1999年06月


経験して判ったこと
  実際に住み始めて分かり始めたことと言うのは結構あるものだ。と言うよりも住まなければ発見できないことの方が多いだろう。
  まず最初に判ったのは電気照明のスイッチである。この配置に関しては、あれ程綿密に行った打ち合わせの中でも比較的軽く流していた要素である。 コンセント数やコンセント配置に関しては相当悩んで位置を決定していたが、スイッチに関しては提案の場所からの変更や追加も一切無かったのである。 そんな中で実際に不便だなと思ったのは、キッチンから主寝室として使用している部屋への廊下の照明である。 通常、3階スペースで最後に寝るのは私であるが、その室まで行くのに暗闇の中を歩く羽目になっている。 そのパターンを説明すると、まず18畳の部屋で照明を使用しているのは西側半分のみである。 ダウンライトと東側照明は、寝室側の扉横にスイッチが用意されているが、日常で使用することはまず無い。 部屋の機器の配置の関係から西側にパソコンが設置してあり、西側の照明のみしか使用しないのである。 その部屋の西側扉から一旦廊下に出て、すぐリビングへと入る。ここにインターネット通信に使用する無線装置が設置してある為である。 そしてそのリビングの照明を消してしまうと寝室までは一直線ながら照明は無いのである。 もし寝室までの間の廊下の照明を点灯させたとしても一旦寝室に入り、寝室の照明を点灯させた上で廊下の照明を消しに来なければならないのである。 通常階段などでは上階でも下階でもスイッチ操作が出来るようになっているが、この仕組をこの廊下にも取り入れれば良かったと考えている。
  また寝室の扉、クローゼットの扉が干渉しあっていることも気になっている。 プレジャールームから廊下に出ようとした場合でも、寝室の扉が開いている場合は入口が塞がれており、一度寝室の扉を閉めなければ廊下に出れないのである。 これについては寝室の扉を内側に開口するようにすればよかったのだが、そうしてしまうと6畳の部屋がフルに使用できなくなってしまう。 これはクローゼットについても言えることである。プレジャールームの扉は当然ながら内側開口となっている。
  これ以外には大雨が降って始めて判ったこともある。雨漏りは無かったが、3階屋根に設置されている雨樋である。 集中して雨が降るとある1ヶ所に雨水が集中して流れ込むのだが、その雨水の勢いが雨樋の幅以上に達してしまい、階下の2階のベランダに滝のように落ちるのである。 これについては大成住宅に連絡をし、雨樋の外側に壁の様な物を取り付けて階下に落ちるのを防ぐように施工した。 しかし、6月の大雨ではこの施工よりも雨水が多く、その7割ほどが階下へと流れ落ちているようだった。 この件については再度、大成住宅に対応してもらうか現在検討中である。
  これは私達の住んでいる環境に依るものと思われるが虫が多いのである。その虫が網戸をくぐり抜けてしまう。 回りが田畑が多いという事は、虫などの生息しやすい環境である。この為に梅雨時期に多くの虫が発生し、晴れの日の夜に明かりを求めてやってくると思われる。 梅雨時期の蒸し暑い時でも3階は風が通る為非常に涼しいのだが、この虫の為に容易に窓は開けられない。 網戸用の殺虫剤もい試してみたが、網戸を通り抜けられない虫には効果絶大である。 また通り抜ける小さな虫の2割程度が網戸の内外で駆除出来、3割が部屋無いで駆除出来るが残りは対応出来ない。 現状では網戸を開ける際は照明を消し、屋外に殺虫灯を付ける方法しかない。



エレベータの保守開始
  5月下旬の時点で日立ビルサービスとホームエレベータの保守契約の締結をしている。 これにより我が家のエレベータは、閉じこめの時の救出、年1度の法令点検が行われる訳である。 月額費用は5000円で年間で60000円である。これには法令点検費用が含まれている。 保守契約未締結の場合の法令点検のみは20000円と聞いている。
  但し救出が保守の目玉であり、機器の復旧費用は一切含まれていないので、それらに掛かる費用は別途である。 また救出時に屋内に入る為の玄関錠をメーカーと同意の上で用意をしなければならないのだが、 この件はペンディングとなって既に1ヶ月が経過したが、日立ビルサービスからの回答は一切無い。
  また6月1日からの保守開始ながら、実際のエレベータ内に設置される緊急電話設備の開通は6月中旬に工事が行われることになった。 これについても非常に疑問に感じている。

  その緊急連絡用の電話設備の回線工事が6月中旬に行われることになった。 日立ビルサービス側からは、基本的にはアナログ回線を単独で用意することを強く勧められたのだが、ユーザーとしてはこれは不経済である。 そこで今回のISDN回線引き込みが決定したのである。 日立ビルサービスでは、まだISDN回線でのホームエレベータ監視の実績が少ないとの回答であったが、今後は急増していくことは必至である。 と言うのもNTTが新規契約が伸び悩んでいる事情からアナログ回線からISDN回線への切り替えキャンペーンを大々的に行っているからだ。
  今回の我が家のISDN回線ではエレベータ、パソコン、電話、FAXなどで回線を多用する。 非常に複雑な使用方法であるが、T/Aと言う装置を介してエレベータに電話回線を送り込んでいる。 そのT/A装置が日立ビルサービス側で実績の無い商品であった為、住宅完成以前に日立に商品を送り検証済みとなった。 ところが当日の工事ではどうしても監視センターからの初期信号の受け取りがエレベータ側で出来ないのである。 確実にセンターから電話がかけられているのだが、エレベータがその電話を受け取らないのである。 四苦八苦した挙げ句、工事に来てくれたサービスマンは日程を変えてまた来ることになった。 このサービスマンは、技術者ながら非常に接客が巧くて好感が持てる。
  その後、工事に来たサービスマンから2度ほど電話があり、こちらのT/A設定変更の依頼を受けた。 そして平日の夜8時に再び接続試験が行われた。私もコンピュータ側からのT/A設定を何度も変更したがなかなか繋がらない。 結果としては夜10時頃になってエレベータの信号を受け取ることに成功し、その後のテストは全て終了した。
  この試験後にサービスマンに何故うまく接続できなかったのかを尋ねると、よく判らないと言いながら苦笑いをしている。 ただISDN回線の場合はうまく繋がらないケースが今までも多く報告されているとのことだった。
  だがこれで我が家のエレベータは日立ビルサービス側で監視をされ、閉じこめられた場合も救出して貰えることだろう。