカッティングして敷くことにした。
テレビ、チェスト、AVラックは勿論のこと、ビデオテープを収納しているスチールラックにはゴムマットを入れている。
これ以外にはクローゼット内に据置くコート掛けなどをホームセンターで購入している。
クローゼットに関しては間仕切りはしてあるが吊り下げるパイプなどは用意されていない。
よってカラーボックスやスーツ・コート掛けの様な既製品を購入する必要があったからである。
3畳のクローゼットについては当初から細かい打ち合わせをしてあり、
正面から左側にコートなどを吊り下げる為のパイプ、そしてその上段に棚が用意してある。
右側については3段の間仕切りがされているだけであるが、
ここについては当初よりプラスチック製の衣装ケースを収納するように考えていた。
ここに収納されたプラスチックケースは、天馬製の”Fits”ブランドのケースが18個ほど収納されている。
このケースの中には各衣類が納められている。
お披露目
新築の住宅を建設した後に待ち受けているのが、新築祝いと称したお披露目である。
この先端を切って父親の高校時代の友人達の集まりである甚六会が4月29日のみどりの日に行われている。
そしてこの第2弾として私の会社の諸先輩を招くお披露目が5月1日の土曜日に開催されることになった。
会社の直の上司の他、引越の際に新居に来て貰えなかった人達を中心に8人ほどの人達が遊びに来て貰っている。
この席上のメインはやはり酒宴であることは否めないが、訪問してくれた人達に私達居住スペースをじっくり見て貰うことが出来た。
この際にじっくり見て貰ったのが屋上とプレジャールームである。
プレジャールームでは実際に大音量での映画上映などを行って、来ていただいた人達に驚いて貰うことが出来た。
翌5月2日には、義兄の家族を呼んでのお披露目が行われている。私達夫婦はこの席に参加していないが、
義兄のお母さん、お兄さん家族、妹さん夫婦が訪れており、実家側の家族と酒の席を設けており、
実家側の居住スペースのお披露目を行っている。
それから時間が経って、5月下旬には妻のお父さん、お婆さんにお披露目が行われる。
この際に前回のお披露目に参加出来なかった義兄のお父さん、そして前回も来ていただいたお母さんも参加いただき、
実家側のリビングで酒宴が繰り広げられる。前回、義兄のお母さんも見ていただけなかった私達の居住スペースを、
今回はお父さんと共に見ていただくことができたのである。
建築後のフォロー
家の引渡しが終了して住宅会社と繋がりが無くなったわけではない。5月下旬、
大成住宅の営業が我が家にやってきている。と言うのは、フローリングに無造作に釘打ちされた場所の保全を行うために、
家具等の補修専門の業者を同行させて状況把握をしに来たのである。この釘打ちについては、
引渡以前から大成住宅側で責任をもって対処すると約束してくれた件であり、それを早々に実行に移したと言える。
実際に現状では釘打ちした場所は明らかに目立っている状況で、
更に釘の打ち込みした上に木目に目立たないようにと塗り込んだ樹脂材は早くの剥げていて、
床に銀色の釘の頭がしっかりと判るような状況となっている。ただ生活には全く支障がない。
業者が現状確認を行い、6月下旬にこの保全を行うことが決まっている。
またこの時に電気関係の再精算も行われている。と言うのも引渡時に精算自体は済まされているのだが、
電気関係の金額が合わないのである。私達なりにそれを計算してみると、
どうも最後の最後に変更をした3階エレベータホール前の照明のようである。当初は大成住宅手配としていたのだが、
機器変更に伴ってこの場所は施主手配に変更しているのである。大成住宅営業も私から渡されている資料を元に、
何度も積算を行っているがこの違いは見い出せないままと言う。だがこちら側の言い分も全く正しい為、
その分の差額を返却してくれることになったのである。とても不思議なことであるがその差額は8000円程度であり、
お互いに別にそれ程惜しい金額でも無かったこともあって、大成住宅側が簡単に返却すると言ってくれたのである。
この他には実家側の家族とやはり照明器具の金額について打ち合わせを行っているようである。
実家側については照明器具の選定に非常に甘く、金額の詰め自体も良くなかったと言わざるを得ない。
こちらについても大成住宅側から説明の上、家族が納得した形となっている。
大成住宅の批評
完全に引渡しも終了して、大成住宅としても我が家としてもホッとしたところである。私達家族としては、
広々とした新居を手に入れ、大成住宅としては3階建ての区分登記型住宅の実績も出来た訳である。
アプローチ活動から現在までの大成住宅について総括してみたいと思う。まず良かった点だが、
・構想段階から非常に積極的な営業アプローチを行っている。
・営業2名体制でユーザー側に安心感を与えている。(なお今回は特殊な住宅だった為、2名の営業が付いている。)
・アプローチの際に”一緒にいい住宅を造っていきたい”と言うちょっと臭い台詞を。但し、この言葉に誤りは無く、実行されている。
・静岡の地域柄を象徴するのんびりした住宅会社である。
・地元の2×4住宅実績1位。全国的には三井ホームが圧倒的にシェアを持ち、2×4住宅協会の会長も三井ホーム社長が就任。
但し、県内に於いては大成住宅の方がシェアが高い。
・価格競争に最期まで踏ん張った。
・評判が良い。地元の有力企業に助言を求めた際も、大成住宅については高い評価をしている。
・営業、工事監督を交えての打ち合わせの際、積極的に良い物を安価で提供するように工事監督に要請、実現。
・トータルコストは、やはり全国規模の大手に比べて安価。
・ユーザーの我が儘を聞き入れてくれる。例えば、1階階段下収納や3階リビング収納の取っ手などが挙げられる。
・契約時より実際に良い物がつけられてしまっていた場合でも、契約時の金額で対処。但し、
悪い物が付いていた場合はすぐに交換してくれる。
・各機材メーカーへの積極的な価格交渉。
などと言った点がある。
逆に悪い点として、
・静岡的で口約束により打ち合わせの日程が間違っていた事が数度ある。
・試算計画書を作成しているが、読みが甘すぎる。
・一時金や手数料などの入金や証明書類などの提出を求められるが、日程的な余裕もなく急に言われることがある。
・ペンディング事項の調査依頼しても忘れているケースが結構多い。
・職人と言うこともあるが、大工が施主の前でも大成住宅工事監督に非常に強い態度に出ている。
・細かい箇所の工事を相談無しに施工しているケースがある。
・一部の箇所で雑な工事が見受けられる。但し、その箇所については指摘し、再施工。
・使用している部材に高級感に欠ける物がある。
・現場、工事監督、営業のコミュニケーションがしっかり取られていないことがある。
と言った具合である。
・現場での施主への配慮に欠ける面がある。(営業を除く。)
住宅自体はどんな会社と契約しても、外観や見た目にはそれなりの物に仕上がるのではないだろうか。
しかし、ここで重要なのは如何に営業が足を運び、クレーム対応出来るかで決まってくるのではないだろうか。
勿論、宮大工にでも頼むのならば別だろうが、現在では住宅会社は下請けの工務店を使用して実際の建築を行うケースが殆どである。
そんな中でか各社の特徴、特色を見出すのも非常に難しいと言わざるを得ない。